プレイレポート
[TGS2023]植物育成パズルゲーム「Botany Manor」試遊レポート。イギリス式庭園を探索して,植物のタネを発芽させよう
「Botany Manor」は,19世紀イギリスの庭園を舞台としたパズルゲーム。プレイヤーは,屋敷の住人で元植物学者のアラベラ・グリーンとなって,収集したまま忘れられていた植物のタネを,さまざまなヒントをもとに発芽させていく。プレイヤーは,一人称視点で大きな温室もある庭園の中を散策しながら,「忘れられたフローラ」と題した自己編纂の新しい図鑑の中を埋めていくことになる。
試遊デモでは,図鑑の1ページ目であるチュートリアルと思われる,家屋に横付けされた小さな温室が舞台となるステージをプレイできた。ゲーム中に登場する植物はすべて架空のものになるようだ。この温室では「ウィンドミルワード」という,温室の中の汚れた空気をろ過できる,花びらが風車のように回転する植物の発芽に挑戦した。
鉢に土を入れてタネを仕込み,部屋の中にある手紙やポスター,表などをヒントにして最良の発芽方法を集めていく。すべての条件がそろうとすぐに発芽して花を咲かせた。
発芽に成功すると,次のセクションに続く扉がアンロックされて,新たなステージをプレイできるようになる。落ち着いた雰囲気があるゲームだけに,老若男女を問わず誰でも自分のペースでプレイできそうだ。
「Botany Manor」の正式な発売予定日は現時点ではアナウンスされていないが,試遊デモはすでに日本語へのローカライズが進められていた。気になる人は,Steamストアページでウィッシュリストに追加しておくといいだろう。
なお「Botany Manor」は,海外向けにはWhitethorn Gamesが,日本国内ではChorus Worldwideがパブリッシングを担当する。Chorus Worldwideは,日本を中心に展開するパブリッシャで,東京ゲームショウ2023では「Botany Manor」のほか,2Dアドベンチャーゲーム「Last Time I Saw You」(関連記事)など5作品を展示していた。
「Botany Manor」公式サイト
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