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ホロライブ全体ライブ「hololive 5th fes. Capture the Moment」から,ほろはにヶ丘高校の全楽曲が披露された“HoneyWorks stage”をレポート
「hololive SUPER EXPO 2024」公式サイト
本稿では,うち幕張メッセ展示ホール1〜3で開催された「hololive 5th fes. Capture the Moment」から,2日目の3月17日に行われた「HoneyWorks stage」の模様をピックアップして紹介する。なお「hololive SUPER EXPO 2024」の展示については,別途記事を掲載しているので合わせてチェックしてほしい。
「hololive SUPER EXPO 2024」フォトレポート。幕張メッセに出現した“ホロライブアイランド”にファン達が集結
2024年3月16日と17日に,幕張メッセで開催された「hololive SUPER EXPO 2024」の会場レポートをお届けする。さまざまな展示やフォトスポット,コラボフードや物販などで盛り上がった会場の模様を,写真と共に振り返っていこう。
HoneyWorks stageは,ホロライブとクリエイターユニットのHoneyWorksとのコラボレーションとして,2023年9月にスタートした音楽プロジェクト「hololive × HoneyWorks(ホロハニ)」をフィーチャーしたステージだ。
同ステージにはホロハニに携わったタレント36名が勢ぞろいし,1stアルバム「ほろはにヶ丘高校-Covers-」「ほろはにヶ丘高校-Originals-」に収録されている,現時点での全楽曲,22曲を歌いあげた。
オープニングを務めたのは白上フブキさん,夏色まつりさん,不知火フレアさん,白銀ノエルさん。カバー曲「ファンサ」を歌い上げてステージから退くと,白上フブキさんが戌神ころねさんと再登場。二人はアルバムのコンセプトである“ほろはにヶ丘高校”にちなんだ始業のあいさつ(起立,気をつけ,礼)や,配信時にも使っている「こんこんきーつね!」「ゆびゆび!」といった挨拶(?)を使い,観客とのコール&レスポンスで会場を盛り上げた。
MCの後は,戌神ころねさんが自身のホロハニオリジナル曲「かわいこちぇっく!」をキュートなダンスつきで披露。その後はクレイジー・オリーさんとアーニャ・メルフィッサさんが「シス×ラブ」を,猫又おかゆさんと姫森ルーナさんが「アイドル十ヶ条」を,桃鈴ねねさんが「同担☆拒否」を,3曲連続で歌いあげた。
ここまでの5曲と,続く姫森ルーナさん,桃鈴ねねさんによる2度目のMCまでは,ホロライブ公式チャンネルで行われた無料中継のアーカイブがまだ観られるので,ぜひチェックしてみよう。またVTuberのライブがどういったものか知りたい人も,この機会に触れてみてはいかがだろうか。
有料配信に切り替わって最初に披露されたのは,HoneyWorksの代表曲としても知られる「可愛くてごめん」だ。ロボ子さん,アキ・ローゼンタールさん,癒月ちょこさん,猫又おかゆさん,宝鐘マリンさん,桃鈴ねねさん,ラプラス・ダークネスさん,博衣こよりさん,パヴォリア・レイネさん,セレス・ファウナさんの10人による合唱で,この大ヒット曲を歌いあげた。
10人が同時のステージに立った「可愛くてごめん」の後は,ソロ曲が続くパートへ。百鬼あやめさんが「うたげ☆独壇場!」を,ムーナ・ホシノヴァさんが「決戦スピリット」を,がうる・ぐらさんが「TOKYO WABISABI Lullaby」をそれぞれ歌い,JP→ID→ENの順でリレーをつなげていった。
ハコス・ベールズさん,がうる・ぐらさんのENコンビのMCを挟んだのち,ステージに登場したのは,大空スバルさんと天音かなたさん。両名の「東京サマーセッション」から次のMCまでは,ハコス・ベールズさんの「パクパク成敗」,こぼ・かなえるさんと小鳥遊キアラさんの「1日ヒーロー」,さくらみこさんの「motto☆いちごオレ」とアッパーな曲が続き,会場を盛り上げた。
ライブの折り返し地点を過ぎた14曲目は,直前のさくらみこさん,ラプラス・ダークネスさんのMCの流れから飛び出た「リア充ふざんなー!」の声に応えて(?),紫咲シオンさんが登場。「リア充★撲滅運動」を歌い,独自のワールドに観客を引き込んだ。
続いて登場した2組,獅白ぼたんさんと尾丸ポルカさんのコンビと,AZKiさんと大神ミオさん,雪花ラミィさんのトリオは,それぞれ「大嫌いなはずだった。」と「センパイ。」を歌唱。先の「リア充★撲滅運動」とほぼ真逆にあたる,ストレートな青春ソング2曲を披露した。
ホロハニの楽曲の中ではしっとりした歌詞&曲調の「センパイ。」の後にステージ上に現れたのは,兎田ぺこらさんと宝鐘マリンさん。ハイテンポなオリジナル曲「ブライダルドリーム」で会場全体のテンションを再び盛り上げたのち,曲にちなんだ新婚カップルという設定のMCで,観客の笑いを誘った。
船長&ぺこーらによる漫才風味なMCが終わると,ライブは終盤戦に突入。ホロハニオリジナル曲のキラーチューン「アウトサイダー計画」(ラプラス・ダークネスさん,鷹嶺ルイさん,博衣こよりさん,風真いろはさん,沙花叉クロヱさん)に,「イノコリ先生」(角巻わためさん,常闇トワさん),「青春アーカイブ」(ときのそらさん,星街すいせいさん,白上フブキさん,湊あくあさん,天音かなたさん,ムーナ・ホシノヴァさん,アイラニ・イオフィフティーンさん,小鳥遊キアラさん,がうる・ぐらさん)といったアップテンポなユニット曲が,ノンストップで続いた。
とくに「青春アーカイブ」は,3面ステージを駆使した演出もあって盛り上がりは最高潮。ステージをエンディングへと導いていていった。
HoneyWorks stageのラスト2曲を担当したのは,ホロライブのタレント中でもアーティスト活動に想い入れのある,ときのそらさんと星街すいせいさん。ときのそらさんは「誇り高きアイドル」,星街すいせいさんは「教室に青」と,それぞれアルバム収録のソロ曲をしっかりと歌い上げ,ステージを締めくくった。
なお本稿で紹介したHoneyWorks stageを含む,「hololive 5th fes. Capture the Moment」の全4ステージの模様は,ライブ配信サイトのSPWNにて有料配信が行われており,4月18日までは見逃し配信の視聴も可能とのこと。本稿掲載時点では準備中となっているが,準備が整い次第の公開されるそうなので,リアルタイムで参加できなった人や,あの興奮を再体験したい人は,こちらも楽しみにしておこう。
hololive 5th fes. Capture the Moment HoneyWorks stage セットリスト | ||
---|---|---|
M1 | ファンサ | 白上フブキ / 夏色まつり / 不知火フレア / 白銀ノエル |
MC1 | ―― | 白上フブキ / 戌神ころね |
M2 | かわいこちぇっく! | 戌神ころね |
M3 | シス×ラブ | クレイジー・オリー / アーニャ・メルフィッサ |
M4 | アイドル十ヶ条 | 猫又おかゆ / 姫森ルーナ |
M5 | 同担☆拒否 | 桃鈴ねね |
MC2 | ―― | 姫森ルーナ / 桃鈴ねね |
M6 | 可愛くてごめん | ロボ子さん / アキ・ローゼンタール / 癒月ちょこ / 猫又おかゆ / 宝鐘マリン / 桃鈴ねね / ラプラス・ダークネス / 博衣こより / パヴォリア・レイネ / セレス・ファウナ |
M7 | うたげ☆独壇場! | 百鬼あやめ |
M8 | 決戦スピリット | ムーナ・ホシノヴァ |
M9 | TOKYO WABISABI Lullaby | がうる・ぐら |
MC3 | ―― | ハコス・ベールズ / がうる・ぐら |
M10 | 東京サマーセッション | 大空スバル / 天音かなた |
M11 | パクパク成敗 | ハコス・ベールズ |
M12 | 1日ヒーロー | こぼ・かなえる / 小鳥遊キアラ |
M13 | motto☆いちごオレ | さくらみこ |
MC4 | ―― | さくらみこ / ラプラス・ダークネス |
M14 | リア充★撲滅運動 | 紫咲シオン |
M15 | 大嫌いなはずだった。 | 獅白ぼたん / 尾丸ポルカ |
M16 | センパイ。 | AZKi / 大神ミオ / 雪花ラミィ |
M17 | ブライダルドリーム | 兎田ぺこら / 宝鐘マリン |
MC5 | ―― | 兎田ぺこら / 宝鐘マリン |
M18 | アウトサイダー計画 | ラプラス・ダークネス / 鷹嶺ルイ / 博衣こより / 風真いろは / 沙花叉クロヱ |
M19 | イノコリ先生 | 角巻わため / 常闇トワ |
M20 | 青春アーカイブ | ときのそら / 星街すいせい / 白上フブキ / 湊あくあ / 天音かなた / ムーナ・ホシノヴァ / アイラニ・イオフィフティーン / 小鳥遊キアラ / がうる・ぐら |
M21 | 誇り高きアイドル | ときのそら |
M22 | 教室に青 | 星街すいせい |
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