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ゲームはWeb3の普及において重要なジャンル。WebXのセッション「日本のWeb3国家戦略 今後5年で進むべき道を徹底議論」をレポート
Astar Networkのファウンダー渡辺創太氏,デジタルガレージの取締役かつ共同創業者の伊藤穰一氏,自民党のweb3プロジェクトチームで座長を務める衆議院議員の平 将明氏が登壇。CoinPostの代表取締役CEOである各務貴仁氏がモデレーターを務めた。
現在のブロックチェーンは,ゲームをプレイするにはクオリティが低く,投機目的のユースケースばかりだと指摘する伊藤氏。メールと同じで投機もなくなることはなさそうだが,投機以外のユースケースが出てくることが重要だと語った。また,インターネットがほとんどのビジネスに関連しているのと同じく,Web3もほとんどのビジネスに関連することになるだろうと予想した。
現在の日本はWeb3領域におけるポジションがいいので,世界を代表するようなプロダクトを日本から発信し,GAFAのような巨大企業を生み出すチャンスがあると語った。
最近のアメリカはWeb3をなかったことにしようとしていて,来年の大統領選挙までは状況が変わらないだろうと,伊藤氏が付け加えた。
初日のセッション(関連記事)でも語られたように,デフレで低迷する市場価格をNFTによってグローバル価格へと引き上げることと,メタバースにトークンエコノミーを導入し,ゲームなど日本のコンテンツ産業の価値を最大化することが,政府の戦略だ。
各務氏からユースケースについて話を振られた渡辺氏は,ソニーのような大企業の持つ数十億人規模のエンドユーザーをWeb3に誘導することができれば,日本が世界をリードしてルールを作る側になれると回答。なお渡辺氏のStartale Labsは,ソニーネットワークコミュニケーションズと6月に資本提携している。
また,伊藤氏はWeb3のユースケースとして,ゲームが重要なジャンルだとした。ゲーマーが投機的なWeb3業界を忌避しているという障害はあるが,技術的に最も分かりやすいのはゲームだという。ほとんどの大手ゲーム会社がWeb3を研究していると語り,ブロックチェーンゲームが一つの大きな波となるだろうと予想した。
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