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[TGS2022]持ち点が8000点でスタート。スリリングかつスピーディーな対局を楽しめる「バトルロイヤル麻雀」を紹介
本作は短時間でも楽しめるように作られた,四人打ち麻雀のオンラインゲームである。では,いったいどこが短時間なのかというと,各プレイヤーの持ち点が8000点と極端に低く設定されているのである。そしてハコテン(持ち点がマイナス)になったプレイヤーは即退場となり,その後はCPU操作で対局が続行する。
とはいえ,普通に半荘を行うと20〜30分近く掛かることもあり,対応プラットフォームがスマートフォンということも含めると,長時間のゲームプレイを強いるのは無理がある。どうすれば短時間で楽しめるのかを考えた結果,対局開始時の持ち点を8000点と,思いっきり低くしたそうだ。
8000点ということはすなわち,子の満貫(以上)の役の直撃を受けたプレイヤーは,即座にゲームオーバーとなる。あるいは親が倍満(以上)をツモれば,他のプレイヤーは全員退場だ。東1局で終わる可能性もあるわけで,サクっと切り上げられる(切り上げさせられる)本作は,今の時代の麻雀ゲームの仕様としてはアリなのかも?
ちなみに退場したプレイヤーの代わりに操作するCPUは,ツモ切りしか行わない。つまり,河を見て安パイを切ることはしないし,役を上がることもないし,捨牌を切るための待ち時間も発生しない。他のプレイヤーにとっては,ゲーム展開がよりスピーディーになるのとともに,リスクが少なくなり,また自身も上がりやすくなる。それでいて,持ち点は相変わらず少ない。これらが合わさることによるスリリングさが,タイトル名の“バトルロイヤル”に込められているのだそうだ。
本作のプラットフォームはiOS/Androidで,2022年内の配信開始に向けて鋭意開発中である。ビジネスモデルに関しては,ダウンロードおよび基本プレイが無料で,対局の開始前後に動画広告を視聴するタイプで検討しているとのことだ。