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昼は探索してクラフト,夜はゾンビの群れから防衛戦。昼夜で違ったサバイバルが展開される「IfSunSets」は10月リリース[TGS2024]
本作は,オープンワールドのクラフトサバイバルと,タワーディフェンスのゾンビサバイバルを組み合わせたようなゲームだ。プレイヤーは,乗っていた船をクラーケンに襲われ,見知らぬ孤島に漂着してしまう。だがその島は呪われているようで,ここで出会った妖精と共に,島の秘密を解き明かして脱出しなければならない。
キャラメイクもある。韓国で開発されているからか,クラフト系にしては珍しく,あまり濃ゆくない顔をしている |
本作で特徴的なのが,昼と夜で明確にゲームプレイが分かれるところだ。昼はクラフトサバイバルのパートになっていて,ここでは素材を集めて道具を作ったり,食料を集めて空腹や喉の渇きを凌いだりしつつ,生き延びるための拠点をクラフトしていく。
この体験自体は非常にオーソドックスなのだが,問題は昼のパートでやるべきことをやっておかないと,後で大変な状況になる。
というのも,夜になると,強制的にゾンビサバイバルのパートに切り替わるのだ。毎日19:00を迎えると,ゾンビが四方八方からめちゃくちゃに襲ってくるのである。ゾンビたちの襲撃は現実時間で5分間(設定で変更可能)続くので,その間はどうにかして耐え凌ぐしかない。
建物に立てこもり,用意した装備品を身に着け,設置したトゲや地雷,砲台などの罠に誘導し……と,プレイヤーは昼間に準備したものを総動員してモンスターを撃退しなければならない。
夜になったら小屋が囲まれていた |
夜になると必ず襲われるので,必然的にメリハリのあるプレイが楽しめる。一度襲撃があると,せっかく作った建物や罠はズタボロになるため,修復も必要になり,昼の限られた時間でやるべきことは増えていく。もちろん耐えるだけでなく,島の探索も進めなければならない。
夜になってめたくそ出現したゾンビに小屋を破壊され,外で戦うことに。呪われすぎでしょこの島! |
ちなみに,クラーケンや妖精の登場からも分かる通り,本作はけっこうファンタジックな世界観をしている。登場する装備品も,韓国のMMORPG的な雰囲気があり,クラフトサバイバル,ゾンビものといったジャンルとしては,新鮮な印象を受けた。
システムにもMMORPGチックな部分があり,武器に応じたスキルを使って攻撃したり,妖精のスキルで援護してもらったりもできる。
本作を開発するPOLYMORPHは,3Dアセットを専門にしている韓国の会社で,「IfSunSets」は同社のゲーム業界デビュー作になるそうだ。リリース予定日は2024年10月なので,本作が気になる人はSteamストアページを確認してみよう。インタフェースと字幕は日本語に対応している。
「IfSunSets」公式サイト
- 関連タイトル:
IfSunSets
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