アクションRPG「少女と学園城」は，隔絶された学園をめぐる謎めいたストーリーと，誰でも楽しめる自由な難度設定が魅力のメトロイドヴァニアだ【PR】

　2P Gamesが2026年1月15日リリース予定のPC向け新作ソフト「少女と学園城」は，Atomstring Gamesが開発を手がけるメトロイドヴァニア系のアクションRPGだ。

　本作の舞台となるのは，先端技術の頂点として名高いユートピア学園都市「カーメル」。ここでは「優勝劣敗」が絶対の法則となっており，その実力至上主義の頂点である「カーメルスター」に選出されることは最高の栄誉であり，すべての学生の憧れだ。


　創立100年を目前に控えたカーメルでは，新たなカーメルスターを決める選挙が始まろうとしていた。そこに突如立候補したのが，主人公にして謎の少女・タマだった。外界から隔絶された学園内は，至るところに危険が潜んでいる。果たして彼女は，それらの危険を乗り越え，学生たちの支持を得て栄誉を勝ち取ることができるのだろうか。

主人公・タマ。交換留学生としてカーメルにやって来た

　本作はタマを操作して広大なマップを探索し，新たな能力を獲得することで行動範囲が広がっていくという，いわゆるメトロイドヴァニアである。
　ストリート感とSF要素が入り交じった学園の中で，容赦なく攻撃してくる敵を撃退しつつ，個性豊かな同級生たちの悩みを解決したり，親睦を深めたりして支持率を上げていこう。

　その先には，学園の裏に隠された100年の秘密，そしてタマ自身の出自といった，SF的な陰影とドラマを感じさせる展開が待ち受けている。

現在はSteamでデモ版が公開されているが，正式版は探索可能のエリアがデモ版の12倍広くなるという

「少女と学園城」のオススメポイントはここ！

メトロイドヴァニアの醍醐味を現代的に再構築

　外界から隔絶されたカーメルは，迷宮のような構造となっている。カーメル内を探索して新たなアーツや装備を獲得したタマは行動範囲が広がり，隠されたエリアや物語の断片が少しずつ明らかになっていく。
　本作では，そうした閉じられた空間で「成長と発見」を繰り返すことにより，クラシックなメトロイドヴァニアの醍醐味を現代的に再構築しているといえる。


　また，タマが扱う武器には，軽快なスピードタイプと重厚なスマッシュタイプ，それらの中間にあたるバランスタイプがある。それぞれ異なるリーチや速度，アーツ特性が設定されており，戦況に応じて切り替えることで最適な戦闘スタイルを選択できる。
　さらに本作独自の「フローバースト」システムを活用すれば，一瞬で攻守逆転を狙える。


魅力的なアニメ調ビジュアルとアートスタイル

　ビジュアル面では，独自のアニメ調レンダリングで描かれたキャラクターや，ヒップホップ風のグラフィティが施された背景などが印象的だ。
　キャラクターモデルは2Dアニメの質感を3Dで再現しており，立ち絵やモーションは滑らかな動きを実現している。

会長

ニト

エリナ

画像をクリックするとアニメーションGIFを表示します）

　また学園内の背景デザインは，SFとストリートカルチャーを融合した独特の仕上がりに。講堂や地下施設，グラフィティで彩られた戦闘空間など，それぞれの場所にバックグラウンドを感じさせる。


難度設定と自由度のある成長システムにより，誰でも楽しめる

　本作には，アクション初心者からコアゲーマーまで幅広く楽しめるよう，段階的な難度設定と成長システムが用意されている。

　アクションが得意でないプレイヤーでも，テンポの良い操作感と丁寧なチュートリアルによって，自然に技術を身につけながらゲームを進めることが可能だ。
　またコアゲーマー向けには，攻撃判定の厳密さや敵AIの反応速度などが段階的に強化される「高難度モード」を用意している。戦闘のテンポや敵の配置が変化するため，同じエリアでもまったく異なる戦略・戦術が求められる。難度が上がるたびにクリアに必要な時間が増加していき，各難度で新しい挑戦が提供される。周回するたびに新鮮さと成長の実感が感じられる仕組みなのだ。


　加えて，スキルツリーや装備ビルドといった成長要素も柔軟に調整可能で，プレイヤー各自のスタイルに合わせた能力強化ができる。これにより「戦う」「探索する」「育てる」という3つの要素を軸にプレイの自由度が担保され，プレイヤーごとの経験や資質，好みに応じた冒険を楽しめる。


　また，Steamに投稿されているフィードバックによると，本作には非常に難度の高い隠しボスが存在しているという。開発チームのコメントによると「『ELDEN RING』のマレニアに匹敵するレベル」だそうで，腕に自信のある人は正式版でこの敵に挑むこともできる（関連リンク）。
　まとめると，達成感を味わいたいゲーマーも，物語を楽しみたい人も，それぞれの目的に応じて「ちょうどいい難しさ」を選択できることが，本作の魅力の1つと言えるだろう。