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【PR】BenQのゲーマー向けプロジェクタ「X3000i」は,4Kゲームをより美しく,eスポーツタイトルを最大240Hz表示できる唯一無二の製品だ
「広い画面でゲームをプレイしたい」というのは,ゲーマーなら誰しも求めることだろう。しかし,ゲーマー向けディスプレイのサイズは,24〜31インチ程度が主体で,50インチ以上が多いテレビと比べても,あまり大きくないのが実情だ。80インチ級のテレビもあるが,ゲーマー向けディスプレイに比べると,ゲーム用途における機能が物足りないことは多いうえ,設置するのも大変だ。
そんな悩めるゲーマーに,新たな選択肢として紹介したいのが,BenQのゲーマー向け4Kプロジェクタ「X3000i」である。
X3000iは,ゲーマー向けディスプレイでお馴染みのBenQが,ゲーマー向けプロジェクタとして手がける「X」シリーズの第1弾となるハイエンド向け製品だ。プロジェクタながら,垂直最大リフレッシュレートは240Hzに対応するなど,ゲーマー向けらしいユニークな特徴を備えたプロジェクタとなっている。X3000iはどのような製品なのかを紹介するとともに,実際にゲームを快適にプレイできるのかを確かめてみたい。
BenQのX3000i製品情報ページ
4K映像を100インチで投影
リフレッシュレート240Hzをサポート
まずは,X3000iの基本スペックから紹介していこう。
※現在販売中のX3000iでは,2022年8月以降出荷分から製品フロントカバーのデザインが変更されている。あくまでも見た目の変更だけで,投影に関わる技術や機能,仕様に変更はないそうだ。
X3000iは机上はもちろん,天井からのぶら下げ設置も可能な据え置き型プロジェクタで,たとえばリビングなら,テーブルと白い壁さえあれば,大画面でゲームや動画を楽しむことが可能だ。
映像入力インタフェースとしては,HDMI 2.0bを背面に2ポート備える。それに加えて,本体の内部にもう1ポートのHDMI入力端子があるのだが,そちらは基本的に付属のAndroid TVドングルを接続して使うものだ。
なお,背面にある「HDMI 2」ポートは,「eARC」(Enhanced Audio Return Channel)に対応しており,Dolby Laboratoriesのバーチャルサラウンドサウンド技術「Dolby Atmos」や7.1chオーディオのパススルー出力が可能である。
映像の出力解像度は最大3840×2160ドットで,垂直最大リフレッシュレートは240Hzである。ただ,240Hz表示が可能なのはPCと接続した状態で,解像度が1920×1080ドットの場合のみとなる点は注意したい。たとえば,PlayStation 5(以下,PS5)と接続した場合,リフレッシュレートの上限は1920×1080ドット時に120Hzまで,2560×1440ドットや3840×2160ドットでは60Hzとなる。
とはいえ,高リフレッシュレート表示が重要なFPSやTPSでは,解像度1920×1080ドットでプレイする場合が多いので,そういう意味では,X3000iはトレンドに沿った仕様と言っていい。
X3000iは,映像入力から表示までの遅延(BenQは入力遅延と表記)を短縮する「高速モード」機能がある。このモードを有効にすると,入力遅延は240Hz駆動時で4.16ms,PS5を接続した場合の解像度1920×1080ドット/120Hz時は,8.33ms,3840×2160ドットでは16.67msとなる。ちょうど1フレーム分の遅延というわけだ。やはりX3000iにおける3840×2160ドット表示は,FPSやTPSよりも,映像美を楽しむRPGなどに適しているだろう。
映像の投影サイズは,X3000iとスクリーンまでの距離が2.5mの場合,100インチ相当となる。同様に,距離3mで120インチ相当,3.8mで150インチ相当となる。ちなみに,レンズのF値は1.8〜2.25mmで,焦点距離は17.02〜22.21mmと短め。そのため,たとえば1.5m程度の距離が確保できれば,100インチほどではないが,60インチほどのサイズで投影できる。
なお,映像が台形に表示されてしまう場合の補正(台形補正)は,OSDメニューの「2Dキーストーン」という項目で補正可能だ。垂直方向は自動で補正され,水平方向に関しては,手動で±30度まで補正できる。なお,ズームとフォーカスは,筐体右側面のリングを動かして,手動で調整する必要がある。オートフォーカス機能が欲しいところではある。
X3000iは,光源に4色LEDを採用しており,ランプを用いる従来のプロジェクタと比べて,光源寿命が長いのも今どきのプロジェクタらしいポイントだ。X3000iの光源寿命は「ノーマルモード」で公称約2万時間,光量を下げて消費電力を抑える「エコモード」では約3万時間,コンテンツに応じて光量を最適化する省エネ機能「スマートエコモード」でも約2万時間とかなり長めである。光源寿命をあまり気にせず利用できる点は,X3000iの魅力のひとつと言えよう。
また,起動してから映像を投影するまでの時間が早いのも,使い勝手がいいポイントだ。
さらに,光源にLEDを用いることにより,330Wという低めの消費電力を実現しているのもX3000iの見どころである。排熱用にファンを内蔵はしているが,発熱量が少ないおかげか,動作音は標準モードで公称32dBA,エコモードで28dBAと静かだ。目の前のテーブルに設置しても,動作音でゲームサウンドが聞きにくいことはないだろう。
そのサウンド出力機能としては,背面に5W×2の「treVolo チャンバースピーカー」を搭載している。X3000iのスピーカーは,「True Sound」と呼ばれる独自機能を有しており,高音域の特性が従来のスピーカーよりも改善されているという。プロジェクタ内蔵のスピーカーながらも,高音質を誇る点はX3000iの魅力と言えよう。
さらに,音響技術の専門企業であるBongiovi Acousticsが開発した音質向上技術である「Bongiovi DPS」を採用することで,バーチャル3Dサラウンドサウンド再生を実現している点も評価できよう。
X3000iのOSDメニューは,付属のリモコンで操作できる,使い勝手はかなり高い。リモコンには,Amazon Prime Videoの専用ボタンも用意されており,ボタンひとつで視聴可能だ。また,音量の調整や,後段で説明するゲームモードの変更も,リモコンで容易に操作できる。
ゲーム特化の画質調整モードも搭載
X3000iの画質にも注目してみよう。
まず,X3000iは,デジタルシネマ向け色空間規格である「DCI-P3」のカバー率は100%を誇り,映画などを表示させたときの色再現性は申し分ない。さらに,ソース映像の輝度レベルを解析してコントラストを最適化する「Dynamic Black」という機能により,コントラスト比は50万:1を実現しているとのことで,明暗のコントラストに優れた映像を実現している。
プロジェクタの輝度は,1000〜2000ANSIルーメン程度が多いなか,X3000iは,最大3000ANSIルーメンを誇る。輝度が高いと,室内が明るくても映像をクッキリと表示できるため,キーボードなどの手元を確認したいゲーム向け用途では,部屋を真っ暗にする必要がないX3000iの使い勝手は良好だろう。もちろん,ゲーム以外,たとえばビデオ鑑賞のような用途でも,十分活躍できることは言うまでもないだろう。
また,HDR10準拠のHDR映像表示機能も備える点も付記しておきたい。
X3000iは,豊富なカラーマネージメント機能を有している点も見逃せない。X3000iでは,RGBとCMY(水色,紫色,黄色)のそれぞれについて色相や彩度,ゲインを0〜400までの間を1刻みで調整可能だ。オートカラーキャリブレーション機能も搭載しているため,長期間の使用でも美しい色合いや色彩が保持されるのも非常に便利である。
画質設定である「ピクチャーモード」には,「明るい」「リビング」「ゲーム」「スポーツ」「シネマ」などのプリセットを用意している。ユーザーの環境や用途,表示する映像に合わせて色調や輝度を変えたプリセットを利用できる。ゲーマー向けディスプレイの画質調整と同じようなものと理解していい。また,接続したPCやゲーム機でHDR映像を出力すると,X3000iのピクチャーモードは,「HDRゲーム」というプリセットに自動で変更された。この状態では,ピクチャーモードを「HDR 10」というプリセットにも変更できる。
ピクチャーモードでゲームやHDRゲームを選択した場合,追加の「ゲーム設定」で,「FPS」「RPG」「SPG」(スポーツ)というゲームのジャンルに合わせたプリセットを選択できる点もポイントだ。FPSモードでは,暗いシーンのディテールを強調したり,足音や銃声といった周囲の音も強調したりするようになる。一方,RPGモードでは,没入感を高めるようなサウンド表現となり,SPGモードでは,芝生の緑色などを強調したり,歓声などの再現を向上したりするとのこと。映像だけでなくサウンド周りも変更される点は,X3000iのユニークなところだ。
大画面での迫力は特筆もの。遅延もなく快適なプレイを実現
今回,用意したゲームは,まず,PCゲームがレースゲームの「Forza Horizon 5」と,フライトシミュレータの「Microsoft Flight Simulator」(以下,MSFS),それにMMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」(以下,FFXIV)の3タイトルだ。
これらのゲームを,サードウェーブ製のゲーマー向けハイエンドデスクトップPC「GALLERIA ZA9C-R39」を用いて,解像度3840×2160ドット,リフレッシュレート60Hzでプレイした。
それに続いて,PS5でも2タイトルをプレイした。1つは,人気のバトルロイヤルTPS「Fortnite」で,解像度1920×1080ドットのリフレッシュレート120Hzに設定した。最後の1タイトルは,猫を操作する話題作「Stray」を,1920×1080ドットのリフレッシュレート60Hzでプレイしてみる。
今回は,X3000iをリビングのコーヒーテーブル上に置き,白い壁をスクリーンとして投影している。ちなみに準備段階では,プロジェクタ向けのスクリーンを設置していた。しかし,X3000iは非常に輝度が高いので,スクリーンを使わずに白い壁面に投影しても,十分に美しい映像を表現できたので使わなかったのだ。自宅にスクリーンを設置する余裕がない人でも,白系の壁があればX3000iなら十分にゲームをプレイできるだろう。
X3000iの大画面とレースシムは非常に親和性が高く,大迫力でプレイするレースは,かなり臨場感がある。もちろん,遅延を感じることは一切なく,ゲームをかなり楽しめること請け合いだ。
ついでというわけではないが,試しにゲーム側の解像度を,アスペクト比21:9のウルトラワイドディスプレイでよくある3440
X3000iとPS5の組み合わせでは,
また,ほかのゲーム同様に遅延を感じることは一切なく,ゲームは快適そのものだった。
31万円強の価格はハードルだが,ゲーマー向けプロジェクタとしては最有力な選択肢だ
X3000iのネックを挙げるなら,税込直販価格が31万800円と,相応に高価なことだ。また,大画面の映像を楽しむには,それなりの広さがある部屋と,スクリーンもしくは白い壁が必要になることもハードルではある。もっとも,70インチを超える最新4K液晶テレビは40万円以上,有機ELテレビになると60万円以上もすることを考えれば,X3000iがとりわけ高価というわけではないし,むしろ安いほうかもしれない。
一方で,X3000iほどゲーマー向けに特化した機能を持ち,高リフレッシュレートで低遅延な表示といった特徴を備えるプロジェクタはほかになく,唯一無二な製品という点に惹かれる人は少なくないだろう。類を見ない製品だけに,ゲーム用途主体で大画面テレビやディスプレイを探しているゲーマーであれば,X3000iは価値のある製品と言えそうだ。
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BenQのX3000i製品情報ページ
RTX 3090&Core i9-12900K搭載でMSFS 2020も快適な
ハイエンドゲームPC GALLERIA ZA9C-R39
本稿でのPCゲームテストで使用したのは,サードウェーブが展開するゲームPCブランド「GALLERIA」の中でも,最上位クラスのスペックを備える「ZA9C-R39」だ。
グラフィックスカードには,NVIDIA製のハイエンドGPUである「GeForce RTX 3090」を搭載。CPUには,第12世代Coreプロセッサの16コア24スレッドモデル「Core i9-12900K」を採用している。本稿で扱ったMSFSは,非常にグラフィックス負荷の高いゲームであるが,ZA9C-R39なら,4K解像度で高画質に設定しても,60fpsに迫るフレームレートでプレイ可能だった。
メインメモリはBTO標準構成でDDR4メモリを16GB分,内蔵ストレージには,容量1TBのPCI Express接続型M.2 SSDを搭載。さらに大容量なメインメモリやストレージを選択することも可能だ。
税込のBTO標準構成価格は48万9980円と,こちらも高価な製品ではある。4K解像度でもほとんどのゲームを高画質設定のまま快適にプレイできる性能を有しているので,最高性能のゲームPCを求める人にお勧めできる製品と言えよう。
ドスパラのGALLERIA ZA9C-R39製品情報ページ
Microsoft Flight Simulator
Forza Horizon 5
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