プレイレポート
[TGS2023]「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」がプレイアブル出展。ジージェネらしさを盛り込みつつ,手軽に遊べるアプリに
本作は,さまざまなガンダム作品の登場機体やパイロットで自分だけの部隊を編成して戦う,シミュレーションゲーム「SDガンダム ジージェネレーション」(以下,ジージェネ)の最新作だ。スマートフォン向けのジージェネとして発表され,2022年にクローズドβテストも行われたが,その後1年近く情報がなかった。そのため,続報が気になっていたシリーズファンも多いと思うが,そんな本作が今回,タブレットでの試遊が可能となっていたのだ。
今回の体験は,「機動戦士ガンダム」や「機動戦士ガンダム サンダーボルト」「機動戦士ガンダムSEED」など,いくつかの作品から好きなものを選び,序盤のステージをプレイできるものとなっていた。
ここで例えば,機動戦士ガンダムを選んだ場合「ガンダム大地に立つ!!」のステージになるわけだが,本作の1ステージの流れは,アニメのシーンを用いたストーリーパートと,複数の戦闘パートで構成されている。
最初の戦闘パートは,もちろんサイド7に侵入した2機のザクIIとガンダムが登場するが,この時点だとゲストバトルという扱いで,自分の部隊の出撃はナシ。これをクリアするとまたストーリーが挟まって,お次は宇宙でのシャアとの戦闘となる。この戦闘では,自軍の出撃が可能で,「自軍ユニットを撃破されずにクリアする」といった評価条件も用意され,ハイスコアを狙ってクリアしていく遊びになるようだ。
ざっくり流れをまとめると,ストーリー→ゲストバトル→ストーリー→バトル→ストーリーという感じ。
戦闘システムは,ほぼジージェネシリーズそのままである。マス目のマップ上で味方ユニットを移動させて,射程が届く武器を選択して敵を攻撃。撃破できれば「チャンスステップ」が発生して,そのままもう1回行動できるおなじみの仕組みも入っている。
ただ,スマホアプリとしてサクサク遊べるようにしているのか,マップ自体が小さく,すぐに戦闘に入れるようになっていたり,戦闘アニメーションが攻撃側だけ(ダメージを受けるアニメーションがない)でテンポよく進んだり,攻撃が当たらなかったときはそもそもアニメーションが発生しなかったりと,さまざまな点で工夫しているようだ。
筆者はついいつも通り手動で操作してしまったが,オートバトルにも対応している。
会場でのプレイは10分と短いものの,それでも触ってみれば「短時間でジージェネらしさが味わえるスマホアプリ」であることは,すぐに分かると思う。
あとは配信日が気になるところだが,残念だが今のところ情報はない。とはいえ,こうしてプレイアブル出展されたのだし,続報に期待したいところだ。
「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」公式サイト
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