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[プレイレポ]納得の楽しさと世界感に魅了される「LEGO Horizon Adventures」。プレイアブルデモをSIEブースで体験してきた
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印刷2024/06/13 13:00

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[プレイレポ]納得の楽しさと世界感に魅了される「LEGO Horizon Adventures」。プレイアブルデモをSIEブースで体験してきた

 2024年6月8日から10日にかけて開催された「Summer Game Fest 2024」のSony Interactive Entertainment(SIE)ブースで,2024年第4四半期のリリースがアナウンスされたばかりの最新作「LEGO Horizon Adventures」PC / PS5 / Switch)がプレイアブル出展されていたのでレポートする。


「LEGO Horizon Adventures」公式サイト


 「LEGO Horizon Adventures」は,Guerilla Gamesの人気アクションRPG「Horizon」シリーズとブロック玩具のLEGOがコラボレーションしたタイトルで,ゲーム内の世界やキャラクターが,すべてLEGOブロックで表現されているのが特徴だ。
 LEGOとのコラボレーションゲームには,ほかにもマーベル・コミックやスター・ウォーズといった有名IPのものがあったが,SIEの独自IPが対象になるのは今回が初めてである。対象プラットフォームはPS5とPC,そしてSwitchで,SIEのタイトルとしては幅広いプラットフォームをカバーしている点も見逃せない。

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 ともあれ,オリジナルの「Horizon」シリーズと同じGuerilla Gamesが開発を主導する本作では,巨大で獰猛な機械獣が闊歩する遠未来というシリーズのユニークな世界観が,LEGOブロックで美しくキュートに表現されている。
 主人公のアーロイをはじめとしたキャラクターが,可愛らしいミニフィグになっているのはもちろんのこと,機械獣の造形もよくできていて,ついつい実物が欲しくなってしまう。

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 現時点ではストーリーの詳細は明かされていないものの,チュートリアルではカルト教団に誘拐されたノラ族の大長老・ティルサを,アーロイが救出しにいくという導入となっていた。その後はマザーズハートの村を拠点に,本編と同様にミッションをこなしていく流れである。

 草に紛れて機械獣に気付かれないよう移動したり,円を描くように走り回って相手のチャージをかわしたりできるほか,焚火の反対から弓を放って火矢にしたり,枯草を燃やしてシークレットを見つけ出したりといった,なんとなく「Horizon」っぽさを感じるギミックがいっぱいだ。
 強いて言えば,弓矢や槍を投げるときの照準合わせが難しいように感じたが,実際は当たり判定が緩めになっているようで,多少ズレていてもしっかりとダメージを与えられる。その辺りは,遊びやすいようしっかり調整されているようだった。

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 マザーズハートの村では,レベルアップ時にスキルへのポイント振り分けが行えるほか,クエスト中に集めたコインを使って,村をアップグレードしていくベースビルディングの要素も用意されている。灌木や骨などを中心とした「Horizon」らしいデザインのみならず,バイキングやジャングルハット風といった,ある意味ジェネリックなLEGOの建物で統一することすら可能で,キャラクターも「Horizon」の別のキャラクターを思わせるデザインが揃っていた。

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 また本作は,2人のプレイヤーによる協力プレイに対応している。オンラインだけでなくオフラインの,いわゆる“カウチCo-op”にも対応しており,今回の試遊でもアーロイとヴァールを操作して,2人で数体のサソリ風機械獣“コラプター”の群れと戦うクエストを体験できた。バレルを拾って敵に投げつけたり,体力を回復できる“スカイブッシュ”の木を探し回ったり,さらにはマップの見えにくい茂みや丘の上にある宝箱を見つけて回ったりと,短い時間ながら充実したプレイが楽しめた。

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 試遊後,Guerilla Gamesでナラティブ・ディレクターを務めるJames Windeler(ジェームス・ウィンデラー)氏に話を聞いてみたところ,「子供だけだったり,もしくは兄弟や親子でプレイできるゲームを目指しています」と,本作の狙いを語っていた。
 数あるSIEのIPから,「Horizon」がタイアップの対象に選ばれたのも,同シリーズが自然と人間,AI,生命の価値とモラルといった重めのテーマを持ちながらも,色とりどりの美しい民族文化を描き切った“カラフル”なアートスタイルが,LEGOとうまくマッチしていたからとのことである。

Guerilla GamesのJames Windeler氏。Telltale Games時代には,「The Walking Dead: The Telltale Series」や「Batman: The Enemy Within」といったプロジェクトに関わったという
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 またマザーズハートの村を斜め上空から眺めた画面には,遙か遠方にある屋台のような建物の中で,ミニフィグが何かをしているのが見えるのだが,これはチャプターごとにアンロックされていく新しい村の一部とのことだった。チャプターが終了するごとに1つのエリアが開放され,橋を渡って新しいテリトリーのクエストに出掛けられるようになるという。
 今回の試遊の段階で,少なくとも3つの“対岸”が存在しているようだったので,少なくともチャプター4までは用意されていると思われる。そうしてチャプターを重ねながら村やキャラクターを強化していくことで,Windeler氏によれば20時間は遊べるゲームになっているとのことだった。

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 Windeler氏も話すように,「LEGO Horizon Adventures」のメインターゲットは若年層であり,彼らが友達同士や家族とプレイするのにピッタリのゲームのように感じられた。そうして育ったプレイヤーが達が,やがては本家の「Horizon」をプレイするようになるというのが,本作の狙いなのだろう。
 そうしたゲーマー層の拡大という観点からも,本作がSwitchでもプレイできる意味は大きいだろう。2024年第4四半期に予定されている本作の登場に期待したい。

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