連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第572回「筋トレを再開したネイティブスピーカーのYouTuber」
とはいえ人体には「マッスルメモリー」という便利機能があるようで,一度付けた筋肉を戻すぶんにはそんなに苦労しないんですよ。コンスタントにトレーニングを続けていれば,2kgくらいはあっという間に復活します。
そして最近は糖質制限にも飽きてきたので,新たに脂質を制限する食生活に切り替えてみました。しかしながら食べてはいけないものが分かりやすい糖質制限と比べて,脂肪分のカットを意識した食事というのはなかなか難しいです。肉類でもなるべく脂肪の少ない部位を選ぶとか,それくらい探り探りで挑戦しておりますが,はたしてうまくいくんでしょうかね。この際,毎日の食事を用意してくれる筋肉ムキムキマッチョマンの執事でも雇ってしまおうかと,なかば本気で考え中です。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」第185回では,年始特番としてアナログゲーム企画をチョイス。秀作と名高い「チャオチャオ」と「クイズいいセン行きまSHOW!」をいつものメンバーでプレイしてきました。
新年早々から極めて高度な心理戦(?)が繰り広げられましたが,こうして気兼ねなく自然体で遊べる番組ってのはいいもんですね。次回からまた通常営業に戻りますので,今年も1年どんなゲームを特集していけるのか楽しみでなりません。どうか変わらぬ応援をよろしくお願い致します!
みなさま,大変お待たせ致しました。マフィア梶田のYouTubeチャンネルがいよいよ本格的に再始動しまして,今のところボチボチのペースで動画を更新できております。
メインコンテンツはマフィア梶田の趣味を深堀りする動画企画と,自宅よりお届けするトークライブの2本柱。2011年に開設したこのチャンネル,当時はYouTubeを仕事にするなんて微塵も考えておらず持て余していましたが,「わしゃがなTV」をきっかけに確かな需要を実感できたのは大きかったですね。まともに運用するまでに10年かかるとは,我ながらスロースターターにも程があると思います。
もう一点,自社で動画の撮影と編集を担当してくれるスタッフを確保できたのも良いきっかけになりました。現在,自分の付き人をやってくれているショーンは元々映画業界の人間でして,石原さとみさんの言語指導を担当していた「シン・ゴジラ」の撮影現場で知り合ってから,良き友人関係が続いております。
アメリカ育ちの彼は本物のネイティブスピーカーであり,過去にジャレッド・レトやアンセル・エルゴートといった,海外スターも担当してきたほど有能な人材なんですよ。しかし,そんな彼も多くの映画業界人と同じようにコロナ禍で大打撃を受けており,糊口をしのぐためにアルバイトでもなんでもやらねば……という状況まで追い込まれてしまいました。
しかし,そんなスキルを持った人材を遊ばせておくなんて,もったいないオバケが出ますわな。歴史シミュレーションゲームで言えば,なぜか君主クラスの能力値を持った人材が野に下っている状態ですよ。即雇用でしょ。
……とはいえ,俺は俺で長年すべての仕事をひとりで捌いてきたので,基本的には他人に任せられることってないんですよ。結局は彼のスキルを活かせるような場をなかなか用意できないんですね。どちらかといえば,彼が慣れない仕事に追われる中で才能と体力を擦り減らしてしまうことを危惧しまして,コロナ禍を乗り切るまでは経済的にサポートしたいという意味合いでの雇用でした。
そこで捻り出したのが運転手や身の回りの雑務をやってもらう「付き人」という立場だったのですが,そんな彼からの提案でYouTubeの編集をしてもらったら,未経験とは思えないくらい良い仕事をしてくれたんですよね。動画にデフォルトで英語字幕が付いていてビックリしたでしょう? 実は英語設定でアクセスすると,ちゃんと概要欄なんかも英語に切り替わるんですよ。なかにはマフィア梶田が英語マスターだと勘違いしている人も見かけましたが,アレはすべてショーンの仕事です。彼はどちらかと言えば英語が母国語になるので,誤字脱字など日本語がたまに怪しいのは御愛嬌ということでお許しいただければと(笑)。
英語圏での需要がどれほどあるのかは不明ですが,あって困るものでもなし。たまに英語字幕についてお礼のコメントが付いているのを見かけると,ショーンの頑張りが認められたようで自分も嬉しい気持ちになります。
そんなわけで,ショーンの実績を考えると宝の持ち腐れ的な起用法かもしれませんが,コロナ禍を乗り切って彼が元の仕事に戻れるまではこの調子でお互いに頑張っていくつもりです。どうかチャンネル共々,その中の人も応援いただけますと幸いです。
チャンネル登録で貴方に感謝と祝福を。
YouTubeチャンネル「マフィア梶田」
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