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呼び名が多いスナメリさんの「The Talos Principle 2」レビュー。えーあい!Steam広場
今週のライター:スナメリ
筆者近影
こんにちは,ボクはスナメリ。日本の人にはゼゴンドウだとか,ナメクジラだとか,いろいろな名前で呼ばれてるんだ。たしか10種類くらいあったかな? 名前の由来はいろいろ諸説があるらしいんだけど,海外ではFinless porpoise――つまり,背びれのないネズミイルカって名前も付いてるんだ。そう,ボクには背びれがないんだよ。不思議でしょ?
※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT(4.0)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。
今回ボクが紹介する「The Talos Principle 2」は,一人称視点で楽しむパズルゲームだよ。このゲームは,あの「シリアスサム」シリーズで知られるCroteamが作ってるんだ。シリアスサムといえば銃火器をガンガン撃ちながら突き進む激しいFPSだけど,このゲームはまったくの別物。同じデベロッパが作ったゲームだとは思えないくらいのギャップがあるよ。
ゲームの舞台は,人類の文明が崩壊した後の世界。そこでは2足歩行のロボットたちが,人類に代わって高度な文明を築き上げていたんだ。ゲームの主人公は「K1」と名付けられたロボット。彼は創造主によって作られた1000体目の,そして最後のロボットなんだよ。しかもK1は,ほかのロボットとは一線を画す独自の思考回路を持っていて,その特性が物語の鍵を握るんだ。
プレイヤーはK1を操作して,ロボット文明の中に隠された深い秘密や,謎に満ちた巨大な建造物を探索していくことになるよ。それに,この旅はただの冒険じゃなくて,存在の意義や創造主の意図を探る哲学的な探求でもあるんだ。今作は謎解きの楽しさとストーリーテリングの深さが見事に融合されていて,プレイヤーに独特の体験を提供してくれるよ。
そんな本作には広大なマップが用意されていて,そこには数々の小部屋があるんだ。小部屋の中にはストーリーを進めるためのキーアイテムがあるんだけど,それを手に入れるためにはパズルを解く必要があるよ。感圧版にブロックを配置したり,ジェネレーターからのビームを別のジェネレーターにつなげたりして,ギミックを解除していくんだ。
簡単そうに聞こえるかもしれないけど,パズルを解くには「ガジェット」の活用が必要不可欠。例えば,バリアの壁を停止させる「ジャマー」だったり,エネルギービームを別のジェネレーターへと導く「コネクタ」だったり,変わったガジェットがたくさん登場するんだ。ビームの色を混ぜて異なる色のビームを作り出す「RGBコンバーダー」なんてものもあるよ。
このゲームではこうしたガジェットの存在が,各パズルの独自性と楽しさを増幅させているんだ。
パズル自体の難度も巧妙に設計されていて,初期の段階ではガジェットの基本的な機能を理解するためのシンプルなパズルからスタートするよ。この段階でプレイヤーは,基本的なメカニクスに慣れることができて,自然とゲームの流れをつかめるんだ。
もちろん,ずっとそれが続くわけじゃないよ。数学の勉強と同じで,基礎の次には応用が待っているんだ。つまりパズルの難度は徐々に上昇していく感じで,イルカのボクですら何十分も頭を悩ませるような部屋が増えてくるよ。
でもね,どんなに難しくても,その部屋に用意されたガジェットだけで解決できるという事実があるから,意地でもクリアしたくなるんだ。負けず嫌いな人ほどこのゲームの深みにハマるかもしれないね。
この絶妙な難度も,前作から継承された魅力の1つだね。パズルの深さ,時間を忘れさせる中毒性,そして解決したときの充実感は,このゲームを単なるパズルゲーム以上のものに昇華させているよ。
このゲームで注目してほしいのはパズルだけじゃないんだ。本作のストーリーは,前作の哲学的な問いかけを受け継ぎつつ,ロボット文明とその中心に存在する巨大な建造物を軸に,重厚かつ複層的な物語が繰り広げられていくよ。
前作よりも会話パートは増えているし,選択肢にも多様性があるんだ。プレイヤーに同行する仲間たちとの会話は,ゲームの世界に対する理解を深める役割を果たしているよ。あと面白かったのが,ロボットたちが投稿するSNSの存在。世界の日常や出来事がひと目で分かるんだ。
探索の一環としてマップ上に散りばめられているテキストや音声ベースのログも,ゲームの世界をさらに深堀りする手がかりを提供してくれるよ。これらの情報を集めながら進むことで,物語の背景にある秘密やキャラクターたちの動機を理解していけるんだ。
このように本作は,プレイヤーが主体的に世界を探索し,物語を紐解いていくことで,ゲーム体験が豊かになるよう設計されているよ。会話と選択,キャラクターとの交流,そして世界に散らばる情報を通じて,プレイヤーはこの哲学的で複雑な物語の一部になるんだ。
総じて「The Talos Principle 2」は,じっくりと謎解きに没頭したいプレイヤーにとって理想的なゲームだと言えるね。パズル自体も基本と応用の繰り返しだから,初心者から経験豊富なパズル愛好家まで,幅広いプレイヤーが自分のペースで楽しめるはずだよ。本作をクリアしたら,ぜひ前作の「The Talos Principle」にも挑戦してみてほしいな。
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The Talos Principle 2
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