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世界最古の猫,マヌルネコさんの「Path of the Abyss」レビュー。えーあい!Steam広場
今週のライター:マヌルネコ
筆者近影
やあ。ワシはマヌルネコじゃ。ネコ科の中で最も古い種らしくての,世界最古の猫なんて言われておる。他のネコより毛が分厚いでな,寒い場所でもへっちゃらなのじゃ。機敏さには,ちと欠けるがな。あと,こう見えてかなり獰猛じゃからな,気安く触れればひっかき傷だけじゃ済まぬぞ。可愛いものには棘がある――覚えておくのじゃぞ。
※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT(4.0)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。
今回ワシが紹介するのは「Path of the Abyss」というゲームじゃ。巨人伝説が色濃く残る遺跡が舞台になっておって,プレイヤーはそこに挑む冒険者パーティを指揮して,ダンジョンの奥深くへと挑むわけじゃ。ダンジョン探索は一人称視点で,グリッドベースの移動システムを採用しておるから,手触りは「Wizardy」に似ておる。ただ,戦闘がリアルタイムで進行する上,“ある”システムによって革新的な戦略性が生まれておるのじゃ。
そのシステムというが「隊列パネル」じゃ。このパネルは3x3で構成されておって,パーティメンバーのスキルをあらかじめ登録しておくことができる。戦闘では,キャラクターのターンゲージが溜まったら,この隊列パネルに登録されたスキルをクリックして攻撃を仕掛けるわけじゃ。
スキルの中には隣接するパネルに影響を与えるものあるゆえ,どのスキルをどこに配置するのかを考えるのが中々に面白いのじゃ。
加えて隊列パネルでは,敵からの攻撃も考慮する必要がある。敵の攻撃はパネルに配置されたスキルに対して行われるゆえ,スキルの配置数が多いキャラクターはそれだけ攻撃に晒されやすいというわけじゃ。考えられておるじゃろ?
隊列パネルは,前衛(上段),中衛(中段),後衛(下段)に分かれておって,前衛が最も攻撃を受けやすい。つまり,防御力の高いキャラクターのスキルを前衛に配置することで,戦闘を安定させることができるわけじゃ。
言い忘れておったが,スキルの使用には「モラル」と「マナ」という二種類のリソースが関わてくる。物理的な攻撃はモラルを,魔法的な攻撃はマナを消費するといった具合で,どちらも戦闘中は時間経過で回復する。
どのスキルをどのタイミングで使用すべきか――リアルタイムで進行する戦闘だからこそ,しっかりと考えねばならんぞ。もっとも,戦闘中はいつでも一時停止できる。強敵に直面した際にはこれを活用して,じっくりと戦略を練るのじゃ。
こうした面白いシステムはダンジョン探索にも用意されておる。それは,「制圧率」と「マナ汚染度」じゃ。制圧率は戦闘に勝利することで上昇し,戦利品の発見率に影響を与える。一方のマナ汚染度は,戦闘終了時などに上昇するもので,戦利品の品質に影響を与えるといった具合じゃ。
制圧率を上げることはメリットしかないのじゃが,マナ汚染を上げすぎると戦闘中にランダムな状態異常を受けるリスクがある。つまり,リスクとリワードのバランスを考慮しながら,ダンジョンの探索を続けるかどうかを決めなければならない。こうしたリスク管理も,ゲームプレイに深みを加える味付けの一つとなっておる。
またダンジョン探索において,パーティはさまざまな環境によるペナルティを受ける。これらのペナルティはスキルや装備の効果で相殺できるが,ダンジョンの深部に進むにつれて影響が大きくなるのじゃ。つまり装備も揃っていない状態で焦って進んでも良いことはないというわけじゃ。
このゲームは「Wizardry」と同じで,戦利品を持ち帰って鑑定し,より充実した装備で再びダンジョンに潜るというサイクルを繰り返すのが一つの醍醐味じゃから,じっくりと装備を揃えながら攻略していくのがオススメじゃよ。
戦闘を繰り返してレベルアップすると,ステータスとスキルにポイントを振り分けることができる。スキルは8つの職業的なカテゴリに分かれており,選択によってキャラクターの役割も固まってくる。組み合わせも自由じゃから,自分だけのユニークなパーティを作ってみるのも面白いじゃろう。
総じて「Path of the Abyss」は,古典的なダンジョンRPGの骨格を持ちつつも,リアルタイム制の戦闘や,隊列パネルという独自の戦略性要素によって,長時間のプレイに耐えうる内容になっておる。とくに「Wizardry」や「Might & Magic」好きにオススメできるので,グサリとくるものを感じたならば,挑戦してみるとよいぞ。
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