プレイレポート
EA×コーエーテクモが贈る「WILD HEARTS」先行インプレッション。からくりの使い方次第で戦いの幅が広がるハンティングアクション
本作の舞台となるのは中世の日ノ本“あづまの国”。多くの人が暮らしていたが,自然と融合し,独自の進化を遂げた獣が勢力を広げ,人の領域は少なくなっていた。プレイヤーは,古の技術である“からくり”を扱うことのできる唯一の存在“獣狩”(ししがり)となり,あづまの国にかつての暮らしを取り戻すため,狩りに身を投じていくことになる。獣狩となるプレイヤーキャラクターはカスタマイズが可能のようだ。
基本的なゲームプレイは“巨獣”を狩り,その素材で装備を作ったり,強化したりして,さらに強力な巨獣を倒していくという流れだ。装備を強化することで,キャラクターが強化されていく。武器は刀や傘,弓,槌,野太刀などがあり,当然ながらそれぞれ戦い方が異なってくる。
本作の最大の特徴は,狩場を作り変えられる“からくり”の存在だ。からくりは建築的な要素で,狩りの拠点を作ったり,足場や壁を作ったりして,マップの環境を変化させられる。
移動に有用なからくりだが,巨獣狩りにも使える。敵の突進を壁を作って防いだり,足場を作り,高所から攻撃したりと用途はさまざま。「相手の動きを見切り,避けて,攻撃を当てる」といった基本的なアクションはもちろん大事だが,事前に準備あるいは戦いの最中で狩場を作り上げればさらに優位に立てるのだ。
今回のプレビュービルドで狩猟を体験できたのは“Ragetail”というネズミと花が融合した巨獣だ。しっぽに球根のようなモノがついていて,それを振り回して攻撃してくる。俊敏だが攻撃動作はそこまで速くない。
最初に戦ったときは,からくりの使い方が分からず,ごり押しで倒してしまったが,からくりの利用方法に気づいてからは,より簡単に狩ることができた。足場を積み上げて攻撃を防ぎ,隙が生まれたら積み上げた足場に登り,強烈なジャンプ攻撃を加えてノックダウンさせ,一気に攻撃を叩き込む。からくりを使って思惑通りに攻撃できたときは,正面から敵をねじ伏せるスタイルの狩りとは,また違う気持ちよさがある。
すべての巨獣に同じような戦い方が通用するわけではないと思うが,そのたびに「何を使ってどうやって狩るか」と考えていくという楽しみ方ができそうだ。
ゲームが進み,使えるからくりが増えていくと,狩りの幅が広がっていくだろう。状況に応じたからくりを駆使して狩りをしていくのは,巨獣と正面切って戦うより,個人的にはワクワクする。
先日公開されたトレイラーでは,ジップラインや足場を組み合わせた大きな壁,爆弾のようなからくりも確認できる。これらのからくりを駆使して狩りができる日が楽しみだ。
「WILD HEARTS」公式サイト
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