「PlayStation 5 Pro」開封の儀。ちょっと縦に長くなった新たなPS5は，フット付属で横置きがデフォルト

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは，PlayStation 5の高性能モデル「PlayStation 5 Pro」（以下，PS5 Pro）を2024年11月7日に発売する。メーカー想定売価は11万9980円（税込）だ。
　発売に先駆けて届いたPS5 Proだが，以前の記事では情報規制の関係で，箱だけを撮影して紹介するというなんとも煮え切らない内容になっていた。今回は規制も明けたので，開封する模様をお届けしていく。

※本記事で使用しているPS5 Proは，ソニー・インタラクティブエンタテインメントから商品の提供を受けています。

箱の側面にも上面にも，ディスクドライブ非搭載の注意書きが。確かにパッケージ版買うことなくなったなぁ，とは思うものの，ちょっとした寂しさも感じるのは筆者だけではないだろう

　というわけで，「あれ？　Proになると上面にプラスチックの持ち手，ないんだ」と思いつつ，蓋を開けてこんにちは。電源ケーブルと「横置き用フット」（後述）だけちょこんと入っている。

これが横置き用フット。縦置きスタンド付きのPS5を使っている人だと，ナニコレという感じかも

　さらに横方向に蓋を展開すれば，DualSenseとその充電に使うUSB Type-Cケーブル，そしてHDMIケーブルが出てきて，アクセサリ類はここにすべて収まってる感じだ。いやー，新しい箱を開けて取り出していくのは，何度やってもワクワクするね。


　アクセサリ類を取り出すと，「横着しないで，箱倒してから本体出せよ？」という注意がイラストで案内される。横着な筆者は，これを見ていなければ確実に縦方向に引き抜いたはずだが，見つけてしまったのでちゃんと従っておく。

分かりましたよ，倒してから出しますよ

本体の隣にセーフティーガイドとクイックスタートガイドが入っていたのだが，引き抜きに巻き込まれて盛大に曲がった。倒してから出せって指示だったじゃん！（筆者が悪い）

　包装を解いて，いよいよPS5 Proのお目見えだ。
　本体の外見的には，側面中央の黒い部分が伸びたPS5という感じ。PS5では黒いラインだったのが，PS5 Proでは3本の板が入ったようなラインに……うん，説明に困る。ガンダムの胸のダクトみたいな形だ。


　さて，ここまでの内容物を思い返してみると気付くが，実はPS5 Proには縦置きスタンドがついていない。代わりに，2023年11月10日に発売されたPS5の新モデルと同様，「横置き用フット」が付属している。従来と同じく，本体側面の黒い部分に溝があるので，そこにフットを差し込む。
　つまり，PS5 Proのデフォルトの使い方は横置きだ。縦方向に大型化していることもあり，追加でスタンドを購入するのでなければ，無理に縦置きしないほうが安全だろう。

側面のラインをよく見ると，フットを差し込むための溝がある

　以上，PS5 Proを開封してみた。実際の使用感は，また後程お伝えする予定だ。4Gamerで新ハードと言えば，毎回分解してしまう恐ろしい部隊がいるのだが，さすがにこのPS5 Proは発売に先駆けて届けてもらったもの。大事にするので安心してほしい。生贄は発売日に（自腹のやつが）届くからね。

「PlayStation 5 Pro」公式サイト