プレイレポート
[TGS2022]「トリスティア:リストア」試遊レポート。工房内を縦横無尽に駆け回り,依頼されたアイテムを作り出そう
「トリスティア:リストア」公式サイト
まずは本作の時系列について。本作では,蒼い海のトリスティアの主人公である若き工房士ナノカ・フランカがトリスティアにやって来て,半年ほど経過した頃の物語が展開される。トリスティアの復興もある程度進んでいるタイミングであり,蒼い海のトリスティアに登場する主要キャラは全員仲間になっていると考えてよさそうだ。
蒼い海のトリスティアと世界観を共有しているため,トリスティアを復興させるというゴール地点は変わらないが,ジャンルがアクションゲームとなっているので,目標に至るまでの遊び方が変わっていると考えるのが一番しっくりくるだろう。
気になるゲーム内容は,工房内で材料をかき集めたり,加工したりして,依頼された(あるいは目標とする)アイテムを制作するというもの。蒼い海のトリスティアでは素材を街のお店で買い集める必要があったが,本作はすべて工房内で完結する。
例えば,最初の目標である「ナノカブレンド珈琲」の作成は,工房内にある黄色(肉マーク)の箱から,画面に表示された3つの素材を集めて太陽炉で合成すれば完成する。出来上がった珈琲をボックスに納品すればステージクリアとなるわけだ。
画面上部に表示されるアイテムは,右側のゲージで制限時間が示されている。緑色のゲージが少しずつ減っていき,完全に空になるとそのアイテムは制作できなくなるのだ。また,画面右下に表示されている大きなゲージがそのステージの制限時間で,空になる前に目標の納品を達成しなければならない。
試遊版のステージはそこまで難度が高くなかったが,ステージが後半になるにつれて,どのアイテムを優先して作るかなど,時間リソースの管理も試されることになりそうだ。
遊んだ感想としては,ステージ制のアクションゲーム+ミニゲームといった感触で,繰り返し遊びたくなる中毒性を感じられた。今回の試遊にはなかったが,ステージが進むと工房内に「落とし穴」や「凍った床」といったトラップも発生するそうで,ゲーム後半では歯ごたえのある難度のステージを楽しめそうだ。
また,ステージクリア後には,蒼い海のトリスティアと同じくアドベンチャーパートが用意されており,トリスティア復興に関する話題や,仲間との掛け合いを楽しめる。“アクションゲームになったトリスティア”をサクサクと遊びたい人は,期待していいタイトルとなりそうだ。
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