連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第285回「クセを見抜かれるチェリーガンナーのデスマーチ」
とにもかくにも,今抱えている仕事を綺麗に片付けにゃあクリスマスだ正月だなんだと浮かれていられませんわ。……まぁ,この連載を読んでいる方々の中には俺なんかよりも忙しい人がいっぱいいるでしょうし,愚痴ってても落ち込むばかりですわな。お互い,気張ってラストスパートをかけましょう!
4GamerSPチャンネルにて好評配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」。直近の更新では,iPad Proがどんなものなのか,iPhone 6 Plusと比較しつつ,少しだけ触ってみました。
実際にiPad Proを目の前に置いてみると,想像以上にデカくて驚きました。また,従来のiPadはスピーカーが2つだったのに対し,iPad Proは4つとなっており,音ゲーとの相性が非常に良いと感じましたね。
そんな中でも,ひたすら小豆を転がす「あずきザザー」は得体の知れない中毒性があり,気づいた時には一心不乱にiPad Proを右へ左へと傾けていました。なんだろう,この気持ちよさ……。気になった人はぜひApp Storeでチェックしてみて下さい!
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YouTubeチャンネル「4GamerSP」
前回,前々回と連続してお届けしてきたマフィア梶田のハワイ旅行記〜射撃訓練編〜。銃の握り方や射撃姿勢など,これまでアウトロー様式だった知識がモノホンすぎる教官殿によって軍隊式のタクティカルな方向に矯正され,いよいよ実射エピソードに入っていきます。
さて,前回のラストで装弾されていない銃を手渡され,まんまと醜態を晒したマフィア梶田。「銃は必ず自分でセッティングする」という大切な教訓を学び,気合を入れ直しました。イチから扱い方を覚えていこうということで,教官殿の見ている前でマガジンへ弾を込めていったのですが,これがなかなか難しい。当たり前ですがトイガンにBB弾を詰めるのとはワケが違っており,バネが非常に強いので後になるほど強く力を込めないと弾が奥に入っていかないんですわ。まるでチェリーボーイの初体験がごとく,的が定まらず焦ってモタモタ,ガチャガチャと……。
すると,教官殿が「左手の親指で弾頭部分を押し込みつつ,右手でケースボディに沿って滑らせるように新しい弾を押し込んでいくんだ」とコツを教えてくれまして。言われたとおりにやってみるとスイスイ入っていくではありませんか。これは回数をこなして慣れていけば,格段にスピードアップできるなという手応えを感じました。
その後は「撃つ時以外はトリガーに指をかけない」「撃ち切ったら必ずマガジンをリリースし,チャンバーが空になっていることを確認してから台の上に置く」という基本的な安全確認を学びましたが,そこは俺も立派な日本人。フィクションの世界で予習済みですし,「気を付けること」に関しては非常に神経質なので完璧にこなしてみせましたよ。
さぁ,一通りレクチャーが済んだところで,ついに実射です。ターゲットの設定が何メートルだったかは残念ながらよく覚えていないのですが,教官殿曰く「ハンドガン同士での交戦例が最も多い距離」とのことでした。
基本的な訓練法はターゲットの部位を教官殿が読み上げ,そこに素早く狙いをつけて命中させるというもの。俺はほぼ初心者ということで,とりあえずスピードは考えずによく狙って当てろという指示を受けましたが,そうはいってもやはり焦っちゃいますよね。タクティカルな射撃姿勢も慣れていないものですから,最初のうちは狙った場所から大きくズレまくっていました。
すると,さすがプロの教官殿ですわ。俺の「悪いクセ」を瞬時に見抜いて,アドバイスをくれました。自分では意識していなかったのですが,どうやら俺は1発撃つたびにチラッと的を確認するクセがあったみたいでして,その微妙な体の動きにより,せっかくの正しい射撃姿勢が崩れているとのこと。「的中したかどうか確認なんてするな。撃ち切るまでアイアンサイトから決して目を離すな」と言われました。俺はこれまで「的を狙って」撃っていたのですが,それは間違いらしく「アイアンサイトで狙う」のが正しいようです。微妙なニュアンスなので文章で伝えるのは難しいのですが,それを意識するようになってからは明らかに的中率がアップしました。
……いやはや,まいった。射撃訓練のエピソードは今回で終わらせようと思っていたのですが,まだまだ書ききれそうにありません。幸い,意外と好評みたいなのでガッツリ書き切っちゃおうかなと。思いのほか長いネタになってしまいましたが,もうしばらく付き合ってくださいな。
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iPad本体
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