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アナログからデジタルまで,さまざまなゲームが揃った「ニコニコ超会議2018」の「超ゲームエリア」をレポート
「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」と謳われるこのイベントの「超ゲームエリア」では,アナログゲームからデジタルゲームまで,さまざまなゲームにまつわる参加型企画が行われている。本稿でその模様をレポートしよう。
超ゲームエリアでひときわ目を惹いたのが「超プレイエリア(アナログゲーム)」だ。カードゲームやボードゲームなどのアナログゲームが用意されており,ルールを知らなくても係員から説明を受けて遊べる。それぞれのタイトルで,目安となるプレイ時間も分かるようになっているので,うまくスケジュールを組みたいところだ。
4月28日には,この日のみのスペシャル企画として,お坊さんと一緒にボードゲームを楽しむこともできた。なぜお坊さんなのかと言うと,「御朱印あつめ」や「檀家 -DANKA-」など,現役のお坊さんが開発した「お寺ボードゲーム」が用意されているからだ。来場者たちはお坊さんからルールを教わりつつ,楽しそうにプレイしていた。
●「超プレイエリア」タイトル一覧(公式サイトより)
・マジェスティ
・フルーツジュース
・いかさまごきぶり
・ニムト
・ワードバスケット
・ハゲタカの餌食
・コヨーテ
・ペンギンパーティー
・ナンジャモンジャ
・エセ芸術家ニューヨークへ行く
・インサイダー・ゲーム
・ナインタイル
・ダンジョンオブマンダム8
・狂気山脈
・カードライン(どうぶつ編)
・コードネーム
・カタイン
・ワンナイト人狼
・御朱印あつめ(28日のみ)
・檀家 -DANKA-(28日のみ)
・WAになって語ろう(28日のみ)
パワー9とは「Black Lotus」「Ancestral Recall」「Time Walk」「Timetwister」「Mox Pearl」「Mox Sapphire」「Mox Jet」「Mox Ruby」「Mox Emerald」という9枚のカードの総称。いずれも強力な能力を持っており,例えばTime Walkの場合,2マナ支払うだけで追加のターンを得られてしまう。現在では再生産されないレア中のレアだけに,来場者たちは飾られたカードを興味深げに眺めていた。
「TRPGブース」では,カードを引いて物語が展開する「クトゥルフ神話TRPG」がプレイ可能だ。いくつかの卓が用意されていたが,いずれも埋まっているという盛況ぶりを見せていた。
また,「ゲームマーケット超出張版」では,ボードゲームやカードゲームの販売だけでなく,一部のタイトルについては作者と試遊することもできた。中でもユニークだったのが「宇宙ドミノ」だ。牌には磁石が付いており,表面が金属でさえあれば,垂直面や曲面にも取り付けて遊べる。普通の牌では考えられない並びかたのドミノを指で一押しするとパタパタと倒れていくのが面白く感じられた。
「超プレイエリア(デジタルゲーム)」では,「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT」大会「ニコニコ超選手権2018」でガチバトルが展開しているかと思えば,怪しい日本を走るバカゲー「Nippon Marathon」や多人数プレイが楽しい「Overcooked」といったパーティーゲームを実況者と楽しむコーナーがあるなど幅広い。加えて「Pokémon GO」(iOS / Android)のリアル・ポケストップも設置されており,来場者たちはあちらこちらと歩き回りつつイベントを満喫しているようだった。
冒頭で紹介したように,ニコニコ超会議は明日4月29日も開催される。面白そうなゲームがあったら,幕張まで遊びに行ってみてはどうだろうか。
ニコニコ超会議2018公式サイト
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