［プレイレポ］自由度の高い育成要素が魅力のファンタジーRPG「RAID: Shadow Legends」。美麗なグラフィックスと豊富なコンテンツを遊びつくそう【PR】

　Plariumが手掛ける基本プレイ無料のファンタジーRPG「RAID: Shadow Legends」。ハイファンタジーな物語と美麗なグラフィックス，700を超えるキャラクター，無数の育成要素，そこから生まれる多様な戦略が魅力のタイトルだ。当初はiOS / Android向けにリリースされた本作だが，後にPCでもプレイ可能となり，より遊びやすくなった。今回はそんな本作を紹介していこう。

　本作の舞台となるのは，影の軍勢を率いて現れた闇の君主「シロス」によって危機的状況を迎えている「テレリア王国」だ。この地で4人の英雄が影の軍勢と戦うところから始まる。戦いの末，影の軍勢に敗れた4人の英雄だが，守護者によって1人だけ蘇生できるという。これがゲームの始まりであり，チュートリアルの部分だ。そこで蘇生したキャラクターがプレイヤーの最初の英雄となる。「指輪物語」や「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などが好きな人の心に突き刺さる世界観だろう。


　ゲームの流れはキャラクターを集めて，4〜5人の部隊を編制し，キャンペーンやダンジョンなどのバトルに挑んでいくというものだ。
　バトルは「ターンメーター」と呼ばれるゲージが溜まった順に行動できるシステムが採用されており，戦術性の高いバトルが楽しめる。

「RAID: Shadow Legends」公式サイト

「RAID: Shadow Legends」ダウンロードページ

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700以上もの英雄たちと，豊富な育成要素

　前述したように700以上のキャラクター（英雄）が用意されており，それぞれ特徴的なステータスとスキルを持っている。これらの英雄たちをどう組み合わせていくかで，戦い方も変わってくる。英雄にはそれぞれコモン，アンコモン，レア，エピック，レジェンダリー，ミスティックのレア度が設定されており，当然，レア度が高いほど強い傾向にある。
　英雄は，ポータルで召喚して手に入れるほか，バトルやイベントなどでも入手できる。手っ取り早く強力な英雄を集めたいなら課金するという手もあるが，バトルやイベントでも強い英雄を手に入れられるうえ，ログインボーナスやイベントで召喚するためのアイテムも手に入るのは嬉しいところだ。


　人間，エルフ，ドワーフなどの定番種族はもちろん，オーク，リザードマン，アンデッドやデーモンといった15の勢力（ファクション）があり，ファンタジーの世界を彩っている。
　ちなみに英雄は高レアリティになると「シグムンド」といったネームド的なものになるが，コモンなどは「ソードマン」といった職業名となっているのが面白い。こういった名もなき英雄たちが戦いを支えている世界であると感じられる。


　英雄にはかなり豊富な育成方法が用意されている。まず1つめは☆の数で表される「ランク」だ。これはレア度と連動し，☆の数が多いほどレア度が高くなる。また，☆の数は英雄のレベルにも関係しており，☆1つでレベル上限が10ずつ上がっていく。最大レベルは☆6ランクの60だ。
　ランクはレベル上限まで上げた英雄に，同ランクの英雄を合成することで上げられる。ランクはレア度に関係なく上げられるので，コモンでもレベル60にすることが可能だ。


　2つめの育成要素は「スキル」で，同じ英雄かレア度に応じた「スキルの書」を使うことでグレードを上げられる。スキルをアップグレードすると攻撃力が上がったり，クールタイムが短くなったりと英雄の強さがガラリと変わることも少なくない。高レアの英雄やスキルの書は手に入りづらいので，どの英雄のスキルを上げるかで頭を悩ませるだろう。


　3つめは「秘伝」だ。「攻撃」「防御」「支援」の3種類が用意されており，後述する「ダンジョン」で手に入る「伝書」を消費して習得していく。ツリーのような構成になっており，習得できる数が決まっているので，プレイヤーがどう育成するかでキャラクターの性能が変わってくる。


　最後はいわゆる装備システムである「遺物」だ。遺物は「武器」「ヘルメット」「シールド」「ガントレット」「チェストプレート」「ブーツ」の6つに加え，☆4以上の英雄は「指輪」「アミュレット」「旗」を装備できる。
　各遺物には1つのメインステータスと，最大4つのサブステータスがある。武器，ヘルメット，シールドのメインステータスは固定だが，その他のものはランダムで決まるため，英雄を自由にカスタマイズできるというわけだ。
　さらに遺物にはレアリティとランクがあり，高ランクであるほどメインステータスの性能が高く，高レアであるほど，サブステータスの性能が高くなる。遺物にもレベルがあり，バトルなどで手に入る「シルバー」を消費して強化していく。


　そして重要なのは「遺物セット」の存在だ。遺物には「攻撃」や「防御」「ライフ」といったセットが用意されており，セットで装備すると“攻撃力＋15％”といった効果を発動できる。セット効果は2個から発動し，さらにその効果は重複する。例えば「攻撃」を6個装備すると攻撃力は45％上昇するし，「攻撃」を4個，「ライフ」を2個といったような組み合わせもできる。
　遺物はダンジョンやバトルの報酬として手に入るがランダム性が強く，ハクスラのようにより良い遺物を求めて周回することになるだろう。

重厚な物語が展開するキャンペーンと，さらなる強さを求めて挑む豊富なコンテンツ

　本作にはさまざまなコンテンツが用意されており，プレイヤーのレベルが上がっていくと徐々に開放されていく。バトルはスタミナを消費して行う形式だ。
　「キャンペーン」ではテラリア王国の存亡にかかわるストーリーがフルボイスで展開する。まるでファンタジー小説を読んでいるかのような物語が展開するので，その手のお話が好きな人はスキップせずに読んでみてほしい。


　「ダンジョン」は英雄の育成に必要なアイテムが手に入るコンテンツだ。伝書といった育成アイテムを入手できるほか，レア度の高い遺物や強化素材が手に入るため，強くなるために挑戦は必須となる。さまざまな特殊能力を持ったボスが待ち構えており，ステージを進むごとに高難度になっていくため，手の届くステージで英雄を育成しつつ，次のステージを目指す，というパターンで攻略していくことになるだろう。


　「ファクションウォー」は各勢力に所属する英雄のみで構成された部隊で戦う特殊なコンテンツだ。手持ちの英雄が少なく，あまり育っていない序盤では苦戦するが，少ない戦力でどう戦うかを考えるのもそれはそれで楽しい。1日に挑戦できる回数は決まっているが，遺物を強化するアイテムが報酬として手に入るため，毎日挑戦することになる。


　本作のPvPコンテンツ「アリーナ」は，プレイヤーと戦って勝つことでティアを上げていくというもの。ほかのプレイヤーがあらかじめ設定した部隊と戦う「クラシックアリーナ」，プレイヤーとリアルタイムでマッチングして戦う「ライブアリーナ」，最大3チームを編成して戦う「タッグチームアリーナ」が用意されている。勝ち続けてティアを上げていけば，より良い報酬が手に入るという仕組みだ。
　プレイヤーが相手になるので，どれも一筋縄ではいかないが，自分で育てた英雄と，考え抜いた組み合わせで戦い抜くのは楽しい。戦略が見事にハマって，格上のプレイヤーを倒したときの嬉しさは格別だ。


　このほかにも120階の塔の頂上を目指す「ドゥームタワー」や，特殊な条件が設定されたバトルに挑戦していく「呪われし街」，クランの仲間と力を合わせて挑む「クランボス」といったコンテンツがある。どれも歯ごたえがあるので，ぜひ挑戦してほしい。


　なお，2月29日までの期間限定で，プロモーションコード「GETOBORO」を入力するとエピック英雄「OBORO」が手に入る。エピック英雄はゲームを進めるうえで非常に有用なのでぜひ手に入れておきたい。


　基本的に「RAID: Shadow Legends」はコンテンツを周回して英雄を育てていき，より高難度のコンテンツに挑み，さらに強くなっていくという繰り返しだ。英雄の組み合わせは幅広く，戦術を考え出したら終わりがないほど奥が深いゲームだ。

　ゲームを始めたばかりだと，手持ちの戦力も遺物も育成アイテムも足りない状況だが，そうした限りあるリソースをどう使って英雄を育て，コンテンツをクリアしていくかを考えるのが楽しい。「次はこの英雄を育ててみよう」「次はあっちの英雄を育ててみようか」「この英雄とこの遺物を組み合わせると強いんじゃないか」というようにゲームを進めていくと自然と考えていくようになる。
　アップデートによって新たな英雄も追加されていくので，その楽しみはどこまでも続いていくだろう。
　ハイファンタジーな世界，歯応えのあるコンテンツ，戦術性の高いバトルが好きならぜひプレイしてみてほしい。

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