プレイレポート
[プレイレポ]恋のキューピッドになろう。マッチングしてカップルを成立させるシミュレーションゲーム「Matchmaker Agency」の魅力に注目
使い魔の猫「チャールズ」の導きで,
マッチングエージェントの営業開始!
本作の舞台となるのは,恋を求めて人が集まる街「アモラヴィル」にあるマッチング会社だ。プレイヤーは祖父母から会社を受け継ぎ,マーケティングをこなしながら顧客をマッチングさせ,会社の評判を上げていく。ただし,会社に残された借金を1年以内に大家に払わなければ土地を取り上げられてしまう問題も抱えている。プレイヤーは祖父母に仕えていた使い魔「チャールズ」(しゃべる猫)のサポートを受けながら,恋のキューピットとして数多のマッチングを成功させ,会社を発展させていく。
物語はアドベンチャー形式で進行し,チャールズや借金を取り立てにくる大家,特別な依頼人との会話では選択肢が発生する。相手好みのものを選んで,キャラクターたちとのやりとりを楽しもう。
マッチメーカーとしての手腕を振るおう!
マッチメーカーとしての運営は,ゲームのメインとなるオフィス画面から行う。マッチングをするために必要な「顧客」「マーケティング」についてチャールズがレクチャーしてくれるので安心だ。期限は100週間あるので,その間にうまく会社を運営して借金を完済しよう。
●「顧客」と面接し,相性の良さそうな2人をマッチングさせよう
「フォルダー(顧客)」画面では,会社に登録している顧客リストが確認できる。好みのタイプや好き嫌いなど顧客のさまざまな情報が表示されるので,ここで趣味や相性が合いそうな2人を組み合わせよう。デートを成功させることで,アイテムの購入や借金返済に必要なコインを獲得でき,会社の評判が上昇していく。●特殊な力で挑む「デートイベント」。とある1組のカップルマッチングに迫る!
チャールズからのレクチャーを進めると,真のマッチメーカーの力が手に入り「デートイベント」が実行できる。デートスポットの選択や,2人のデート中の行動をサポートできるもので,プレイヤーの選択によってデートの行く末が決まる。選択肢は時間制限があるので要注意だ。チャールズの教えを胸に,ある日やってきた2人の男性をマッチングさせた。好き嫌いや理想だけでなく,恋愛対象も人それぞれ。このゲーム,とにかく個性豊かすぎる人物が盛りだくさんである。
●顧客を探す「マーケティング」
たくさんの顧客をマッチングさせるためには,利用者を増やすことも重要だ。そのために必要な「マーケティング」では,所持金を消費してさまざまな施策が実行できる。不定期に開催されるイベントやテレビ局のインタビュー依頼に参加することでも顧客は増えるが,会社の評判が下がる場合もあるので注意したい。また,所持金の残り額にも気を付けよう。●便利な「ショップ」もチェック!
ショップでは所持金を消費することで,マッチングの際に便利な機能やアイテム,新たなデートスポットなどを開放できる。いずれもゲームを有利に進めるためには必須なので,お財布の中身と相談しつつ購入を進めていきたいところ。●そのほかの楽しみもチェック!
本編のほかに「フリープレイモード」と「キャラクター作成」も楽しめる。フリープレイモードは,メインストーリーはほどほどにマッチメーカーの作業重視で遊べるものだ。「キャラクター作成」は見た目だけでなく,本編に出てくる顧客のように好き嫌いや理想などの項目も設定できる。作成したキャラクターはゲーム内に登場するらしいが,今回のプレイでは確認できなかった。確率的に登場しないこともあるようだ。恋のキューピッドとして,たくさんの恋を成立させていく「Matchmaker Agency」。ゲームに慣れていない人からすると,やることがたくさんあって難しそうに見えるかもしれないが,プレイしてみるとやるべきことが分かりやすいので,サクサクと遊べた印象だ。また,デートイベントの展開が破天荒だったりと独特の面白さがある。一風変わったゲームをやりたいという人は,ぜひプレイしてみよう。
My Nintendo Store内の「Matchmaker Agency」ページ
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Matchmaker Agency
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