「インフィニティニキ」はアクションしてても着せ替えたくなる。PS5版が初出展［BW2024］

　2024年7月12日から7月14日まで上海で開催された「BiliBili World 2024」のソニー・インタラクティブエンタテインメントブースに，「インフィニティニキ」（PC / PS5 / iOS / Android）のPlayStaiton 5版がプレイアブル出展されていた。


　中国のPapergamesが展開している「ニキ」シリーズは，世界で累計1億ダウンロードを突破している着せ替えゲームだ。Papergamesは，日本では支社としてニキを設立していて，「ミラクルニキ」（iOS / Android）や「恋とプロデューサー 〜EVOL×LOVE〜」（iOS / Android）「シャイニングニキ」（iOS / Android）など，女性向けのスマートフォンゲームを得意としている。

　ニキシリーズの10周年を記念したプロジェクトとして，3Dのオープンワールドアドベンチャーという，これまでとは異なるジャンルに挑戦しているのが「インフィニティニキ」だ。詳しい内容は，「こちら」の記事でプレイレポートをお伝えしているが，本作のニキは，ファンタジックな異世界「マーベル大陸」で冒険することになる。


　今回の出展は，オープンワールド部分ではなくプラットフォームアクションのダンジョンが体験できた。変な言い方だが，本作はニキシリーズのイメージ以上に，ちゃんとアクションゲームだ。


　ニキは，おなじみの着せ替え要素でさまざまなアクションを行う。青いドレスを着れば，ジャンプの後で滑空ができるようになり，離れた足場まで飛んでいけるし，白系の清楚感ある服を着れば，敵を倒せる弾を発射する浄化のアクションが使える。飛んで進む足場の先に，遠距離攻撃をしてくる敵が陣取っているなど，なかなか嫌らしい配置のシーンもあり，うまくやらないと穴に落とされてしまう。
　ただ，難度が高いわけではなく，落ちたところですぐ手前に戻してくれるので，アクションが苦手な人でも安心だ。


　ちなみに，着せ替えでアクションを使うといっても，着せ替えボタンのようなものを使うわけではない。滑空をしたり浄化を使ったり，対応するアクションをすれば自動的に衣装も変わる仕組みで，ややこしい操作を求められたりはしない。今回はPS5版でゲームパッドが使えたこともあって，遊びやすかった。


　プレイしていて面白いのが，アクションゲームでありつつも，着せ替えたい！　と思えてくることだ。筆者は清楚系コーデが好みなので，浄化時の服でずっと遊びたかったのだが，浄化中の短時間しかこれを着てくれない。ぐぬぬとなりながら，敵がいないところでも浄化しまくってしまった。やはり，衣装がかわいいと，それだけで着せ替え欲求は湧いてくるというものだ。


　どうやら，今回のデモには着せ替え機能がなかっただけで，本来はちゃんと通常時の服も着せ替えられる様子。好みの衣装に着替えてオープンワールドを冒険するのは，それだけで楽しい体験になりそうだ。

「インフィニティニキ」公式サイト

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