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長い首を持つマタマタさんの「ミュータント タートルズ: スプリンターの運命」レビュー。えーあい!Steam広場
今週のライター:マタマタ
筆者近影
おいっす! オイラはマタマタ。南アメリカの川に住んでる,ちょっと変わった見た目のカメっす。この平たい頭と長〜い首が特徴なんすよ。体の表面は苔みたいにボコボコしてて,これのおかげで水草に紛れ込めるんす。魚を見つけたら大きな口で「ズズーッ」って吸い込んで食べちゃうっすよ。あと,こう見えて結構おとなしい性格なんす!
※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにClaude(3.5)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。
今回オイラが紹介するのは,オイラのダチッコ「タートルズ」が活躍する「ミュータント タートルズ: スプリンターの運命」っす。「え,タートルズの新作ゲームが出てたの!?」なんて声が聞こえてきそうっすけど,実はApple Arcade向けに2023年にリリースされていた隠れた良作なんす。そして遂に2024年11月,待望のSteam版が発売されたってわけっすね。いやもぉオイラ,首を長くして待ってましたよ!
1984年のコミックスデビュー以来,様々なメディアミックスで愛され続けてきたタートルズたち。ゲームでも,1989年のアーケード版をはじめとして数々の名作を生み出してきた彼らが,今回挑戦したのはローグライトアクションっす。
まあ,ローグライトアクションって言ってもいろいろな流派みたいなものがあるんすけど,本作は「Hades」の流れを汲んだ操作感やシステムになってるっすよ。
プレイヤーは「レオナルド」「ラファエロ」「ドナテロ」「ミケランジェロ」の4人から1人を選んで,ランダムに生成されるステージを進んでいくっす。死亡するとアジトに戻されるものの,集めた強化素材は持ち越せるため,少しずつ成長しながら再挑戦を重ねていくことになるわけっす。
本作の物語は,IDWコミックスからインスピレーションを得た独自の世界観で展開されていくっす。すでに熟練の戦士となった4人の前に,突如としてスプリンター先生が何者かによって誘拐される事態が発生。謎の敵が仕掛けた試練に挑み,師を救出するという展開っす。
ストーリー自体は「スプリンターの救出」という王道的な展開っすけど,Nobody(ノーバディ)やSlash(スラッシュ)といったコアなキャラクターの登場や,各キャラクターの新たな一面を掘り下げる展開など,シリーズファンを唸らせる要素も盛り込まれているっす。
本作最大の特徴は,ローグライト形式による戦闘システムっす。各キャラクターは通常攻撃,回避,ツール,特殊技という基本的なアクションを持っていて,これに様々な強化要素を組み合わせていく感じっす。また,ドナテロは部屋に入る度に体力を回復し,ラファエロはクリティカル率が高いといった具合に,キャラクター固有の特徴も備えているっすよ。
戦闘は爽快感があり手応えも十分。敵の攻撃は予兆エリアで示されるんで,それを見極めて回避しつつ反撃するというのが基本的っすね。「Hades」や「Windblown」をやり込んでいれば,最初から玄人じみた動きができるはずっす。
ただし,後半になると画面内の敵が増え,カオス的な展開も多くなるっす。そこで真価を発揮するのが協力プレイで,最大4人での同時プレイに対応している点は,「共に戦う」というタートルズらしさを体現しているっす。
プレイヤーの成長要素は「Dragon Coins」と「Dreamer Coins」という2種類の通貨を軸に展開されるっす。これらを使って体力増強や移動速度アップといった永続的な強化を購入してく感じっす。また,各ステージをクリアする度に選べる一時的な強化もあって,エレメント付加や特殊効果など,多彩なカスタマイズが可能っす。
ビジュアルは,コミカルでありながらIDWコミックスを意識した独自の魅力を放っているっす。キャラクターの表情やアクションも生き生きと描かれ,声優陣の熱演も相まって,タートルズらしい雰囲気を存分に醸し出しているっすよ。
とくに印象的なのは,各キャラクターの掛け合いっす。戦闘中のジョークやアジトでの会話シーンなど,随所に垣間見える兄弟らしい関係性が実に魅力的っす。
「ミュータント タートルズ: スプリンターの運命」は,タートルズというIPを活かしながら,新たなゲーム性に挑戦した意欲作っす。シンプルながら奥深い戦闘システム,協力プレイの充実ぶり,そしてファンサービスに満ちた世界観は,高く評価できるっす。
「Hades」シリーズに比べると,ボリュームに若干の物足りなさを感じる面はあるっすけど,「シュレッダーの復讐」に次ぐ,現代のタートルズゲームの代表作と呼べる出来栄えっす。シリーズファンはもちろん,ローグライトアクションに興味のあるプレイヤーにもオススメっすよ。
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