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任天堂とTencentが「ChinaJoy 2019」に合わせてプレス向けカンファレンス開催。ローカライズやネットワークサービスなどを紹介
A9VG:任天堂とTencentがNintendo Switchのネットワークサービスや支払いなどを紹介
中国メディア「A9VG」の記事によれば,カンファレンスでは任天堂の歴史やゲームの歴史において果たしてきた役割が紹介されたのち,Tencentの協力関係が改めて発表されたとのこと。また,ローカライズをTencentが主導して行うことが明らかになっており,ローカライズはゲームタイトルだけでなく,ハードウェアやネットワークサービスなど,あらゆるレベルで行われる。いずれ言葉の障壁はなくなるであろうと,両社の担当者は述べている。
同時にTencentのサーバーを通じてNintendo Switchのサービスが行われることも発表されたという。Tencentは任天堂が中国の環境に適したネットワークシステムを構築するのを支援し,Tencentクラウドを使って,ローカライズされたサービスを提供。また,オンライン販売の支払いも,Tencentの「WeChat Pay」を使って行えるようにするという。
複雑な規制やパートナー探しなど,日本のゲームメーカーにとって参入が難しかった中国市場だが,任天堂とTencentのパートナーシップにより,参入障壁はかなり低くなりそうだ。
2019年4月には,発売に必要な認可を当局から受けたことがTencentから発表されたNintendo Switchだが,今回の発表により,中国国内で本格的に展開する道筋が明らかになったと言えそうだ。
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Nintendo Switch本体
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