紹介記事
[TGS2023]「NFT輪投げ」にチャレンジできるOasys/DJTブース。初心者向けウォレット「Oasys Passport」の使用感もレポート
日本のお祭りをテーマにしたブースは,「和」の雰囲気で統一されており,会場で異彩を放っていた。Oasysが京都・二条城で6月に開催した「Oasys Special Event」(関連記事)も同様の雰囲気となっていたので,日本発のブロックチェーンだということをアピールする狙いがあるのだろう。
今回のメインコンテンツは,Oasys Passportをインストールすると参加可能な「NFT輪投げチャレンジ」。各タイトルの的に向かって輪を10回投げ,成功したタイトルすべてのNFT引換券を獲得できる。Oasysの担当者によると,輪投げはブロックチェーン技術と関係ないが,認知の進んでいない現状では難しいことを言っても始まらないので,まずは楽しい取り組みを通じてブロックチェーンやNFTを身近に感じてほしいのだという。
NFT引換券をブース内に設置された各タイトルのスポットに持っていくと,QRコードが印刷されたカードを渡される。それをスマートフォンのカメラで読み取ると,NFTが手に入る仕組みだ。
一連のフローを体験してみて,Oasys Passportのシンプルさには驚かされた。「アカウント作成」ボタンを押し,利用規約に同意するだけで,ウォレットを使用可能になるのだ。
一方,アプリ内のカメラ機能でQRコードをうまく読み込めず,端末自体のカメラアプリを使用する必要があったり,QRコードを読み込んでからNFTをOasys Passportで確認できるようになるまでに時間がかかったりと,まだ課題が残っている印象も受けた。Oasys Passportはα版とのことなので,今後の改善に期待したい。
次に,出展タイトルの中からいくつかピックアップして紹介していこう。最も広いスペースに展開されていたのは,セガから「三国志大戦」のライセンス許諾を受けて,double jump.tokyoが開発する「Battle of Three Kingdoms」だ。
今回は紹介映像やアートを鑑賞できるほか,ブロックチェーンや三国志に関するアンケートに回答すると挑戦可能な福引きも用意されていた。
なお,本作の詳しい情報は9月23日20:00から配信される「TGS2023 BCG特別番組」(関連記事)で公開される予定だ。
東京ゲームショウ開幕前日の9月20日に,Oasysと連携した「GESOTEN Verse(仮)」(関連記事)を発表したGMOメディアは,同Verseでリリース予定のタイトル紹介のほか,会場で楽しめるカジュアルな金魚すくいゲームを展開していた。
GMOメディアの担当者にWeb3進出の理由をうかがったところ,同社のゲームプラットフォーム「ゲソてん」はもともとポイントサイトと活発に提携しているため,「ポイ活」志向のユーザーが多く,暗号資産との相性も良いと考えているとのこと。プレイヤーに受け入れられるようであれば,積極的に導入していきたいと抱負を語ってくれた。
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