プレイレポート
「Omega Crafter」,大型アップデート「サムライのいた島」を先行体験。和風の建物に船やグライダーなど新要素が目白押し[TGS2024]
和風の建物や,新たな乗り物「船」「グライダー」など追加要素でゲーム内容がパワーアップ
今回実装が決定した大型アップデート「サムライのいた島」は,和風のバイオームならびに建築物が追加されたり,船やグライダーといった新たな移動手段が実装されたりと,盛りだくさんの内容となる。
舞台となる和風バイオームは大きな海に浮かぶ島々で,かつてはサムライたちが住んでいたという。しかし,今は草履に手足が生えた「化け草履」を彷彿とさせる妖怪や,「妖刀の忍者」など,さまざまな敵がさまよっている。
サムライがいたということから察しがつくとおり,島内には城や屋敷といった和風の建築物が点在している。中には宝箱を守るかのように妖怪が住み着いている場合もあるようだ。
こうした場所を巡るのに便利なのが,新たな移動手段として登場する船とグライダーだ。
船にはモーターボートの船外機のような機関が取り付けられており,水上を高速移動できる。操作は難しくないため,入手後すぐ自由に乗り回すことができるだろう。仲間も乗せられるので,マルチプレイの際に役立ちそうだ。
一方,グライダーは,航空機ではなくパラセールに近いデザインとなっている。使い方は高いところから飛び降りた際にジャンプボタンを押すと展開し,ある程度の速度で滑空を楽しめる。ちょっとした丘や段差でも使用でき,これまでと比べてより素早い行動が可能になる。
特に気持ちいいのは山の頂上など高高度からの滑空だ。空を飛ぶ爽快感を味わえるのはもちろん,洞窟や廃墟になった建物などを見つけられることもあり,冒険をより豊かなものにしてくれる。なお,グライダーを使用する際にはスタミナを消費するため,残量には注意が必要だ。
そして,本アップデートの大きな見どころが和風の建築素材と装備だ。それぞれお伝えしよう。
和風の建築素材に関しては鳥居やふすま,畳や石灯籠といった「和風」と聞いて連想するであろうものが大抵揃っている印象を受けた。こうした新たな素材で建物を作ると,これまでとはまったく趣の異なるものが出来上がる点が面白い。
和風の装備は,装備するとあっという間にサムライになれる。妖怪と戦う前は事前に作成しておき,気分を高めてみるのもアリだろう。
また,本アップデートでは,「世界レベル」に関するシステムが改善され,ゲームの導線がより分かりやすくなる。従来,世界レベルを上げるにはアイテムを納品した際に得られる「ビット」の量が問われていたが,アップデート後は,システムから指示される特定の品物を作ることで上がるようになる。
「世界レベルを上げるには○○が必要だ。そのための素材を探しに行こう」といった具合に,目標を立てやすくなったことで,より遊びやすくなりそうだ。
なお,開発元であるPreferred Networksは東京ゲームショウ2024にも出展している。残念ながら大型アップデートは体験できないものの,ほかのプレイヤーが作った街を歩き回ることが可能だ。
「東京ゲームショウ2024」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2024」記事一覧
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Omega Crafter
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キーワード
(C)Preferred Networks /(C)PFN