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新作和風ホラー「■■ノニラヤ」は“避ける”ことにフィーチャー。幼い子どもを導き怪物たちの攻撃をかいくぐろう
本作は,現代から謎の空間へと落とされた子どもを主人公にした和風アドベンチャーゲームだ。ブースでデモ版を遊んでみたので,レポートをお届けしよう。
ゲームをスタートすると,ムービーが流れた後に主人公の子どもを操作して,屋敷の中を探索することになった。
暫く進んでいくと謎の影が障子越しに浮かび上がり,老人の声が聞こえるというイベントが発生。謎の空間に落とされておびえる子どもは,必死に助けを求めるが,老人が助けてくれることはなく,先へ進むことを促される。
おびえる子どもに残酷な……と思いながらも探索を進めていくと,薄暗い部屋で化け物に遭遇してしまった。本作は「避ける」というアクションに重きを置いているそうで,幼い子どもである主人公が化け物へ直接対抗する手段は基本的にない。
走ると主人公はスタミナを消費するため,スタミナゲージを管理しながら,敵の攻撃を回避する必要がある。敵が攻撃を繰り出す際には,画面上に赤い煙のような攻撃範囲の予告が出るため,これを頼りに回避行動を取ると,敵の攻撃を安全にやり過ごせる。
デモ版で遭遇したのは,直線的な攻撃を繰り出す敵だったが,製品版ではさまざまな攻撃手段でプレイヤーを追い詰める敵が登場し,「避ける」という要素をより楽しめるように開発が進められているそうだ。また,ゲームを進めていくと屋敷以外のロケーションを探索するシチュエーションにもなるという。
敵をうまくやり過ごして屋敷の2階へ移動し,謎解きに頭を悩ませていたところでデモ版は終了した。試遊時間は5分間と短かったが,本作の「避ける」楽しさや和風ホラーの要素を感じられる内容だった。
本作はヘキサドライブの山口裕也氏が1人で開発を進めているという。1人での開発体勢は苦労もあるが,仕様を自由に決められるためやりやすさもあるそう。山口氏は以前からホラーゲームに挑戦してみたいという思いがあったそうで,「■■ノニラヤ」には,そんな氏の好みが反映されている。
ちなみに,「■■ノニラヤ」というタイトルの「■■」の部分は伏字だそうで,ゲームをプレイしてエンディングを迎えるころには,本当のタイトルが分かるようになっているという。今のところは不明な点も多いが,発売は2025年Q4を予定しているとのこと。ひとまずはアナウンストレイラーやSteamのストアページを見ながら,続報を待とう。
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