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約1.5mで100インチ! Xbox認定取得のViewSonic製短焦点プロジェクタ「X2-4K」は,デカい画面で遊びたいゲーマーに刺さる【PR】
テレビは大型化が進んでおり,今や50型クラスは珍しくもないほど。とはいえ,「もっとデカい画面でオープンワールドゲームやFPSを楽しみたい」と思ったとき,高確率で障壁となるのが日本の家屋事情だ。部屋が狭いとか,部屋までの搬入に難があるといった事情で大画面テレビを設置しにくい環境でも,大画面を実現する手段として,プロジェクタの導入を検討した読者もいるだろう。
今回紹介するViewSonic International(以下,ViewSonic)のゲーマー向けプロジェクタ「X2-4K」は,3840×2160ドットの4K映像なら,垂直最大リフレッシュレート60Hz表示に,解像度2560×1440ドット(以下,1440p)であれば最大120Hz表示に対応しつつ,約1.5mの距離で100インチ相当という大画面で映像を投映できる「Designed for Xbox」認定のゲーマー向けプロジェクタだ。
厳密な遮光をしなくても美しい映像を投映できる性能を持ちながら,入力遅延も短いという,ゲーマーも納得のいく仕上がりになっている。X2-4Kの見どころをじっくりと紹介したい。
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X2-4Kのデザインと仕様をチェック
まずは,X2-4Kの外観と仕様を確認していこう。
ボディカラーは黒ベースで,アクセント的にXbox的なグリーンをあしらっている。写真を見ても分かるとおり,このグリーンはかなり派手なのだが,正面にあるだけなので,たとえばX2-4Kを正面においてゲームをプレイしているときに,視界に入って気になるなんていう心配は無用だ。
映像入力インタフェースはHDMI 2.0入力が2ポートと,DisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-Cを1ポート備えている。X2-4Kは,Designed for Xbox認定を取得しているが,もちろんXboxプラットフォームだけでなく,PCやPS5,Nintendo Switchも接続可能だ。今回はPS5と接続してテストプレイを行っている。
映像系以外のインタフェースとしては,USB Type-A×2(※ひとつはメンテナンス用),3.5mmミニピンのヘッドフォン出力×1,RS-232Cシリアルポートを備える。またWi-Fi(バージョン未公開)とBluetooth 4.2機能も内蔵しており,スマートフォンの画面をワイヤレスでミラーリング表示することも可能だ。筆者が試した限りでは,「iPhone 14 Pro Max」(※iOS 16.5)で画面ミラーリングを確認できた。
ちなみに,X2-4K本体の操作に関しては,スマートフォン向けに「ViewSonic vCastSender」というアプリがあるので,それを使えばスマートフォンをリモコン的に運用できる。
また,具体的には後述するが,冷却用ファンは内蔵しているものの,ゲームをプレイ中は,動作音がまず気にならないほど静かだ。カタログスペックでは,標準モードの動作音が約33dB,Ecoモードでも約29dBと低い。ゲーマー向けPCのアイドル状態程度で,PS5よりも静かな印象であった。
1440pなら120Hz,フルHD映像なら240Hzで投映できる
映像の出力解像度は,最大3840×2160ドット(以下,4K),垂直リフレッシュレートは最大240Hzである。ただ,240Hzでの表示が可能なのは解像度1920×1080ドット(以下,フルHD)で,かつPCからの映像入力のみ限定だ。とはいえ,1440pの場合でも120Hz表示が可能なため,PCだけでなく,Xbox Series X|Sでも高いリフレッシュレートの映像でゲームを楽しめるわけだ。
3840×2160ドット | 60Hz(PCおよびXbox Series X|S) |
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2560×1440ドット | 60Hz,120Hz(PCおよびXbox Series X|S) |
1920×1080ドット | 60,120Hz(PCおよびXbox Series X|S) |
1920×1080ドット | 240Hz(PC) |
映像入力から表示までの内部遅延は,デフォルトの状態でも短い。遅延に対する許容範囲が広いオープンワールドゲームをプレイする分には,問題らしい問題を感じなかった。X2-4Kの「詳細設定」には,「Ultra Fast Input」なる項目があり,有効にすると遅延を低減できるという。
「BLUR BUSTERS Motion Tests」を用いて,横スクロールする同じ映像を120Hz,60Hz,30Hzで表示した様子をスローモーション映像で撮影したので見てほしい。1440pの映像なので120Hzが上限となっているが,残像感の違いは明らかだ。
投映サイズを確認してみよう。X2-4Kは短焦点モデルであるため,プロジェクタのレンズからスクリーンまでの距離が短くても,大きな映像を表示できる。
ViewSonicによると,X2-4Kは,約1.51〜1.81mの距離で100インチ相当の映像を投映できるそうだ。80インチサイズなら約1.21〜1.45m,60インチサイズであれば約0.9〜1.09mの距離で投映できる。スクリーンや壁まで長い距離が取りにくい環境でも,1mほどの距離を確保できれば大きな映像を表示できるのが分かるだろう。逆に,120インチサイズの映像を投映したければ,約1.81〜2.18mの距離を取ればいい。
また,映像が台形に表示されてしまう場合に,正常な形に補正する「台形補正」は,水平±40度,垂直±40度と対応幅に余裕がある。スクリーンまでの距離が足りなくても,補正でフォローが効くわけだ。
光源と色表現はどうだろう。X2-4Kの光源はLEDで,光源寿命は約6万時間となっている。輝度は2900 LEDルーメン(2150 ANSIルーメン)と高く,写真のようにブラインドを開けて外光が差し込む室内であっても,画面の視認に問題はなかった。カーテンである程度遮光しておけば十分な輝度で,夜間であれば照明を消さなくてもOKと,「真っ暗な部屋」を作らなくてもいいのは気が楽だ。
また,HDR10やHLG(Hybrid Log-Gamma)といったHDR関連規格にも対応しており,Texas Instruments製の0.65インチDMD(Digital Micro mirror Device)によって,コントラスト比300万:1という高コントラスト映像を表現できる。もちろん,300万:1という数値は,スクリーンの質も含めた理想的な環境での理論値ではあろうが,スタジオの白壁でも暗部はきちんと暗く表現できていたので,美しい映像でゲームを楽しむうえで大事な要素を満たしていると言えよう。
表示色数は約10億7000万色(10bitカラー)で,ViewSonic独自の色表現技術「Cinema SuperColor+ テクノロジー」により,デジタルテレビ向けの色空間規格「Rec.709」(=sRGB)のカバー率は125%に達しているという。これはデジタルシネマ向けの色空間規格「DCI-P3」に近い発色という理解でよく,ゲームを表示する場合,SDR映像でもHDR映像でも申し分ない色表現を見せるはずだ。
また,色関連の設定は,一般的な色温度設定やガンマ値調整のほかに,RGB各色のコントラストを調整する「赤/緑/青ゲイン」や,各色の輝度を調整する「赤/緑/青オフセット」がある。詳細設定の「カラーマネージメント」には,さらに細かく「原色」「色相」「彩度」「ゲイン」といったパラメータも用意されているが,色温度を決める程度でも十分実用的だ。ほとんどのゲーマーにとって,細かい調整は様子を見る程度で,設定を変えなくてもこと足りるだろう。
プロジェクタは,何かとディスプレイとはお作法が異なる部分があるものの,設定自体はほぼ手放しで済む。たとえば,入力ポートのHDMI 2は,デフォルトでゲーマー向けモードが割り当てられているので,ゲーム機はとりあえずここに接続すればいい。冒頭でも触れたとおり,X2-4Kは,Xboxプラットフォームに最適化された製品だが,PCでもPS5でも違和感はナシ。
本機の設定における画質調整モード「カラーモード」には,「明るい」「TV」「ゲーム」「映画」「ユーザー設定」「LOW Blue Light」という6種類のプリセットがある。デフォルトの設定から変更してみて,気に入るプリセットを選ぶといったくらいで十分に美しい映像を楽しめるので,今回は細かく調整しなくても事足りた。
X2-4Kで「ELDEN RING」をプレイ
プロジェクタ用に市販されているスクリーンを使えば,さらに映像が美しくなるのは当然だが,白壁でもこれだけの映像を表示できるのであれば,予算に応じて少しずつ必要なものを追加していくプランが練りやすい。そういった面でも,X2-4Kは導入しやすいと言えよう。
なお,大人の事情で写真は掲載できないが,プリチェックでスマートフォンの画面ミラーリングを利用して「ウマ娘 プリティーダービー」のライブを流してみたが,大画面のアグネスタキオンは最高によかった。
部屋を真っ暗にして投映すれば,当然ながら映画館の雰囲気に近づくのは想像しやすいだろう。とはいえ,実際のところ,ゲームをプレイをするときに部屋を完全な真っ暗にするケースは少ないだろう。ある程度,ゲームパッドやキーボードが見える程度の明るさは必要であろうし,「部屋は気持ち薄暗くする程度」というゲーマーも多いはずだ。というわけで,今回は昼下がりにブラインドを閉めて,室内照明をオフにした状態でX2-4Kをテストしてみた。
先述したとおり,動作音は標準モードでも約33dBで,ELDEN RINGを遊んでいてもまったく気にならず,ゲームサウンドがない状態でも,まず気にならない程度の静かだ。むしろ,隣に置いたPS5の排気音のほうが気になるほど。室内の明るさをさらに落とせば,消費電力の低いEcoモードでも光量は足りるので,映画を見るのに使うのにも十分な静音性を有すると言えよう。
harman/kardon製の内蔵スピーカーも,いい仕事をしていた。ゲーム向けのサウンド設定はとくにないのだが,迫力あるゲームサウンドを響かせてくれる。「これだけ音が鳴るなら,ほかにスピーカーを用意しなくてもいいな」と判断する人も少なくはなさそうだ。
また音の広がりもよく,今回のように本製品を正面に設置すると,左右のどのあたりから音が鳴っているのか聞き取りやすく,低音がちゃんと鳴る点も評価できる。ステレオスピーカーで立体音響を表現するソフトウェアとの相性も良好だ。スクリーンと同様に,別途スピーカーを用意するべきかどうかは,本製品を導入してから考えても遅くはない。
1.5mを確保すれば始められるX2-4Kのプロジェクタゲームライフ
プロジェクタで高性能かつ高画質を求めていくと,どうしてもある程度の部屋の広さが必要になるので,導入にあたって高いハードルになりやすかった。その点,X2-4Kは1mの距離を確保できれば実用に足り,100インチの映像を目指す場合でも,約1.5mを確保できれば済む。台形補正もうまく活用すれば,6畳の広さでも,大画面テレビをしのぐ広々した映像を実現できるので,X2-4Kは,導入が容易で選びしやすいプロジェクタだといえるだろう。
細かい設定をしなくても,ゲームをするならとりあえずHDMI 2にゲーム機を接続すれば済むのも,高評価できるポイントだ。
実勢価格は約20万円で安価とは言えないが,60〜100インチのテレビやディスプレイの価格を考えれば,それよりは安く済む。白い壁があれば,別売りスクリーンを買わなくても十分に美しい映像を楽しめるため,とりあえずX2-4K本体を導入するところから始められるのはうれしい。
ちなみに,ViewSonic製のゲーマー向けプロジェクタには,通常焦点モデルの「X1-4K」という製品もある(Amazon.co.jp)。焦点距離以外のスペックは,X2-4Kと同等で,Designed for Xbox認証も取得済みだ。投映面との距離は,X2-4Kよりも長くとる必要があるものの,部屋の広さに余裕があるなら,こちらを検討してもいいだろう。
X1-4K。外観はX2-4Kと同じだ
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ViewSonicのX2-4K製品情報ページ
製作協力:Pearl Side 新大久保 505
(c)Bandai Namco Entertainment Inc. / (c)2023 FromSoftware, Inc.
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