プレイレポート
[TGS2023]「Headbangers: Rhythm Royale」試遊レポート。クイズでも盛り上がれるバラエティ豊か&陽気な音楽バトルロイヤル
本作は,リズムゲームにバトルロイヤル要素を掛け合わせたタイトルで,2023年10月31日に発売が予定されているものだ。6月21日に配信されたNintendo Directで紹介されたことで,記憶に残っている人もいるだろう。プレイヤーは,「ハト」としてオンラインでランダムにマッチングした30人のプレイヤーと,音楽ミニゲームを行い,4ラウンドのプレイを通して最後まで勝ち残ることを目指す。
本稿では,平和なバトルロイヤルである本作の試遊レポートをお届けしよう。
体験できたのは,収録されている20種類のミニゲームのうちの2種類で,ひとつは音楽に合わせてボタンを押す,いわゆる「太鼓の達人」のようなゲームだ。譜面に載っている音楽家風のキャラクターの表情ひとつひとつに,ボタンが割り振られている。最初は,チュートリアルとして該当のボタンが表示されているが,後半は表示が消えるので覚えておく必要がある。上手く演奏できると,クラシックの楽曲に変化するようだ。初見ではなかなか覚えるのが難しく,譜面の表情からとっさにボタンが思い出せなかったりと苦戦はしたが,コンボが決まれば爽快感を覚えるだろう。
もうひとつは,ハトの服装や見た目から,流れているBGMを作曲したのはどのハトかを当てるというクイズ形式のゲームだ。たとえば,アコーディオンの音色が聞こえる楽曲なら,アコーディオンを身に着けているハトを,ロック調のBGMならロックな恰好をしたハトを,クラシックなBGMなら作曲家風なハトを選ぶという感じだ。プレイヤーが回答すると,どのくらいのプレイヤーがどのハトを選んだのか表示されるようになっており,自分が選んだハトが正解なのか,なんとなく人数で察して一喜一憂できるのが面白い。意外なハトが正解である場合もあり,答えの発表まで予想できないのも盛り上がるポイントだ。
ランキングが下位になるとラウンド敗退 |
また,ハトたちはスキンを切り替えることができる。ネコの着ぐるみや,かたつむり,スーパーマン,洗濯機など種類が豊富で,ユニークなコーディネートを楽しめる。
シンプルなルールで,誰とでも楽しめそうな本作は,ゲームはもちろん,スキンなどのハトの見た目も含めてとにかく陽気だ。クイズなどのミニゲームはコミュニケーションにつながりそうで,家族や友人と遊べば盛り上がるだろう。試遊で遊んだミニゲームのほかには,リズムよく司令官の真似をする「Yes, Commander!」や,鍵盤をパチンコで撃ってお手本の演奏を再現する「First Piano Shooter」などを収録。ひと口に音楽ゲームといっても,さまざまな切り口のミニゲームが楽しめる。「Fall Guys: Ultimate Knockout」に続く明るいバトロワゲームとしても期待できそうだ。
東京ゲームショウ2023公式サイト
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