【PR】「水都百景録」は筆絵風のグラフィックスが趣深い，町づくりシミュレーション。舞台となる400年前の江南水都に自分だけの町を作り上げよう

　Littoral Gamesが2022年6月16日に配信を予定している町づくりシミュレーションゲーム「水都百景録〜癒しの物語と町づくり」（iOS / Android）。本作は2020年7月に中国で配信され，大きな話題を呼んだ「江南百景図」の日本語版にあたるタイトルだ。筆絵風のグラフィックスが趣深い作品で，プレイヤーはゆったりと流れる日常の中に，自分だけの町を作り上げていく。


　今回4Gamerは本作の開発版を使用し，ひと足先に遊んでみたので，その概要をお届けしよう。現在はApp StoreとGoogle Playで事前登録が始まっているので，記事を読んで興味を持ったなら登録を済ませておこう。

「水都百景録〜癒しの物語と町づくり」公式Twitter

「水都百景録〜癒しの物語と町づくり」公式サイト

「水都百景録〜癒しの物語と町づくり」ダウンロードページ

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絵巻物の中の水都を復興させながら，自分だけの町を作り上げていく

　本作の舞台は400年前の中国――江南水都。プレイヤーは，自らが巻物に描いた「江南水都百景」の世界に入り込んでしまった文 徴明となり，火事に見舞われた水都の復興を目指すことになる。
　町の復興はあくまでも“目的の1つ”であって，そこに固執する必要はない。自分だけの愛着ある町づくりを楽しみながら，ゆったりとした水の都を満喫することが本作のテーマであり，最大の魅力なのだ。

物語の舞台は絵巻物の中の世界。筆絵風のタッチで明代の江南水都が再現されている

　ゲームの流れは，スタート直後にチュートリアルを交えて体験できるので迷うことはない。もし町づくり系シミュレーションゲームをプレイしたことがあるなら，チュートリアルを見なくても自然に進めていけるくらいだ。
　また，本作の大きな特徴として，一切の戦闘要素がないという点が挙げられる。もちろん，ほかのプレイヤーとオンラインで戦うといったこともなく，自分のペースで平和に楽しめる。

スタート直後のチュートリアルでは，指アイコンで次の行き先をサポートしてくれる。シミュレーションゲームが初めてでも問題なく遊べるだろう

端末の縦画面と横画面が自然に切り替えられるのも地味にありがたい

町づくりに必要な食料，建物，人材を手に入れよう

　町づくり系タイトルの基本となる資源には，野菜，肉，料理，原木，銅貨などがあり，施設を造るときにはそれらを使う。なお，施設には生活，生産，娯楽，装飾といった複数のカテゴリが用意されている。

建造画面では，左下のカテゴリを切り替えると建造できる施設が変わる。またここで，施設の建造に必要な資源も確認できる

食料などは生産を選択後に一定時間経過すると獲得できる。施設のレベルを上げることで収穫量が増えたり，収穫までの時間が短縮される

定期的に銅貨が入手できる民家。なお，民家の空いている部屋には入手したキャラクターを配置でき，さらに民家のレベルを上げると入居できるキャラクターの数が増えていく

　本作はシミュレーションゲームでもあるので，建造や生産などを進めるためには「一般住民」が必要となる。一般住民は民家を建造すると増えていくが，民家を増やすには一定の「繁栄度」が必要で，繁栄度は装飾カテゴリの施設を建造することで増加していく。

　そのほかに「絵画」（いわゆるガチャ）で入手できるキャラクターも存在し，こちらは「特殊住人」と呼ばれる。特殊住人は建造・生産などの作業時に一般住人とは別に割り当てが可能で，能力に応じて建造・生産時間の短縮や獲得数増加などの恩恵が受けられる。中には強力な能力を持つ特殊住人もいるので，効率よく建造・生産をするためにも積極的に作業を割り当てていこう。

　入手済みの特殊住人たちは，巻物（育成アイテム）を使うことでレベルアップできるほか，固有スキル的な能力である「天賦」の強化，さらにアイテムも1つ装備できる。しっかり育成して能力を上昇させていけば，町づくりに大きく貢献してくれるはずだ。

入手したキャラクターは文字通りこの町の「住民」となり，作業を割り当てればしっかり働いてくれる

ステータスや天賦に個性がある特殊住人たち。それぞれの能力をチェックし，育成を進めていこう

ちなみに本作では，一度建造した農地や建物ならいつでも自由に配置変更できる。こちらも地味だが町の景観を作り上げていくうえで，とてもありがたいポイントだ

　本作は条件を満たすことで新たな区画を「探索」できるようになり，探索後に瓦礫の撤去などをすることで，復興可能な区画が増加していく。
　こうしてどんどん町を広く大きく発展させていくと，ついには別の町へ行き，あらたな町づくりができるようになる。各町にはそれぞれ異なった建築物や特産品などが用意されているので，その土地ならではの雰囲気を満喫できるだろう。

別の町にはその土地特有の建造物が用意されている。以前の町とは違ったテーマで町づくりを楽しむのも面白そうだ

　さらに本作には，町づくり以外の遊びとして，さまざまな人物と触れあい，物語を楽しめる冒険モードや，町の施設である宿を利用したイベント，町の中をうろつく悪党を捕まえるちょっとした要素などが用意されている。どのコンテンツも本作独自の遊びに仕上げられているので，町づくりと合わせて楽しんでいこう。

お宿ではお客の要求に応えて料理を作って出せる要素もある

　情緒あふれる筆絵風のビジュアルは目を引くものがあり，一切の戦闘要素がなく，雰囲気もゆったりとしている本作は，のんびりと町づくりを楽しみたい人にはもってこいのタイトルと言えるだろう。
　また，詳細は未発表だが，日本の有名イラストレーターとのコラボが予定されているとのことで，本作のビジュアルとどのようにマッチするか，今からそちらも非常に楽しみだ。

　繰り返しになるが，本作はApp StoreとGoogle Playで事前登録の受付が始まっている。事前登録者数30万人突破で，ゲーム内アイテムの「金の掛け軸」×15とガチャに使える「女媧石」×500がもらえるほか，特典として，天級（SSR）や限定建築物がプレゼントされるので，登録をお忘れなく。

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