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古今東西のアケコンが大集合した「EVO アーケードスティックミュージアム」を写真で振り返る[EVO Japan 2023]
本稿では,会場の一角に設置されて来場者の目を引いていた「EVO アーケードスティックミュージアム」のフォトレポートをお届けする。古今東西のさまざまなアーケードコントローラが展示されていたので,懐かしく思う読者も少なくないだろう。
SNK:Neo Geo Arcade Stick(1990)
会場に展示されていたなかでは,最古のアーケードコントローラがこちら。家庭用NEOGEOに向けて作られたデバイスで,セイミツ製のジョイスティックとボタンを備えている。
カプコン:パワースティック:ファイター(1992)
ストIIのコンソール版と日本PC版に合わせてカプコンが製造したアーケードコントローラ。
ホリ:ナムコジョイスティック(1996)
約17年前に登場したアーケードコントローラ。鉄拳2やソウルエッジのプレイ用に販売された。
コナミ:ハイパースティック(1996)
こちらも17年前の一品。「ハイパーオリンピック in アトランタ」と同時に発売されたもの。
セガ:バーチャスティックプロ HSS-130(1996)
セガのアストロシティをそのまんま切り取ったかのようなアーケードコントローラ。2人用のコンパネだけでなく,インストカードも入れられる面白い作りになっている。
アゲテック:セガドリームキャストアーケードスティック(1998)
ドリームキャスト用に作られたアゲテックのアーケードコントローラ。ビジュアルメモリももちろん使用可能だ。
ホリ:リアルアーケードプロ(2004)
連射機能がついた懐かしのリアルアーケードプロ,通称「RAP」。このシリーズにお世話になった人は多いのではないだろうか。
ホリ:リアルアーケードプロ 2 SA(2004)
リアルアーケードプロシリーズでとくに人気の高いアーケードコントローラ。すべてのパーツが三和電子製で統一されている。
ホリ:鉄拳5 アーケードスティック(2005)
鉄拳仕様のアーケードコントローラ。鉄拳10周年を記念して作られたモデルとのこと。
セガ:バーチャスティック ハイグレード(2007)
バーチャファイター5の発売に合わせて登場したセガ製のアーケードコントローラ。
Mad Catz:ARCADE FIGHTSTICK TE S スーパーストリートファイターIV(2008)
「TE」(トーナメントエディションの略)の愛称で親しまれたMad Catzの名機。
Mad Catz:EVO アーケードファイトスティック トーナメントエディション“GOLD”(2010)
金色仕様の「TE」。EVOの上位入賞者などにプレゼントされた。
Mad Catz:ストリートファイター×鉄拳 アーケードファイトスティック PRO(2011)
ストクロ仕様のアーケードファイトスティック PRO。写真のものは,鉄拳シリーズプロデューサーでお馴染みの原田勝弘氏と,元カプコンの小野義徳氏のサインが入った特別な一品。
PDP:モータルコンバット アーケードファイトスティック(2011)
モーコンのためだけに作られたアーケードコントローラ。ボタン配置があまりにも独特で驚く。
Etokki:Omuni Arcade Stick(2011)
コミュニティメンバーのライアン:アンによって開発されたオムニ。日本式のレバーだけでなく,韓国式のいわゆるナスレバーにも対応できる一品となっている。
Mad Catz:EVO アーケードファイトスティック PRO(2012)
EVO 2012を記念して作られたMad Catzのアーケードファイトスティック PRO。Xbox 360用とPS3用に各1000台ずつ生産された。
Razer:アトロックスアーケードスティック(2012)
Razerがアーケードコントローラ市場に初めて参入した時の記念すべき一品。Razerと言えば「Panthera」が今でもプレイヤーに好んで使われているが,作りで似通っている部分は多い。
ホリ:ファイティングエッジ(2012)
プロゲーマーのsako選手が監修を行ったことで知られるファイティングエッジ。スタートやセレクトボタンを無効にするファイティングモードが搭載されているなど,競技者向けのコントローラとして人気を博した。
ホリ:リアルアーケード Pro.3 Premium VLX ダイヤモンド(2012)
アーケード筐体,「VEWLIX ダイヤ」をベースに作られたホリのアーケードコントローラ。お値段は500ドルで,当時の水準としては大変高価なアイテムだった。
Mad Catz:カプコンカップアーケードファイトスティック トーナメントエディション2“PLATINUM”(2013)
カプコンカップ2013の優勝者に贈られたアーケードコントローラ。世界に24台しかない激レア品だ。
Qanba:EVO Q2 アーケードスティック(2014)
Qanba製,EVO公式ライセンスのアーケードスティック。こちらは500台限定でEVO 2014とオンラインで販売された。
Razer:キラーインスティンクト アトロックスアーケードスティック(2014)
キラーインスティンクト仕様のRazer製アーケードスティック。EVO 2014で使用されたレアな一品とのこと
Mad Catz:EVO 2015 アーケードファイトスティック TE2 GOLD(2015)
金色仕様の「TE2」。EVO 2015のメインタイトルのトップ3にプレゼントされた。
Qanba:EVO Drone(2018)
やや小型なサイズ感が人気のDrone。パーツには三和電子製のものを採用している。
Victrix:Pro FS(2019)
アルミの削り出しで作られたVictrixのアーケードコントローラ。天板に春麗が描かれているが,ほかにもリュウや豪鬼,ガイルなど,さまざまなキャラクターのものが発売されている。
Mad Catz:E.G.O アーケードファイトスティック(2019)
久しぶりの登場となったMad Catz製アーケードコントローラ。パーツには三和電子製のものを採用している。
Hit Box:Cross|Up(2021)
レバー(アナログスティック)が配置されたHit Box。ボタンにも方向ボタンがアサインされているハイブリッドなアーケードコントローラだ。
Victrix:Pro FS GOLD Evo(2022)
金色仕様のVictrix。EVO 2022の上位入賞者にプレゼントされた。
Victrix:Pro FS-12(2022)
Victrixのレバーレスコントローラ。EVO Japan 2023の優勝者に副賞として贈呈された。
Mad Catz:アーケードファイトスティック TE3(2023)
再始動したMad Catzが送る「TE」シリーズ最新モデルがこちら。
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