つぶやく
2024/07/20 11:39イベント
操作はレーンの上下移動のみ，でも面白い！ ローグライトアクション「Skateboard Knight」はシンプルさと中毒性を備えた期待作だ
2024年7月19日から21日にかけて開催中のインディーゲームイベント「BitSummit Drift」で，Maroru Gamesによる新作ローグライトアクション「Skateboard Knight」（PC / iOS / Android）のデモ版が出展されていた。
本作を開発するMaroru Gamesは，丸山彰吾氏が1人で運営するインディーデベロッパだ。シンプルながら中毒性のあるバッティングアクション「Batting Hero」を2019年にリリースしており，Skateboard Knightはデベロッパとしては2作目のタイトルとなる。
新作のジャンルはローグライトアクションということで，シンプル操作で長く遊べるという前作の特徴は引き継ぎつつ，より遊びごたえのある作品になっているようだ。
物語の主役となるのはタイトルのとおり，スケボーに乗って疾走する1人の騎士。プレイヤーは騎士を操作して押し寄せる敵を撃退し，成長させながらステージを攻略していくことになる。
騎士が走る道は3つのレーンに分かれており，それぞれのレーンに敵が出現する。敵が射程に入ると自動で攻撃してくれるほか，条件を満たせば自動でスキルなどを発動してくれるので，バトル中にプレイヤーができることはレーンの上下移動のみだ。
正直なところ，ゲームシステムの説明を聞いたときは「さすがにプレイヤーが関与できる要素が少なすぎるのでは？」と思ったが，遊んでみるとこれが意外にそうでもない。
重要なポイントは，通常の攻撃手段でダメージを与えられるのは同じレーンの敵のみ，そして撃破した敵から得られる経験値は「ドロップアイテム」の形を取ることだ。経験値を得るには，ドロップした経験値アイテムを拾うまでレーンに留まる必要がある。
かといって，1つのレーンを走り続けるのも効率が悪いので，うまくレーンを移動して撃破のタイミングをズラし，順番にアイテムを拾うといった工夫を考えたいところ。ある程度まで進むとボスが出現し，ザコ敵もちょっとずつ強くなっていくので，ちゃんと成長できていないと攻略がツラくなってくる。手軽そうに見えて，実はラクをさせない作りになっているというわけだ。
もちろん，息苦しいゲームかといえばそんなことはなく，手触りはしっかりカジュアル。レベルアップで獲得できるスキルは強力なものが多く，うまくビルドを作ることができれば，キビキビ動くドットアニメーションによって強力なスキルをブン回して敵をなぎ倒してくれる。貫通する攻撃でレーン上の敵を一掃し，チャリチャリチャリーンとアイテムを拾っていく感覚にはなかなかの中毒性がある。
今回のバージョンでは未実装だったが，正式リリース版には取得したスキルの内容に応じて“進化”できる派生クラスが登場するほか，「冒険で稼いだお金で国を発展させる」といった形で永続強化要素も予定されている。
会場で本作を紹介してくれた開発者の丸山氏によると，永続強化要素には新スキルを解禁するものや冒険のオトモを追加するものなど，ゲームプレイのバリエーションが増えるものも多く用意されるようだ。
ちなみに，丸山氏はもともとフラッシュゲームを制作していたゲーム開発者であり，ゲーム内のドット絵をすべて1人で自作しているという。言われてみれば，演出全般の派手さとテンポの良さ，スパッと割り切られたゲームデザインには，ブラウザ上で遊ぶフラッシュゲームの面影がある気がする。
本作は2025年内の発売を予定している。続報が気になる人は，丸山氏が運営するMaroru Gamesの公式ブログや公式X（旧Twitter）をチェックしてみよう。
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本作を開発するMaroru Gamesは，丸山彰吾氏が1人で運営するインディーデベロッパだ。シンプルながら中毒性のあるバッティングアクション「Batting Hero」を2019年にリリースしており，Skateboard Knightはデベロッパとしては2作目のタイトルとなる。
新作のジャンルはローグライトアクションということで，シンプル操作で長く遊べるという前作の特徴は引き継ぎつつ，より遊びごたえのある作品になっているようだ。
Maroru Games 公式ブログ
お手軽だけど“ラク”じゃない
いつ，どのレーンで走るかを見極めよう！
物語の主役となるのはタイトルのとおり，スケボーに乗って疾走する1人の騎士。プレイヤーは騎士を操作して押し寄せる敵を撃退し，成長させながらステージを攻略していくことになる。
騎士が走る道は3つのレーンに分かれており，それぞれのレーンに敵が出現する。敵が射程に入ると自動で攻撃してくれるほか，条件を満たせば自動でスキルなどを発動してくれるので，バトル中にプレイヤーができることはレーンの上下移動のみだ。
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正直なところ，ゲームシステムの説明を聞いたときは「さすがにプレイヤーが関与できる要素が少なすぎるのでは？」と思ったが，遊んでみるとこれが意外にそうでもない。
重要なポイントは，通常の攻撃手段でダメージを与えられるのは同じレーンの敵のみ，そして撃破した敵から得られる経験値は「ドロップアイテム」の形を取ることだ。経験値を得るには，ドロップした経験値アイテムを拾うまでレーンに留まる必要がある。
かといって，1つのレーンを走り続けるのも効率が悪いので，うまくレーンを移動して撃破のタイミングをズラし，順番にアイテムを拾うといった工夫を考えたいところ。ある程度まで進むとボスが出現し，ザコ敵もちょっとずつ強くなっていくので，ちゃんと成長できていないと攻略がツラくなってくる。手軽そうに見えて，実はラクをさせない作りになっているというわけだ。
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もちろん，息苦しいゲームかといえばそんなことはなく，手触りはしっかりカジュアル。レベルアップで獲得できるスキルは強力なものが多く，うまくビルドを作ることができれば，キビキビ動くドットアニメーションによって強力なスキルをブン回して敵をなぎ倒してくれる。貫通する攻撃でレーン上の敵を一掃し，チャリチャリチャリーンとアイテムを拾っていく感覚にはなかなかの中毒性がある。
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今回のバージョンでは未実装だったが，正式リリース版には取得したスキルの内容に応じて“進化”できる派生クラスが登場するほか，「冒険で稼いだお金で国を発展させる」といった形で永続強化要素も予定されている。
会場で本作を紹介してくれた開発者の丸山氏によると，永続強化要素には新スキルを解禁するものや冒険のオトモを追加するものなど，ゲームプレイのバリエーションが増えるものも多く用意されるようだ。
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ちなみに，丸山氏はもともとフラッシュゲームを制作していたゲーム開発者であり，ゲーム内のドット絵をすべて1人で自作しているという。言われてみれば，演出全般の派手さとテンポの良さ，スパッと割り切られたゲームデザインには，ブラウザ上で遊ぶフラッシュゲームの面影がある気がする。
本作は2025年内の発売を予定している。続報が気になる人は，丸山氏が運営するMaroru Gamesの公式ブログや公式X（旧Twitter）をチェックしてみよう。
自動横スクロールなアクションRPG風ゲーム
— Maroru Games (@MaroruGames) June 21, 2024
【 Skateboard Knight / スケボーナイト 】
Steamストアページ公開しました！??
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Maroru Games 公式ブログ
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