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[gamescom]剣と鎧とボードゲームと。ケルン市立博物館へ行ってみた
ケルン市立博物館。ケルン中央駅やケルン大聖堂から歩いて数分の好ロケーション |
という,わりと軽い気持ちで訪れたケルン市立博物館だったのだが,実はゲーム関連の展示という思わぬ収穫があったので,それらもあわせてレポートしたい。
剣だ! 鎧だ! 犬型兜だ!
ケルン市立学物館の展示フロアは1階と2階の2つ。いずれも広さは手ごろな感じで,1時間もあればざっくりと見て回れる。まずは1階の展示をいくつかピックアップして紹介しよう。
保存状態の大変に良いクラシックカー |
第二次世界大戦時にイギリスが投下した500ポンド爆弾 |
いわゆるエクスキューショナーズソード。実物は初めて見た |
サーベルとマスケット。ケルンは武器の生産地だったこともあって,この手の展示は想像よりずっと多かった |
いわゆるハンドキャノンの一種。ワルシャワでも見たが,木製のストックがついたものは,とにかく大きい |
騎士鎧各種。馬の鎧は何度見ても圧巻 |
クラシックな「大砲」。砲弾はかなり重い |
パッと見だと何だか分からないが,説明文曰く「攻城用の弓」だそうで |
パンチダガー。とどめをさすための武器 |
どうやら犬をモチーフにした兜らしい。うん,まあ,犬かな…… |
この手の博物館によくある模型だと思いました? これは1913から14年ごろのケルンを元にして,1915年に作られた市街模型。100年もの |
第二次世界大戦中にプレイされたらしい,チェスの発展版 |
1910年当時のボードゲームなどなど
続いて2階に。こちらのフロアは,より文化的な展示が多めだった。
gamescomが開催されているケルンメッセが,作られたばかりの頃の様子 |
とても品の良いチェンバロ |
楽器が並ぶ様は,武器とは別の意味で実に壮観 |
人をダメにする系のソファ |
ここからが本命(?),1910年ごろのボードゲームっぽい |
左下のセットはコイントークンやカードが詰まっていて,ドイツゲーム的な風情が感じられる。奥にはフィギュア,中央のものはケルン大聖堂を模したパズルだろうか |
チョコレートの自動販売機。現代ドイツにはほとんど自販機がないので,いろんな意味で貴重 |
乱雑に置かれた鎧兜 |
駆け足での紹介となったが,古い武器や防具が好きな人であれば,十分に楽しめる博物館といえる。ほどよい広さと相まって,観光の合間にちょっと立ち寄るのにも向いているだろう。ただし開館時間は変則的なので,予定は前もってチェックしておきたいところだ。
Kölnisches Stadtmuseum(ケルン市立博物館)
住所:Zeughausstraße 150667 Köln
開館時間:
火曜日:10:00〜20:00
水曜日〜日曜日:10:00〜17:00
毎月第1木曜日:10:00〜22:00
月曜休館
※2015年8月現在
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