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「ウルトラマン カードゲーム」の発売開始記念イベントをレポート。「ウルトラマンティガ」のマドカ・ダイゴ役を演じた長野 博さんがサプライズ登壇
イベント名にもなっている「ウルトラリーグ」とは,「ウルトラマン カードゲーム」のプレイヤーが作り出すコミュニティを指す。
登壇した「ウルトラマン カードゲーム」総合プロデューサー 宍戸英治氏によると,円谷プロダクションではカードゲームは運営が重要と捉えているという。そのため,同タイトルではプレイヤーの行動原理を示す「ウルトラリーグ」憲章を制定するなど,少々形式張ったことをしている。しかし,それらはすべて大会環境をよくするためであること,商品の販売よりも体験の提供を重視していることが説明された。
現在「ウルトラマン カードゲーム」は,「スターターデッキ01 超時空の英雄たち」「スターターデッキ02 零のキズナ」「ブースターパック01 地球(ほし)の守護者たち」の3商品が発売されている。会場では,2025年1月24日に「ブースターパック02 吹き荒れる紅(あか)と蒼(あお)」「エクストラデッキ01 Ultraman: Rising (ウルトラマン: ライジング)」が世界同時発売されると発表された。
宍戸氏によると「ブースターパック02」は,デッキが組みやすく,簡単なコンボが充実しているので,非常に遊びやすいという。また「エクストラデッキ01」は,Netflixで配信されている「Ultraman: Rising」のハートフルな世界を継承したものとなっており,宍戸氏は「親子で一緒に遊んでほしいという思いを込めた」と話していた。
「ウルトラマン カードゲーム」の世界大会への出場方法も紹介された。店舗予選やエリア予選で敗退したプレイヤーも,オープン形式の大型公式大会にエントリーでき,イベントや大会などに貢献すると提供される「ウルトラリーガーポイント」を多く獲得したプレイヤーにも世界大会出場権が与えられる。
発表会の後半には,平成初のウルトラマンシリーズ「ウルトラマンティガ」にて,主人公のマドカ・ダイゴ役を演じた長野 博さんがサプライズで登壇。イベントの来場者たちからは大きな歓声が上がった。
「ウルトラマン カードゲーム」の「スターターデッキ01」「ブースターパック01」のメインキャラクターにウルトラマンティガが起用されたことについて問われた長野さんは,「28年の時を経て,またウルトラマンのカードゲームとして現在3つの商品があるうちの2つでメインにしていただけるのは本当に嬉しい。ファンの皆さんのおかげです」と感想を述べた。
また長野さんは,実際に「ウルトラマン カードゲーム」をプレイしたとのことで,「ルールの中で1回勝敗が決まっても,レベルアップフェイズで勝敗が入れ替わる。まさにウルトラマンティガの最終回で,一度負けたティガが子ども達の光を得て相手を打ち負かすところを彷彿とさせるルールになっているのが素敵だと思いました」と話していた。
長野さんは,芸能界で長く活動しているが,その秘訣はウルトラマンから学んだと語る。1966年の初代「ウルトラマン」以来,いろんなウルトラヒーローが登場し新しい発信をしてきていることから,自身のいろんな面を発信してファンの気持ちを掴むようにしてきたそうだ。そのほか話題は,長野さんの少年時代の遊びやウルトラマンティガ初放映時のV6のメンバーとの会話などにもおよんだ。
発表会の最後には,長野さんがあらためて「ウルトラリーグ」のスタートに言及。「これからいろんな歴史が刻まれていくと思います。その中で皆さんがこのカードゲームをプレイして,育ててくださったら嬉しいです」とまとめていた。
「ウルトラマン カードゲーム」公式サイト
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