マフィア梶田の二次元が来い！：第571回「人間ドックで現実逃避する2022年の始まり」

でっかいくまちゃん，でっかいおっさん。さて，ここはどこでしょう？

　読者のみなさま，あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もなにとぞよろしくお願い致します！

　それにしても，正月休みというのはあっという間に過ぎ去っていきますね。みなさまも仕事始めで憂鬱な想いをしている頃でしょうか。生きてりゃ飯を食わねばならず，飯を食うには働かねばならぬ。人間ってのは不自由なものですなぁ。

　しかし，我々のようなオタクは現実の不自由に晒されているからこそ，アニメやゲームといったファンタジーから心の救済を得られるというのもまた事実。この際，日常の苦しさをもコンテンツを楽しむスパイスとして利用してやりましょう。目指すは現実逃避のプロフェッショナル！

　そんな生き方のお手本になりたい，なれたらいいなぁと願う2022年でございます。



　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第184回では年末特番として2021年に特集したタイトルの振り返りや，番組初となるリスナーとの生電話企画を実施。ゲストはお招きせずに，いつものメンバーでまったりと2021年を締めくくりました。

　世界中がコロナ禍に陥ってからはや2年，イベントもすっかりご無沙汰でリスナーと対面で交流できる機会がほとんどなくなってしまいました。そんな中で，声だけとは言え，久しぶりに触れ合うことができたのは嬉しかったですね。願わくば2022年こそ完全終息に向かい，また以前のように握手をしたり，肩を組んで写真を撮ったり，そういったこともできるようになれば……と，期待しております。ともあれ，2022年もラジガメをなにとぞよろしくお願い致します！




　人生初の人間ドックに行ってきました。ライターとしてデビューして以来，健康診断すら受けたことのなかったマフィア梶田ですが，現在では複数の会社経営にも関わっていることで，迷惑をかけられない人々が身の回りに増えまして。せめて健康面くらいは責任を持ってシャンとせねばと思った次第です。


　というわけで，新年早々に群馬の病院まで行ってまいりました。こんな時くらい都会の喧騒から離れたかったというのもありますし，実は最近になって運転手兼YouTubeの撮影・編集をしてもらえるスタッフを雇ったので，長距離移動も苦じゃなくなったんですよね。どうせ正月はヒマなので，小旅行を兼ねた人間ドックです。


　やるなら徹底的に，全部入りパックみたいなやつを選んで半日くらい身体中を検査されまして。その場で判明した異常としては，小さな虫歯と軽度の脂肪肝。どちらも気にするレベルではないとのことでしたが，脂肪肝はちょっとショックでした。だってお酒，弱いんですもの。
　医者が言うには，一度に飲む量がそれほど多くなかったとしても，毎日飲むことでリスクが高まるらしいので，おそらくそれが原因ですね。弱いけど嫌いじゃないので，毎晩夕食のお供にビールやウィスキーを飲んでいたんですわ。対策としては休肝日を設けろとのことでしたので，これからは控える日を挟みます。


　その他，詳細な結果はデータの送付待ちなのですが，今回の体験でもっとも印象に残ったのは胃カメラですね。これも初体験。相当に苦しいと聞いていたので，おっかなびっくり挑んだんですけども……俺は体質的に平気だったみたいで，胃カメラを出し入れするのがちょっと気持ち良くすらありました。これで異世界に転移しても，触手と安心して戦えますね。


　それとMRI。あのマシン，めちゃくちゃうるさいからヘッドホンさせられるじゃないですか。しょうもない疑問なんですが，あそこで流れる音楽の選曲って医者がやっているんですかね？　俺の時はジブリ映画のテーマ曲メドレーだったんですけれども……もしかしたらリクエストとかにも対応してもらえるんでしょうか？
　音量もすごく控えめで，ぶっちゃけMRIの騒音に対してはまったくの無力だったんですよね。贅沢を言うと，ノイズキャンセリングヘッドホンが欲しいです。あるいは騒音とのシナジーを考えて，ロボットアニメの発進時に流れるBGMとか流してほしい。ちょっとしたアトラクション気分ですわな。


　ともあれ，ちゃんと検査をしたことで身体に対して抱いていた漠然とした不安が薄れたのは良かったです。そりゃこの先，血液検査などから大病が発覚する可能性だってあるにはありますが……。そうなったらそうなったで，放置せずに済んだと前向きに考えられますしね。読者のみなさんも，どうかお身体には気を付けて。面倒臭いとは思いますが，なるべく長くオタクを楽しむためにも定期検査は受けておくのがいいですよ。