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[TGS2023]美少女育成シム+放置型RPGの新作「AGATHA」を体験。2024年中のリリースを目指して開発中の新作アプリ
本作は,美少女アンドロイド育成シミュレーションに,放置型RPGの要素を盛り込んだタイトル。AIが人類に反旗を翻し,戦争が起こった後の世界を舞台にした,SFの背景を持つ作品になる。この戦争では,人類側についた5体のヒューマノイドが勝利に貢献しており,このヒューマノイドたちは「アガタ」と呼ばれた。
先の戦争から300年が経ち,アガタたちは各企業で製造され「アガタタワー」と呼ばれる場所で育成されるようになった。プレイヤーは,教育担当者である人間「シンカー」として,アガタたちと関わっていくことになる。
今回の試遊では,育成できるアガタを4人の中から選ぶ形になっていたが,リリース時にはもっと増えるという。アガタはガチャで入手可能なほか,ストーリー進行で仲間になる者もいるそうだ。たとえば,TGSの試遊版でボスとして登場したアガタ「ミナミアマリ」は,黒幕に改造されており,倒すと育成できるようになるとのことだった。
育成システムは,「ウマ娘 プリティーダービー」をイメージしてもらうのが分かりやすい。アガタには戦闘や防御,体力といった6つのパラメータがあり,それぞれに対応する訓練が用意されている。育成の目標として,「〇ターンまでにこのパラメータをいくつ以上」といった達成値が設定されるので,それを目指して訓練を選んでいくわけだ。ただし,ターンごとに各訓練の成功率が変動する点には注意が必要だろう。
なお,多くの訓練は実行すると「カルマ」が増加する。これが増えるとアガタの調子が上がりにくくなってしまうので,カルマを下げる訓練を途中に挟む必要も出てくる。各ターンでどの訓練を行えば必要な育成ができるか,失敗しづらいかを考えながら,育成プランを選んでいくのだ。
本作のキャラクターは3Dで表現されているが,育成を通じて好感度を上げると,一枚絵を用いた恋愛アドベンチャー的なイベントも発生する。推しキャラクターのイベントCGを集めていくのは,本作の楽しみのひとつになるだろう。
また,育成シミュレーションとして,良い結果を目指し訓練を繰り返すのは,持続的な成長が感じづらいのではと考えているそうだ。先述したとおり,本作には放置型RPG的な育成要素が盛り込まれており,放置で集めた育成素材を使ってアガタのレベルを上げ,訓練でのパラメータ育成とは別軸で強化していけるという。
育成が完了したら,シナリオを進めるためにパーティを組み,戦闘を行う。本作のバトルシステムは自動戦闘で,パーティ編成さえしておけば勝手に戦ってくれる。プレイヤーが介入して各アガタのスキル発動させることも可能だ(オートにもできる)。
本作のサービスは最初に日本で開始したいと考えているそうだ。今後の計画として11月にβバージョンを公開し,2024年中の正式リリースを予定しているとのこと。
「AGATHA」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2023」掲載記事一覧
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