レビュー
プレイ前に読みたい「バルダーズ・ゲート3」の予備知識。関連作品と歴史から読み解く,フォーゴトン・レルムの歩き方
日本に先んじること約4か月,9月6日に正式ローンチが行われた海外版は,Steamでのレビューはもちろん各種レビューサイトで高評価を得ており,さらに先日発表されたGolden Joystick Awardsでは,最高賞である「Ultimate Game of the Year」を受賞するなど,人気を不動のものとしてる。4Gamer読者の中にも,その人気の理由が気になっている人も多いのではないだろうか。
本稿では,そんなBG3の面白さについて掘り下げると共に,プレイ前に知っておくとより深く楽しめるようになるだろう予備知識について紹介していく。「バルダーズ・ゲート」シリーズが初プレイという人にも分かりやすく,かつ,もちろんネタバレにならないよう配慮しながら紹介していくので,12月の日本語版を楽しみにしている人は,ぜひ読み進めてみてほしい。
※記事中に登場する用語や固有名詞は,英語版およびテーブルトークRPG版など関連作品に準拠したものです。日本語版「バルダーズ・ゲート3」に登場するものとは異なる可能性があります。
「バルダーズ・ゲート3」公式サイト
「バルダーズ・ゲート3」はどんなゲームなのか
BG3の魅力を語るにはさまざまな切り口があるが,まず押さえておかなければならないのは,本作がテーブルトークRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版」(以下,D&D)をベースにしたタイトルだということだ。ここでいう“ベースにした”とは,単に世界観を踏襲しているだけに止まらない。キャラクターの作成や戦闘,NPCとの会話といったゲームシステムまで,テーブルトークRPGのルールがほぼ忠実に再現されており,さらにシーンの演出的にもアナログゲームらしさが垣間見える作りになっている。
実際,テーブルトークRPG版で有効な戦術やキャラクタービルドは,BG3でもほぼそのまま使えるし,反対にBG3で作成したキャラクターを,テーブルトークRPGに持ち込んで遊ぶこともできてしまう。NPCとの会話シーンでも,例えば交渉するような場合は画面上にダイスが現れて,それが成功したかどうかの判定に使われる。
つまり海外における本作の注目度には,原作であるD&Dの人気が反映されていることを,まず押さえておく必要がある。そのうえで,多くのD&Dファンの期待を裏切ることのないクオリティの作品として登場したことが,海外における高評価を支えているわけだ。
とはいえ,BG3はD&Dを知らずとも楽しめるタイトルであることに違いはない。むしろテーブルトークRPG版の入門としてもオススメなくらいなのだが,ここではデジタルゲームの文脈からみた本作の特徴を,二つの側面から紹介してみたい。
1. 多彩な選択肢によって分岐する物語
まず一つ目の特徴は,なんといっても”選択肢の多さ”だ。
BG3では,プレイヤーが取り得る行動や会話に膨大な選択肢が用意されていて,かつ,それが後々のストーリー展開にしっかり影響を及ぼすようになっている。個々の選択肢の違いはほんの些細なものかもしれないがそれらが複雑に絡まりあって,先の読めない展開が生み出される。ときには良かれと思ってやった行動が,最悪の結果を招くこともあって,その辺りのさじ加減が実に巧妙なのだ。
また,プレイヤーが操作するキャラクターの種族やクラスなどによっても選べる選択肢が変わるので,選んだキャラクターによって展開が異なることも起こりえる。
それゆえ本作のエンディングは1万7000通りあるとされ,ほかのタイトルとは桁違いの分岐の多さと言える。テーブルトークRPGの自由度を,デジタルで再現しようとしたがゆえの特徴と言えるのではないだろうか。
2. 声の演技とフェイシャル・アニメーションによる演出
もう一つ,これもテーブルトークRPGがベースであるがゆえの,演出面の特徴について触れておきたい。
テーブルトークRPGでは,ゲームの進行役であるゲームマスター(D&Dではダンジョンマスター)がシーンの描写を行ったりするものだが,BG3でも同様にキャラクターの心情や情景などが,ナレーターの朗読を通して描写される。通常のデジタルRPGではあまりない要素だが,これがまたよい味を出しているのである。
もちろん,仲間を含めたNPCの台詞はJ・K・シモンズさんなどの豪華俳優陣による名演で聞け,音楽やグラフィックス面も素晴らしく,記憶に残る。とくにキャラクターのフェイシャル・アニメーションには力が入っていて,キャラクターの心情を豊かに語ってくれる。こうした演出により,ダイナミックに描かれる世界こそが,本作の大きな魅力の一つといえる。
冒険の舞台,フォーゴトン・レルムとこれまでのバルダーズ・ゲート
“D&Dを知らずとも楽しめる”と書いたが,とはいえ背景世界についての知識があれば,展開が飲み込みやすくなることは間違いない。ここからは,BG3の冒険の舞台である“フォーゴトン・レルム”について,テーブルトークRPGや過去作の情報から見ていこう。
さまざまな背景世界(セッティングという)が用意されているD&Dだが,中でもフォーゴトン・レルムは,比較的オーソドックスな“剣と魔法の”ファンタジー世界といえる。タイトルにもなっているバルダーズ・ゲートは,そんなフォーゴトン・レルムの――つまり惑星トリルのフェイルーン大陸南西部,沿岸地域ソード・コーストにある街の名前であり,多様な種族や職業,宗教関係者が集まる,フェイルーンでも有数の港湾商業都市のことだ。
その成り立ちは古く,はるか昔にヒューマンの伝説的な探検家・バルダランが故郷の村を外敵から守るため,私財を投じて壁と門を作ったのが始まりとされる。バルダーズ・ゲートという名称もこれに由来し,交易によって栄えた今では,市民から選ばれた4人の公爵によって統治され,街の警備隊と「燃える拳(フレイミング・フィスト)」と呼ばれる傭兵団が治安維持を行う,比較的治安の良い場所となっている。
ただ,部外者の受け入れに比較的寛容な土地ゆえ,遠路はるばる旅してきた商人や冒険者,果ては海賊や密輸業者なども多く出入りしているので,決して安穏と過ごせるような場所ではないのは確かだ。それどころか,バルダーズ・ゲートはこれまでに,幾度も世界を揺るがす危機に見舞われてきた。
その一つが1998年に発売されたPCゲーム「バルダーズ・ゲート」とその続編「バルダーズ・ゲート2」で描かれた,殺戮の神・ベハルにまつわる事件だ。
これから過去作を遊ぼうという人に向け詳細は省くが,初代「バルダーズ・ゲート」では,ベハルの力を受け継ぐ“落とし子”たる悪の首領・サレヴォクと,同じくベハルの落とし子でありながら,その力を正しいことに使おうとする主人公の戦いが描かれた。サレヴォクは「鉄の玉座(アイアン・スロウン)」という組織を操り,バルダーズ・ゲートを乗っ取ろうとしていたのである。
続く「2」とその拡張版では,落とし子とはベハルを復活させるための仕組みであることが明らかとなり,サレヴォクとの戦いに打ち勝った主人公達と,ベハルを復活を目論む者達との壮絶な戦いが繰り広げられた。
ゲームとしては複数のエンディングがあり,主人公がこれらの戦いの後どうなったかはプレイヤーの選択に委ねられたが,正史としてはこの主人公,アブデル・エイドリアンは,殺戮の神の血に抗い,人間として生きることを選んだとされている。その後「燃える拳」に一兵卒として加わった彼は後に団長となり,公爵の座にまで上り詰めたが,最後に残ったもう一人のベハルの落とし子と対決し,命を落とした。神の血の影響でかなり長生きではあったのだが。
BG3は,それから100年後のバルダーズ・ゲートを舞台としている。アブデルはすでに故人だが,過去作に登場した人物の足跡は,何らかの形で確認できるだろう。中にはエルフなど長命なキャラクターもいるので,直接出会うこともあるかもしれない。過去作のプレイヤーは,楽しみにしていてほしい。
特集「バルダーズ・ゲート」。D&D最新アドベンチャー「地獄の戦場アヴェルヌス」から,発売待たれる「Baldur's Gate III」までを一挙解説
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の最新アドベンチャー「バルダーズ・ゲート:地獄の戦場アヴェルヌス」が,ホビージャパンより2020年6月末に発売となる。本稿では同作の紹介と共に,これまでのバルダーズ・ゲート関連作,そして2020年末にリリースされる「Baldur's Gate III」の情報を,合わせてお届けする。
物語の始まり。地獄からの帰還とマインド・フレイヤーの呼び声
殺戮の神にまつわる事件は100年前の出来事だが,それに匹敵する大事件が,BG3の直前にも発生している。バルダーズ・ゲートの東に位置する都市・エルタレルが,その住民ごと地獄の第1階層・アヴェルヌスに落ちてしまい,たまたまそこを訪れていたバルダーズ・ゲートの指導者兼「燃える拳」団長のアルダー・レイヴンガード大公爵が,行方不明になってしまったのだ。
テーブルトークRPG版の長編アドベンチャー「バルダーズ・ゲート:地獄の戦場アヴェルヌス」で描かれたこの事件は,エルタレルの指導者だったとある司祭が,アーチデヴィル(大悪魔)のザリエルと契約してしまったことに端を発する。最終的にはある冒険者の一団――もちろんプレイヤーのことだ――の活躍によって事態は終息し,街も大公爵も地上へと帰ってきたのだが……結果としてバルダーズ・ゲートに住むティーフリングが迫害の対象となってしまった。
ティーフリングとは,遠い昔に地獄の住民と契約したヒューマンの末裔であり,角と尻尾の生えたその姿は確かに悪魔を彷彿とさせるのだが,今回の事件とは関係なく,完全なとばっちりである。地獄ではザリエル配下の兵士として地獄での戦争に使われ,地上に戻って来たら街から追い出される,まさに踏んだり蹴ったりの状況と言える。
BG3の物語は,そんな状況のバルダーズ・ゲートが,マインド・フレイヤーという悪の種族の操る浮遊艦・ノーチロイドに襲われるシーンからスタートする。しかしマインド・フレイヤーと敵対する種族・ギスヤンキの一団に迎撃され,次元を飛び超えて逃げ去るのだ。本作の主人公はこの浮遊艦に囚われ,マインド・フレイヤーの幼生を植え付けられた人物であり,浮遊艦と共に次元を超え,地獄の入口であるアヴァルヌスで自由を取り戻すこととなる。
その後,地獄の住人とも戦いながら,混乱に乗じて艦のコントロールを奪った主人公は,命からがらアヴェルヌスを脱出。現世である物質界に戻り,バルダーズ・ゲートとエルタレルの中間地点にある川岸の街道付近に不時着する。ここまでが本作の導入部分だ。
そして,ここからバルダーズ・ゲートを目指して旅する本編が幕を開ける。地獄やアストラル界といった“この世”の外にある次元界,またフェイルーンの地下に広がる危険な暗黒世界・アンダーダークなどと冒険の舞台を広げつつ,ベハルやザリエルが残した因縁を手繰りながら,物語は思いもよらぬ方向へと転がっていく。どのルートを辿り,誰とどんな縁を結ぶかは,すべてプレイヤーに委ねられているのだ。
世界を彩るモンスターと,多彩な異種族達
BG3の冒険の舞台であるフォーゴトン・レルムには,さまざまな特徴や起源を持った人型種族や,数多くの恐ろしいモンスターが登場する。ファンタジーRPGの基礎を作ったD&Dであるだけに,エルフやドワーフ,ゴブリンやコボルドといったよく知られる種族・モンスターも登場するが,本作固有のものも少なくない。
ここからは,BG3に登場するアイコニックなD&Dキャラクターについて,簡単に紹介してみたい。
まず始めに紹介するべきは,トレイラーでも悪役然として登場するマインド・フレイヤーだろう。マインド・フレイヤーとはあくまで通称で,正しくはイリシッドという種族である彼らは,アンダーダークに隠れ住みながら,あらゆる生命体の支配を企む邪悪な存在だ。強力なサイオニックで生物の精神を支配する能力を持っており,栄養の供給のために生きたまま生物の脳を食らうとされる。
また彼らは自らの幼生を人型生物の脳に植え付け,その脳を食わせることで犠牲者体を乗っ取り,新たなマインド・フレイヤーとして生まれ変わらせることで数を増やしていく。つまりBG3の主人公は,いつ自身がマインド・フレイヤーになってしまうかという恐怖と闘いながら,それを回避するために世界を駆け回るハメになるのだ。
そして,そのマインド・フレイヤーと敵対する種族が,先のストーリー紹介でも名前の出たギスヤンキだ。彼らはかつてマインド・フレイヤーの奴隷となっていた時期があり,その支配を逃れた後は,マインド・フレイヤーを滅ぼすことを種族の使命としている。そのために大規模な軍隊を組織し,ヴラーキス157世という女王の命の元,手段を選ばない攻勢を続けているという。
ちなみに,このヴラーキスは永遠に女王の座を守るためにアンデッド化――いわゆるリッチになっており,他者の魂を喰らうことも厭わない。明らかに悪いヤツなのだが,BG3のメインキャラクターの一人であるギスヤンキのレイゼルは,ヴラーキスに絶対の忠誠を誓っており,なかなか話の通じない人物でもある。彼女以外のギスヤンキも,基本的にほかの種族を下に見ているので,ギスヤンキ以外を主人公にした場合,第一印象はかなり悪いだろう。まあ,敵の敵が味方とは限らないといったところだろうか。
プレイヤーキャラクターとして選択可能な種族としては,このギスヤンキと先述のティーフリングを含めて全11種族が用意されている。うちヒューマンやエルフ,ハーフエルフ,ドワーフ,ハーフリングなどはなんとなくイメージが掴めると思うので,それ以外について軽く紹介しておこう。
ドラウはアンダーダークに順応したエルフの亜種族だ。その黒い肌からダーク・エルフとも呼ばれる彼らは,魔法の能力にも長けている。ドラゴンボーンは竜によって創造された人型の竜の種族で,その多くは誇り高い戦士である。ノームは妖精を遠縁とする小柄な種族だ。好奇心が旺盛で,とくに発明や探検といった知的な探求を好む傾向がある。ハーフオークはその名のとおり,ヒューマンとオークの血を受け継いだ存在だ。体格に優れ,戦士として高い適性を持っている。
各種族にはそれぞれ長い歴史と独自の文化があり,そうしたものすべてが,本作の物語に影響を与えていく。そして,これだけ設定に厚みがありながら,実際にどう行動するかはプレイヤーに委ねられているのが面白い。
例えば,ドラウは一般的に悪の種族と見なされているので,ドラウのキャラクターで冒険を進めれば,作中でもNPCからそのような扱いをうけることは少なくない。しかし実際に悪として行動するかは,あなた次第だ。繰り返しになるが,この選択肢の多さこそがBG3の魅力といえる。
モンスターが相手の場合も同様で,明らかな悪の種族であっても対話は可能だったりする。ときには交渉によって戦闘を回避し,あまつさえ助力が得られることもあるだろう。動物と対話する呪文を使えば街中の犬や猫から情報が得られるし,巨大な野獣に話しかければ,動物なのにやたらと人間味のある受け答えしてくれる。
いずれもなかなか面白いシーンなので,ぜひ実際にプレイして,その目で確かめてもらいたい。
フォーゴトン・レルムをもっと深く知りたい人は
最後に,BG3を遊ぶ前にフォーゴトン・レルムの世界をがっつり予習しておきたい人に向けた関連作品を,いくつか紹介してみたい。もちろん,BG3のプレイ後に,もっと手を広げたい場合にも活用できるので,合わせて参考にしてもらいたい。
まず一つ目は,なんといっても過去作である「バルダーズ・ゲート」と「バルダーズ・ゲート2」だろう。20年近く前のタイトルだけに,今プレイすると古臭さを感じるのは否めないが,名作であることに間違いはない。とくにテーブルトークRPGを再現する自由度の高さには定評があり,BG3に受け継がれた面白さが味わえるはずだ。
今ならばHD化されたリメイク版の「Enhanced Edition」がSteamで購入でき,とくに初代は日本語対応が公式に行われているので,未プレイの人はこの機会に挑戦してみてほしい。
一方,大まかな世界観を映像で知りたい人には,2023年に公開された映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」がオススメだ。コミカルさとテンポの良さがウリの娯楽作品で,シリアス寄りのBG3とは雰囲気こそ異なるが,舞台は同じフォーゴトン・レルムのソードコースト地域であり,登場する地名や用語にはかなり共通点がある。
また予習云々を抜きしても,肩の力を抜いて楽しめる映画なので,ファンタジーが好きな人はぜひチェックしておきたい。
そしてもう一つ,バルダーズ・ゲートを語るうえで欠かせないコミック作品に,「DUNGEONS&DRAGONS バルダーズゲートの伝説」(全4巻・KADOKAWA刊)がある。これは初代「バルダーズ・ゲート」と「2」に登場した名物キャラクター・英雄ミンスクをフィーチャーしたコミックで,ひょんなことから彼を甦らせてしまった苦労人の主人公とミンスクによる大冒険が描かれている。時代設定もBG3の直近なので,世界観を掴むにはちょうどいい作品と言える。
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そしてD&Dの世界にどっぷり浸るなら,もちろんテーブルトーク版である「ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版」に手を出さないワケにはいかないだろう。こちらについては4Gamerでも幾度となく紹介しているので,詳細はそちらの記事を参考にしてもらいたい。今ならWizards of the Coastから発売されている「スターターセット」もしくは「デラックス・プレイ・ボックス」から始めるのがオススメだ。
【2020年12月版】「ダンジョンズ&ドラゴンズ」完全製品ガイド。お正月の冒険は,まずここから始めよう
恒例となった,テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版」の年末企画記事を,今年もお届けする。今回は「どれから買っていいか分からない」という人に向けた製品ガイドだ。すでに遊んでいる人向けのヒントもあるので,ぜひ参考にしてほしい。
さまざまなことを紹介してきたが,BG3はこうした予習をしていなくても,十分に楽しめるタイトルだということは,改めて強調しておきたい。そしてプレイした後,もっともっとこの世界について知りたいと思ったとき,この記事のことを思い出してもらいたい。その先には広大で,濃密なファンタジー世界が広がっているのだから。
「バルダーズ・ゲート3」公式サイト
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