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モンスターを捕まえて合成するドタバタ大冒険。アクションRPG「モンギル:STAR DIVE」プレイレポ[G-STAR 2024]
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印刷2024/11/14 21:46

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モンスターを捕まえて合成するドタバタ大冒険。アクションRPG「モンギル:STAR DIVE」プレイレポ[G-STAR 2024]

 韓国・釜山で開催中のG-STAR 2024に,Netmarble Monsterが開発,Netmarbleが配信を予定している新作アクションRPG「モンギル:STAR DIVE」が出展されている。対応機種はPC / モバイル / コンソール。

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 本作は,日本で約10年前にサービスされていた「LINE タッチモンスター」iOS / Android)を原作とする。当時はスマホ向けとして早い時期に,本格3Dアクション操作を導入したタイトルとして知られていた。

 といっても知名度の主戦場は韓国であり,累計1500万ダウンロードの大半もこちらの地が支えたものだろう。実際,本作を目にした現地の人が「懐かしい〜」と言っている声も耳に入ってきた。

 つまり,それくらい愛されてきた10年選手のIPを,Unreal Engine 5を駆使して,昨今のAAA級の3D RPGのように仕立てた。
 それが,モンギル:STAR DIVEである。

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 会場では多数の試遊台が並べられ,来場者は「ストーリーモード」をプレイできた。試遊するともらえるグッズのおまけ付きだ。

 物語の大筋は,主人公「ベルナ」「クラウド」のドタバタでコミカルな大冒険となる。2人はタッチモンスターの主人公でもあり,原作から役割を継続した形だ。画面を見ると,だいぶ鍛え直したことが分かる。

原作版のビジュアル(左からクラウド,ベルナ)
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新作のビジュアル(左からクラウド,ベルナ)
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 プライドが高いツンケンな少女ベルナと,おとぼけムードメーカーの少年クラウドはある日,謎のマスコット的生物「ニャンコ」と出会った。2人と1匹はギルドの任務をこなしつつ,世界中のさまざまなロケーションを旅し,魅力的な冒険者たちと出会っていく,ようである。

 原作未体験のため,詳しく触れられないが,タッチモンスターの人気キャラクター「フランシス」「リン」なども登場するという。

 ストーリーの見せ方は,今どきの3D RPGらしい高品質な作りで,試遊版では言語の壁があってなお楽しい雰囲気が伝わってきた。
 シナリオのフックとしても,夢のなかに現れた謎の少女といきなり物々しい関係になるなど,つかみをしっかりと用意するらしい。

マスコット的存在の黒猫(?)「ニャンコ」
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集中線が乱れ飛ぶシナリオ。勢いのある力技で笑わせてくる
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 冒険中は,各キャラクターの特性やスキルを加味した3人パーティを編成する。操作は(PC版の場合)[W/A/S/D]で移動,マウスの右クリックで通常攻撃,左クリックでダッシュ or 回避,このほかスキルボタンやキャラクター切り替えなどがある。操作的には至ってシンプルだ。

 戦い方はキャラクター固有のもので,ベルナならば剣,クラウドならば弓,魔法使いの少女フレアは火炎を操るといった具合だ。

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 戦闘中,キャラクターの切り替えを駆使すると,変更前のキャラが一定時間,その場に残ってアクションを続けてくれる。これにより,操作次第では画面中がワチャワチャして賑やかになる。

 バトルはスピード感がありつつ,キャラクターによって異なるド派手な必殺技もあり,3DアクションRPGのお手本のような作りだ。コンセプトも「簡単で爽快で豪快」だというから,目標は万人ウケなのだろう。

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 冒険中は各地の生態調査で,さまざまなモンスターたちと遭遇する。なかには巨大なボスモンスターも存在するが,これらすべて(?)はニャンコの不思議な力で「捕獲」することができる。

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 ニャンコがテイミングしたモンスターは,消費・合成することでアクセサリー装備品「モンスターリング」に変化する。リングにはレベルやパラメータがあり,いいものをつければ相応の強化につながる。
 どんなリングがあるのか,組み合わせを追求するためにモンスターを収集し,自分なりの逸品を目指す遊びは楽しさも想像しやすい。

 ついでに,プレイ中のカメラ視点はキャラクターたちの背中を見ながら冒険することになるが,モンスターリングは腰の後ろに垂れ下がっている。自分なりのワンポイントなコーデも楽しめそうだ。

 このほか,製品版ではモンスターを活用するコンテンツをいろいろと充実させていくようだ。モンギルバトルとかだろうか?

こうしたモンスターを,ニャンコが食べて,排出すると――
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(腰のボールみたいな)モンスターリングに変化する
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 高品質な見た目で,コミカルなドタバタ劇。そして,モンスター収集の遊びを追求しているモンギル。原作のタッチモンスターは国内サービスを終了しているが,継続されず分断されたIPの再活用で大成功なんて事例は今どき事欠かない。

 モンスターを捕まえてどうこうするアプローチは,日本のゲーマーであればそれこそポケットのなかに誰しも思い出が入っているだろう。なじみやすい概念とも言えるため,ウリとしては申し分ない。

 あとは海外取材のおなじみだが,日本に来るかどうかの話である。

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韓国版「モンギル:STAR DIVE」公式サイト


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