プレイレポート
ニキになってマーベル大陸を駆け回ってきた。ダンジョンやミニゲームも豊富で楽しい「インフィニティニキ」試遊レポート[TGS2024]
本作は,異世界「マーベル大陸」を舞台に,シリーズおなじみのキャラクター「ニキ」と「モモ」がさまざまなコーデを手に入れながら,冒険を繰り広げる3Dのオープンワールドアドベンチャーゲームだ。累計1億ダウンロードを突破した着せ替えゲーム「ニキ」シリーズの最新作で,PC / PS5 / iOS / Android(スマホ版は事前登録受付中)でのリリースを控えている。
「インフィニティニキ」公式サイト
「インフィニティニキ」予約注文ページ
「インフィニティニキ」事前登録ページ
“着せかえ”や“アクション要素”といったゲーム内容は下記の記事を確認してほしいが,本稿ではオープンワールドやダンジョン,ミニゲームについてお伝えしよう。なお,9月27日22:00に「インフィニティニキ」のTGS公式番組(外部リンク)が配信されるので,こちらもあわせてチェックしてもらいたい。
[プレイレポ]オープンワールドアドベンチャーとなったシリーズ最新作「インフィニティニキ」は,着せ替えという切り口でジャンルを開拓する
Infold Gamesがサービスを予定している「インフィニティニキ」は,累計1億ダウンロードを突破した着せ替えゲーム「ニキ」シリーズの10周年記念プロジェクトだ。オープンワールドアドベンチャーとなった本作をプレイする機会を得たので,現段階での印象をお伝えしよう。
「インフィニティニキ」はアクションしてても着せ替えたくなる。PS5版が初出展[BW2024]
2024年7月12日から7月14日まで上海で開催された「BiliBili World 2024」のSIEブースに,「インフィニティニキ」のPS5版がプレイアブル出展されていた。しっかりとアクションゲームとして楽しめるダンジョンを体験できたが,それでも衣装がかわいいと,やっぱり着せ替えたくなる。
※本記事の画像は映像をキャプチャしたものです。試遊の内容とは異なります
オープンワールドで表現された
「マーベル大陸」で大冒険が始まる!
今回はメディア向けに用意されたPC版の「インフィニティニキ」をプレイできた。まずゲーム画面を見て,そのグラフィックスの美しさに度肝を抜かれた。「ミラクルニキ」から始まり,「シャイニングニキ」で3Dになって,より美しくなっていたが……「インフィニティニキ」がまさかここまでとは。公開されているPVも美しいものの,実際にゲーム画面で見るとこうも迫力が違うものかと驚いた。
さっそく美しいマーベル大陸の世界を歩いたり,走ったり,ジャンプしたり,基本的な動作を確認してみる。ニキが動くと,相棒の「モモ」も一緒についてくるので,とてもかわいい。ようやく操作になれてきたところでフィールド上を走り回っていると,不思議な生き物たちがさまよっているのを見つけた。
「これは敵か? エンカウントか……!?」と思い身構えたが,敵ではなく,愛でる対象の生き物たちだった。ニキはコーデによって異なる能力(スキル)を使えるのだが,そのなかには生き物をモフモフできるコーデがあるのだ。ちなみに生き物によってはとても繊細で,近づくと逃げてしまう子もいる。そんなときはそろりそろりとゆっくり近づくことが大事だ(いわゆるステルス)。
また,椅子に座るアクションや,乗るとトランポリンのように跳ねる葉っぱなど,フィールド上にはさまざまなギミックが見られた。水辺の近くで釣りをするなど,特定のコーデに着替えるとできるものもある。個人的にいいなと思ったのはバイオリンを演奏できるコーデで,ドレミ音階を自分の操作で奏でられる。ヴァイオリンの音階が分かる人なら曲を弾けるのだろうが,残念ながら筆者は無理だった。
フィールド上を駆け回っているだけでも十分に楽しかったのだが,せっかくなのでダンジョンに挑戦してみた。とある自警団からの依頼を受けたニキとモモが,幽霊に占拠された列車を取り戻す……といったような内容だった気がする。開発中のものなので,実際のゲームに実装されるかは不明だ。
動き出す列車の上で,幽霊(攻撃できない)やモンスターらしき敵を倒しながら進んでいく。基本的に操作としてはジャンプ,敵を倒す「浄化」,たまに幽霊に囚われたときにボタン連打で脱出といった感じだ。モンスターが火を吹いたり,進行を邪魔するギミックがあったりで,なかなかにやり応えがあった。PCでの操作だったのでより苦戦してしまったが,ゲームパッドであればもっとスムーズにできたと思う(たぶん)。
無事にダンジョンをクリアしたところで,今度はフィールドへ戻ってミニゲームを遊んでみた。場所によってミニゲームの種類は異なり,かなり豊富に用意されているようだ。今回プレイしただけでも,ひつじを使ってポイントを獲得するゲームや,決められた順番で指定の場所にジャンプしていくゲーム,特定のかかしを攻撃して得点を獲得するゲームなどがあった。
ほかにも気になる要素は多々あったが,1時間半弱のプレイではこんなところだろう。最後に言うことでもないが,筆者はふだん,ADVやSLG,ノベルゲームをプレイすることが多く,RPGやアクションなどボタンをたくさん使うような操作は少し……いやだいぶ慣れていなかった。なので,オープンワールドでアクション要素のあるニキシリーズと聞いて,ちゃんと操作できるだろうか……という不安があったのだ。
しかもPCで,マウスとキーボードを使っての操作なんて正直なところ初めてだった。つまり何が言いたいのかというと,「そんな筆者でも楽しめた『インフィニティニキ』ってすごくない?」ということだ。アクションが苦手でも楽しめるものがたくさん詰まっていたので,これはぜひチェックしてもらいたい。
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