イベント
[TGS 2014]スピーディなスマホ向けパズルゲーム「ポポロコ」のプレイムービーを掲載。盤面整理がハイスコアのコツ?
本作は,同じ色のパネルを2つ以上なぞって消していくというシンプルなルールのパズルゲーム。パネルが消えた次の瞬間には新たなパネルが出現するというスピーディな展開が特徴だ。まずは,会場で撮ったプレイムービーから本作の雰囲気を確認してみてほしい。
ゲームを開始すると,汽車のような乗り物に乗った主人公が,画面左から迫ってくる魔物から逃げるようにして画面右方向へと走っていく。パネルを消すと加速するが,何もせずそのままにしておくと汽車は減速。魔物に接触してダメージを受けるとライフが減り,3回接触するとゲームオーバーだ。
本作に登場するパネルは全4色(紫,緑,赤,ピンク)となっており,それらはタッチすることで色を変更できる。しかもパネルの色は,紫→緑→赤→ピンクと,変わる順番が決まっているので,慣れてしまえばかなりの速度でパネルを消すことも可能だ。
またパネルを消していると,さまざまな便利アイテムが登場する。盤面をすべて同じ色にしたり,盤面上のパネルを同じ色が並ぶように整理したり,ライフを回復したりするものなど,種類はさまざまだ。
その中のひとつである駅の形をしたアイテムを取得すると,魔物に侵されない駅のホームに入って小休憩を取ることができる。駅のホームでは,パネルをタッチして色を変更させられるので,次の戦いに備え盤面を整地しておくことがポイントだ。
実は最初に本作を見たとき,生意気にも「はいはい,この手のパズルゲームね」などと思ってしまったのだが,実際にプレイしてみてその印象は一変した。ゲームをスタートさせ汽車が動き出すと,パズルゲームとは思えないほどに手元がせわしくなるのだ。
少しでも油断するとすぐ敵に接触しまうだけでなく,駅のホームでも盤面の整地に追われるため,ほぼ休みなくパネルを触り続けることになる。パズルというよりはアクションゲームに近い感覚だ。また手触り感が非常に良く,プレイ中のストレスはまったくない。
残すところあと1日となったTGS 2014。大手メーカーのブースに目が行きがちだが,こういったインディーゲームに目を向けてみると,なかなかの良作が隠れていることも多い。TGSに行く予定のある人は,ちょっとした宝探しの感覚で,インディーゲームコーナーに行ってみるのも面白いかもしれない。
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
- この記事のURL: