プレイレポート
「異夢迷都 果てなき螺旋」デモ版の先行プレイレポートをお届け。色鮮やかなオールド上海風の近未来都市を散策するのも楽しいミステリーRPG
プレイヤーは若き私立探偵,何某(なにがし)を操作して街中で起こる出来事の調査をしながら,新都の闇へと迫っていく。
今回,プレイ範囲が20分程度となるデモ版を遊べたので,先行プレイレポートをお届けしていこう。
自由に散策できる新都のレトロ風デザインは必見!
本作のストーリーは,主人公である私立探偵の何某が新都で「嗟来の食(HANDOUT。読みは『さらいのし』)」というものを調査するところから始まる。
重要なシーンでは3Dモデルを利用したムービーや,コミックのように場面がコマ割りで表示される手法で描かれる。普段は立ち絵とテキストベースで描かれる,日本では馴染み深い形式だ。
何某が「嗟来の食」の貨物が降ろされるという港を調査していると,突如コンテナの中に吸い込まれてしまい,奇妙な空間へと飛ばされる。後に「巣窟」と呼ばれる場所であると判明するその空間で,何某は不気味なモンスターと遭遇。
「凶渦」というモンスターに所持していた銃で応戦するものの一切効き目はなく,何某は絶体絶命の窮地に追い込まれる。
そこで助けてくれたのが,もうひとりの主人公である鍾馗(しょうき)だ。「嗟来の食」を調査する何某,「凶渦」を消し去りたい鍾馗は互いの利害が一致し,行動をともにして新都の謎に迫っていく。
今回プレイできた範囲では,新都での活動・調査パートでは何某,戦闘パートでは鍾馗が活躍するという役割分担がされていた。両名ともクセの強い性格をしているので,ふたりがどのような関係を結んでいくのかも,ストーリーの見どころになりそうだ。
戦闘パートでは,先述のとおり今回は鍾馗のみを操作することができた。チーム全員の体力が共有されるという情報が公式で発表されているため,ストーリー進行に応じて仲間は増えていくのだろう。
システムはコマンド入力式で,RPG好きのプレイヤーであれば,説明抜きでも直感的に遊べるだろう。使用したいスキルコマンドと,攻撃対象を選べば,後はバトルがスタートする。
スキルを使用するためのいわゆるMPは存在せず,一度使ったスキルは2〜3ターン程度のクールタイムが発生。鍾馗の場合は,強力な2回攻撃や全体攻撃のスキルを使えるので,これらを適切なタイミングで繰り出すといった,コマンドバトルならではの戦略が必要になるようだ。
今回は戦闘の機会が3回のみだったが,シンプルなコマンドバトルだという印象を受けた。ただ,「ギア・マトリクス」「デュアル・タレントシステム」といったシステムの存在も発表されているため,ゲームが進めば,より深い戦略も立てられるのだろう。
メニュー画面を見たところ,キャラの攻撃手段(コマンド)には,パーソナルスキルとウェポンスキルのふたつがあることも確認できた。装備変更のシステムもあるため,ウェポンスキルは好きなように切り換えられそうだ。
また,「ギア・マトリクス」の要素と思われる,ギアの調整画面もメニュー画面にて発見。こちらはデモ版では活用する機会がなかったが,どうやらパネルを埋め込んでいくシステムのようだ。
新都での調査パートでは情報を持っていそうな人の心を開く,「心霊突破(マインドハック)」というバトルが展開されることもあった。こちらは通常の戦闘とは違い,カードバトルとなっている。
毎ターン4枚配られるカードを利用して,相手のHPを0にするこのバトル。今回はチュートリアルの一戦だけしか遊べなかったが,カードの組み合わせなどを考えて戦う奥深さが垣間見えた。
ストーリーや戦闘以外で目を引くのは,オールド上海風な新都のビジュアルだ。レトロチックな風景に近未来的な道具が合わさった,独特な都市の見た目が味わい深い。建物の見た目はレトロ風なのに巨大なホログラムがあったりと,新都のデザインにはかなりのこだわりを感じさせる。
探索パートでは新都を自由に散策でき,そこにいるNPCとの会話も楽しめた。また,デモ版では確認できなかったが本作にはサイドクエストの要素もあるようだ。新都を散策してNPCの悩みを解決するといった,やり込み要素にも期待できる。
新都はいくつかのエリアで区切られているが,移動可能な場所の数を見る限り,相当なエリア量が用意されているようだ。デモ版で立ち寄れたのは数か所だけだったが,どのエリアも綿密に作り込まれていたため,完成版をプレイするのが楽しみだ。
戦闘パートで移動する「巣窟」の見た目も不気味で,世界観やビジュアルに強いこだわりを感じさせられた「異夢迷都」。今回はバトルシステムなど簡単な部分しか触れられなかった点も多いため,今後の続報に期待したい。
「異夢迷都 果てなき螺旋」Steam紹介ページ
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Mato Anomalies (C)and published 2022 by Prime Matter a division of Koch Media GmbH, Austria.
Developed by Arrowiz. Mato Anomalies is a registered trademark of Arrowiz Games Inc. and Koch Media GmbH. Koch Media, Prime Matter and its logos are registered trademarks of Koch Media GmbH. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners.
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