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「Mech Arena」新参パイロット奮闘記 第2回:この世界は思った以上にハードなのかもしれない
「Mech Arena」新参パイロット奮闘記 第1回:デビュー戦で大勝して喜んでいたら,BOT戦だったのは,チュートリアルあるある
Plariumが運営する対戦型メカシューター「Mech Arena」の新連載「Mech Arena」新参パイロット奮闘記」,その記念すべき第1回をお届けしよう。未来の天才も最初は初心者。新参パイロットである筆者はチュートリアルを終えて,早速対人戦に挑んでみたのだが……。
チュートリアルが終わった直後,リーグ階級がルーキーから10に昇格した。階級が上がると,じょじょにいろいろなモードがアンロックされたり,もらえる各種ポイントがアップしたりするらしい。
現時点ではあまりピンとこないが,ざっくり言うと「階級が高ければいろいろお得,階級を上げるにはバトルをすべし」ということだろう。今回昇格した階級10では,BOT戦で学んだルール「ビーコンクラッシュ」モード,メカにパイロットを搭乗させられる「パイロット機能」などがアンロックされた。
まずはパイロット機能をチェックしてみよう。メカとペアリングすることで,与えるダメージやHPをアップさせられるのが「パイロット」だ。まずはチュートリアルにも登場していろいろと教えてくれた「レッド」が支給された。
アップするステータスはパイロットごとに異なり,レッド固有のステータスは,「アサルトダメージ+2%」だ。これは,オートキャノンやプラズマキャノンなど,アサルト系武器の攻撃力を高められるというものである。
また,パイロットに「インプラント」をインストールすることで,任意のスキルをセットできる。「Mech Arena」の世界では,体内に機器を埋め込むインプラント技術は普通に使われているものらしい,実にサイバーだ。
インプラントはショップで購入することもできるが,デイリーオファーから8時間に一度,無料でインプラントコンテナをゲットできるので,ありがたくちょうだいしよう。得られるインプラントの種類はランダムであるため,狙っているものはなかなか出ないかもしれないが,最初はとにかく数が欲しいところ。
さあ,パイロットも無事搭乗したということで,いよいよ「ビーコンクラッシュ」で実戦といこう。とりあえず当面は,レッドを乗せた「パラゴン」を主力メンバーとして使っていきたい。HP高め,正面での撃ち合いが得意なアタッカーということで,私の性格にも向いていそうだ。断じて戦略が不得意というわけではないぞ。
このマップは,縦長のマップにビーコンが5つという構成になっている。最初に,出撃するメカを決める。パイロットも乗っていることだし,私はパラゴンで出る!
大抵,最初の乱戦は真ん中にあるCのビーコン周辺で起こる。3 vs 3で必死に撃ち合っている中,ふとマップを見てみたら……
そうはいきませんよ! ここで倒れてもらいます……ってウワーッ! なんだそのビームは!? 強いし私によく当たる(気がする)!
正面からやりあうと,相手が撃ってくるピンク色の謎ビームよりも明らかにこちらの火力が弱すぎて不利になる。しかもパラゴンは足が遅く,ビームから逃げきれもしない。今思えば,一時的に移動スピードを上げるパラゴンのスキル「ブースト」を使えばよかったのだが,慌てていたのでまったく気づかなかった。すると横から,同じくビームを撃つ味方のメカが救援に来てくれたではないか。
こうして,初の対人戦が無事終了した。さっそく,ひとり反省会の開催だ。素直な感想としては,「単純にまだ慣れが足りない」と感じた。スキルの発動タイミングやリロードの管理も満足にできていないので,これからバトルを重ねて慣れていこうと思う。
また,やはり「botと人間の動きは違う」とも感じた。人同士だと,追い詰められてとっさに予想外の行動に出たり,未熟な立ち回りが思わぬ好プレーにつながったりと,先の読めない展開が楽しめるからだ。ただ,マッチングした相手との実力差はそこまでかけ離れたものではなく,練習次第で十分戦っていけそう。
ところで,皆が使っていたあのビーム武器はなんだろう。それに,敵味方ともにランサーを出撃させている人が多かったのも気になった。ランサーで素早く近づいてビームで薙ぎ払う,という戦いかたは確かにイケているかもしれない。
調べてみると,ビーム系武器は「サーマルランス」など,複数存在しているようだ。クレジットやAコインを貯めて,近々手に入れよう。すべての対戦相手を遠くからサラリと薙ぎ払ったらそれは気持ちいだろうし。さっそくパワータイプという方針がブレているような気もするが,凝り固まった考えではきっと勝てない。臨機応変な戦術が必要なのだ,きっと。
ところで,パイロットを乗せた効果はどうだったかというと,正直,あまり実感が湧かなかった。これから機体やパイロット,インプラントを強化していけば,今とは比べ物にならないほど心強くなるのかもしれない。
血で血を洗う戦いの最前線で活躍するにあたっては,少しでも自機のパワーを高めていきたいので,今後しっかり育てていきたいと思う。
自軍の戦力強化という点を考えると,ランサーにパイロットが搭乗していない点が気になる。クレジットやAコインで購入できるパイロットもいるので,さっそくラインナップを確認すると,ひときわ目を引く可愛らしいキャラクターを見つけた。
性能というより,完全に見た目に惚れてしまった。錫杖のようなものを持っているロボットと小型犬のコンビ。きっと,心優しきロボットが,旅の途中にボロボロの捨て犬と出会い身を寄せ合って暮らしていたところ,なんやかんやあってメカアリーナに出場することになったとか,そういうストーリーがあるに違いない。もっとよくガルヴァンのことを知りたくて,パイロット情報を見てみる。
話をまとめると,ガルヴァンが突然変異したサソリ(字面だけでめちゃくちゃ怖い)に襲われているところを,親切なロードスターさんという人が助けてくれたけど,サソリと戦ったロードスターさんは腕を失ってしまうほどの大けがをしてしまった。しかもロードスターさんは,ガルヴァンを守るためにボディーガードのロボットも作ってくれたらしい。
ちなみにロードスターさんもパイロットとして,「Mech Arena」に出場している。ロードスターは腕に留まらず,あらゆる体の部位を機械化している。突然変異サソリから少なくとも10匹は犬を救っているようなレベルのいかつさだ。
衰退する一族を救うという志を持っているだけでなく,危険なサソリに襲われた子犬の命までも救ってしまうという,たいへんな人格者である。しかし,ロードスターさんが作ったボディガードロボットとガルヴァン,なにやらちょっとおかしなことになっているようですが,大丈夫ですかね。
とまあ,パイロットのプロフィールを読みながら世界設定に浸ってしまった。突然変異したサソリがいたり,ロボットと犬が合体してキメラが作られたりと,「Mech Arena」の世界は想像以上にハードなのかもしれない。
「Mech Arena」は,対戦だけでなくこうしたフレーバーテキストを読んでいるだけでも楽しい。これからプレイする人には,この辺りの内容も目を凝らしてほしいと思う。
次回は陣取り合戦のビーコンクラッシュのほかに,デスマッチにも挑戦してみるぞ!
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