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サマナーズウォー:クロニクル公式サイトへ
  • Com2uS
  • 発売日:2023/03/09
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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    印刷2023/02/28 12:00

    プレイレポート

    【PR】「サマナーズウォー:クロニクル」は,自分だけの個性的なパーティを編成できる育成と戦略性の広さが楽しい。先行プレイレポートをお届け

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     Com2uSは,2023年3月9日に「サマナーズウォー:クロニクル」iOS/Android/PC)のサービス開始を予定している。本作はすでに韓国やアメリカなどの地域でサービスが行われており,その地域の拡大という形で,このたび日本でもプレイできるようになる。今回は,気になる部分を先行プレイしてきたので,その内容をお届けしよう。

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     まず本作は,1億6000万ダウンロードを突破しているスマホ向けRPG「サマナーズウォー: Sky Arena」iOS/Android 以下,Sky Arena)と同IPの作品であり,シリーズの最新作という立ち位置だ。ただし,ターン制バトルが主体のSky Arenaと違い,アクション性のあるゲームシステムを採用しているのが大きな特徴となる。また,多人数が集まってワイワイ楽しめるレイドバトルやパーティダンジョンも用意されているのもポイントだ。

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     ストーリーは,絶大な力が宿る「アルガスの目」をめぐって繰り広げられる。主人公たちは,アルガスの目を守るために,とある神殿で異界の敵「ガラゴン」と戦うのだが,戦いの末に神殿が崩壊。その後,失われたアルガスの目を探しに旅に出る,という流れで冒険が始まる。

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    ストーリーの重要なシーンではアニメーションムービーに切り替わることもある
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     プレイヤーは,ゲームのはじめに「キナ」「オルビア」「クリフ」から1人を選ぶ。これが主人公であり,プレイヤーが操作する「召喚士」だ。そしてこのキャラクター選択は,RPG的に言ってしまえば職業選択という感じで,それぞれ少しずつ役割が違っている。召喚士はそれぞれ1名ずつ選択できるので,最初は悩まずに好みで選んでしまっていい。

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     「キナ」は治癒能力を持つ召喚士で,味方の回復や強化が可能であり,サポートに特化した性能になっている。「サポートでソロプレイは厳しいのでは?」と思うかもしれないが,本作は召喚獣と一緒に戦うゲームなので,召喚獣を強化できる彼女は十分な戦闘力がある。また,回復持ちの召喚獣を入れなくても良いため,編成の幅が広く,扱いやすいキャラだ。

    小さい体に大きなハンマーというギャップが可愛い
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     「オルビア」は魔法能力に優れた召喚士で,アタッカー的な立ち位置だ。味方への支援能力は低いものの,ダメージと攻撃範囲に優れている。自身でダメージを出す役割のため操作難度は少し高く,また,召喚獣には回復役やタンク役を採用したいので,編成にも気を使いたい。総じて,若干玄人向けな召喚士だろう。

    優等生な感じの魔法使い。よく見るとかなりセクシーな服を着ている
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     「クリフ」は味方を守る能力が優れた召喚士で,唯一の男性キャラだ。敵の攻撃対象を自分に集中させるスキルなどを持っており,召喚士自身がタンクになれるキャラクターと言える。単純に死にづらい性能をしているので扱いやすいが,攻撃力は高くないので,ソロプレイではダメージの高い召喚獣を守りながら立ち回ることになるだろう。

    主人公っぽい爽やかキャラのクリフ
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     召喚士はそれぞれ性別こそ固定だが,カスタマイズで顔,髪型,肌色などを調整可能だ。このカスタマイズは顔,髪の種類をいずれも20種類以上から選ぶことができ,加えて髪色や瞳の色も選択できる。項目こそ多くはないが,顔を変えればかなり印象が変わるので,好みのものが見つかるはずだ。

    顔の種類は気の強そうなものからおっとり系のものなど幅広い
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    筆者のキナ。カスタマイズ次第では,もはや別キャラになる
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     そして,ともに戦うことができる召喚獣は,種類にして350体以上が存在する。同時に3体まで編成可能であり,召喚士と召喚獣の組み合わせによってさまざまな戦い方ができるというのが,本作の一番のウリだ。

    召喚獣は「召喚の祭壇」でガチャを引くか,冒険で入手できる召喚獣の欠片を合成することで入手できる
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     召喚獣たちは基本的にAIで動くが,その内容は,召喚獣がそれぞれ自身の強みに応じた動きをするか,召喚士と同じ対象を攻撃するか,召喚士に付いてくるかという3種類の指示ができる。
     また,召喚獣たちにはそれぞれ2つのアクティブスキルがある。召喚獣のうち1体と「ソウルリンク(精神結束)」でき,「ソウルリンク」した召喚獣のスキル発動は,プレイヤーが手動で行える。もちろん,召喚獣のスキルを自動発動にしておいて,自分は召喚士の操作に集中することも可能だ。
     召喚獣は「騎士」「戦士」「司祭」「魔法使い」「弓使い」「暗殺者」の6つのクラスが存在し,それぞれ特徴とAIの挙動が違う。簡単に紹介していこう。

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     「騎士」は,高い防御力と生存力を盾に最前線で敵と戦うクラスだ。挑発はもちろんのこと,回復などの効果を持っている召喚獣もおり,味方の生存力を上げてくれる。バトルでは近くにいる敵に突進していく。

     「戦士」は,体力と攻撃力のバランスがよく,接近戦が得意なファイターだ。範囲攻撃に優れており,複数の敵を相手取るのに優れている。バトルでは,暗殺者型や遠距離攻撃をしてくる敵を優先的に狙って攻撃する。

     「司祭」は,サポートに特化したクラスとなる。回復や強化効果,そして状態異常解除などで味方を支援してくれる。バトルでは,敵に攻撃されたり,体力が低くなったりすると敵を避けて味方の近くに移動する。

     「魔法使い」は,遠距離から威力の高い魔法を駆使して,範囲攻撃で敵を無力化するクラス。弱化効果を与えるのも得意で,戦闘を有利に進めてくれる。バトルでは,敵が接近してきたり,ダメージを受けたりすると安全な場所に移動する。

     「弓使い」は,攻撃の射程が長く,遠くから敵を制圧できるクラスだ。魔法使いと違い範囲攻撃が少なく,代わりに単体へのダメージに優れている。バトルでは,近くの敵を優先的に攻撃し,敵との距離を保ちながら立ち回る。

     「暗殺者」は,単体の敵に甚大なダメージを与え,さらに弱化効果を与えてくれるクラスだ。バトルでは,弓使い型や魔法使い型といった,遠距離攻撃を行う敵を優先的に攻撃する。
     こうしたそれぞれの挙動を考慮して,主人公の能力にあった召喚獣を選び,自分だけのパーティを作りあげていくというわけだ。

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     続いて,本作の基本的な操作やシステムについて紹介していこう。なお,今回はPC環境でテストを行ったので,PC版での説明となることをご容赦いただきたい。バトル中の操作は大きく分けて3つで,通常攻撃,スキルの使用,そして移動(回避)となる。

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     通常攻撃は[C]でターゲットに向けて発射する。スキルは召喚士のものが[1][2][3][R]で使用でき,召喚獣のスキルは[Q]と[E]で使用する。[R]のスキルは,ゲージを消費して強力なスキルが発動できる特殊な「究極技」だ。また,召喚獣は「ソウルリンク」した1体のスキルを使用できるが,その「ソウルリンク」の切り替えは[4][5]で可能だ。つまり,細かな操作を行えば,連れている召喚獣それぞれのスキルを手動操作できる。
     移動は[W/A/S/D]操作に対応しており,左[Shift]で回避スキルを使用し,[Space]でジャンプする。これらの操作キーは,設定から自分がやりやすいように変更も可能だ。
     また,オートバトル機能も付いており,オンにすればスキルや究極技を使用して近くの敵と自動で戦ってくれる。一部ダンジョンでは使えないものの,簡単に攻略できる場所などではオート操作に任せて,強敵だけ自分で倒すといった遊び方もできる。

    バトル中に操作可能な部分は画面に配置されているので,視覚的に分かりやすい
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    一部ダンジョンでは手動操作が必須。腕の見せどころだ
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     フィールドやダンジョン道中の敵とのバトルは,ほぼ正面からの殴り合いになるので,アクション性よりも編成全体の戦闘力が物を言う。対してボスとの戦闘では,攻撃を避けることが重要であり,アクションの重要性が上がってくる。ボスは特徴的なモーションのある攻撃か,発生前に地面が赤く光る攻撃を繰り出してくるので,動きを見てからプレイヤーの操作で回避が可能だ。攻撃の種類によっては回避のタイミングがシビアなこともあり,緊張感のあるバトルが楽しめる。

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     バトルを有利に進めるために注目したいのが,味方と敵の属性相性だ。属性には火,水,風,光,闇の5種類があり,それぞれ有利不利が存在する。また,召喚獣の属性は変更できないが,召喚士は武器を持ち替えることで属性を切り替えられる。重要な戦闘に挑む前や,ダンジョンに潜る際は,敵の属性に合わせて武器を持ち替えるようにしたい。

    ダンジョン前では編成画面とともに出現する敵の情報を確認できる。しっかり属性を合わせていこう
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     本作は育成要素が豊富にあり,召喚士と召喚獣をさまざまな方面から強化していくことで戦闘力が向上していく。召喚士の強化で重要なのが,レベルアップの際に得られるスキルポイントの割り振りだ。レベルはストーリーの進行や敵の討伐で上がっていき,スキルポイントはレベルアップごとに手に入る。スキルポイントを消費することで召喚士のアクティブスキルやパッシブスキルを習得,あるいは強化が可能だ。
     スキルによって,同じオルビアでも,ダメージ型であったり,敵への弱化型であったりと違うビルドが組める。また,アクティブスキルは召喚士が使う属性ごとに違うため,水属性のアクティブスキルだけを最大強化する,といった配分もできる。召喚士ごとに1つの属性に特化してプレイするのも面白いかもしれない。

    スキルポイントはレベルアップで獲得でき,60レベルまでは無償で再配分が可能なため,いろいろ試してみるといいだろう
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    1属性の攻撃だけを強化するパッシブスキルもある。特化育成も楽しそうだ
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     召喚獣の強化にはレベルアップやスキル強化,進化と覚醒がある。どれも素材を使用して召喚獣を強化するもので,このあたりは一般的なRPGといった感じだが,お気に入りの召喚獣を強化していくのはやはり楽しい。とくに,覚醒レベルは5以上になると見た目が変化し,スキルも強化されるので,目に見えて変わる部分だ。

    覚醒では見た目がガッツリ変わることも。育成は大変だが,かなり達成感がある
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     Sky Arenaは戦略的なターン制バトルRPGだったが,本作は戦略性に加えてアクション性も強めており,自分でキャラを操作する楽しさが感じられた。画面上のインタフェースはスマートフォン用のゲームに見えるが,PCにもしっかり最適化されており,操作性はかなり良好だ。
     今回は先行プレイということで,レイドバトルや複数人でのダンジョン攻略などは行えなかった。しかし,ソロでも召喚士のスキル配分や召喚獣の編成によってさまざまな戦略を練る体験は楽しく,マルチプレイはもっと戦略的で面白くなりそうな手ごたえを感じた。チーム編成やスキル振りなどの育成を考えるのが好きな人に,ぜひおすすめしたいタイトルだ。

    クエストの自動進行や,省エネモードといった便利機能もある
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    NPCも結構作り込まれていて,ストーリーの登場キャラも魅力的だ
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    ダンジョン内で宝箱を見つけるなど,ドキドキ感のある楽しみもある
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