攻略
共に銀河の歴史を刻もう。「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」脱初心者ガイド。これさえ読めば立派な提督になれる【PR】
Aimingが2024年10月2日に配信したスマートフォンアプリ「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」(iOS / Android)は,アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」をベースにした戦略シミュレーションゲームだ。
プレイヤーは提督として,銀河帝国軍もしくは自由惑星同盟軍に所属し,勢力の勝利を目指して戦いを繰り広げていく。
ゲームについての詳細はクローズドβテスト版プレイレポートと,会戦を体験してきたメディア対抗会戦のレポートを確認してほしい。
「サービス開始記念ログインボーナス」や「ノイサガフェスキャンペーン」などを実施しているので,今から始めても十分に間に合う。
[プレイレポ]戦略SLG「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」のCBTを体験。仲間達と艦隊を組み,銀河の戦場で“あの”英雄たちと渡り合おう
Aimingは,2024年内に配信を予定している「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」のクローズドβテストを,3月14日〜24日に実施した。作品の目玉でもあるGvG「会戦」も体験できたテストの模様をレポートしていく。
「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」,メディア対抗会戦で優勝してきたレポート。読者プレゼント用の田中芳樹氏サイン入り小説愛蔵版を手に入れた
2024年10月2日にリリースが予定されている戦略SLG「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」。ある日,一通のメールが届いた。内容は「遭遇戦を使ったメディア対抗会戦をしませんか?」というもの。知略を尽くした戦いをしようというお話だ。今回はそんな司令官視点で見た,遭遇戦の体験レポートをお送りしたい。
さて,今回は本作を始める,あるいは始めたばかりの提督たちのために,初心者ガイドを用意してみた。絶賛プレイ中の筆者の知識と経験をまとめた,実用的なものになっている。これを読めば脱初心者間違いなし,今から始めても会戦で活躍できると自信をもってお送りする虎の巻になっているので,ぜひ目を通してほしい。
「銀河英雄伝説 Die Neue Saga」公式サイト
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チュートリアルガチャのススメ
ゲームを始めて,チュートリアルをこなしていくと,何度でも引き直せる「チュートリアルガチャ」を回せる。しかしながら,ゲームの知識が何もない状態では,どの指揮官(キャラクター)を引けばいいのか,分からないだろう。筆者もそうだった。
そこでまずは筆者が厳選したおススメ指揮官を紹介しておこう。
おススメ指揮官
・[アスターテの英雄]ヤン・ウェンリー
おすすめ度☆☆☆☆☆
言わずと知れた同盟軍の英雄ヤン・ウェンリー。レアリティ☆4である[アスターテの英雄]は部隊の中衛で,デバフをばらまくサポーターポジションだ。空戦防御を低下させるスキルを持っており,空戦を主体とする指揮官と相性がいい。
ヤンの本領はパッシブスキル「機関停止空戦防御ダウンIV」である。これは後衛の相手部隊を最初の1ターン行動不能にするというもの。後衛は1ターン目に強力な攻撃をしてくることが多く,それを阻止できるというだけでも大きなアドバンテージを得られる。
・[自由惑星同盟軍総参謀長]ドワイト・グリーンヒル
おすすめ度☆☆☆☆☆
自由惑星同盟軍大将であり,ヤンの副官を務めるフレデリカ・グリーンヒルの父。部隊では前衛を担い,敵の攻撃を一手に引き受けるタンク役となる。
アクティブスキルの「自由惑星同盟の未来のために!」は,自身に耐久力の40%分の「シールド」を付与し,範囲攻撃から味方を「かばう」効果も得られる。対人戦,対NPC戦ともに壁役としては現状トップクラスの性能だ。
・[第六艦隊参謀]ジャン・ロベール・ラップ
おすすめ度☆☆☆☆
自由惑星同盟軍少佐で,ヤンの士官学校時代の同期生。レアリティ☆4の[第六艦隊参謀]は後衛で火力を出す空戦アタッカーだ。
ジャン・ロベール・ラップは火力面で特に秀でているわけではないが,アクティブスキル「無事に故郷に帰ろう!」の性能がほかの後衛指揮官と比べてユニークな性能を持っている。それは,もっとも空戦防御の低い相手戦隊にダメージを与えるというもの。敵後衛を攻撃でき,先に撤退させて火力面で有利に立ちやすくなる。
・[永遠の夜の中で]ラインハルト・フォン・ローエングラム
おすすめ度☆☆☆☆
銀河帝国の話をするうえでの最重要人物で,階級は上級大将。レアリティ☆4の[永遠の夜の中で]は,後衛の砲撃アタッカーである。
アクティブスキル「俺には勝利が見えている」は,高火力の攻撃スキルで,火災状態の敵に追加ダメージを与える。火災はパッシブスキルで相手に付与できるので,1ターン目の火力はかなり高い……のだが,対人戦ではヤン・ウェンリーに封じられがち。後述する[忠誠の人]ジークフリード・キルヒアイスと組ませることで火力を発揮しやすくなる。
・[国防委員長]ウォルター・アイランズ
おすすめ度☆☆☆
レアリティ☆3の[国防委員長]ウォルター・アイランズは,レアリティ☆4ではないため,あえて最初に狙う必要はあまりないのだが,特筆すべき能力を持っているので,紹介しておきたい。
彼の持つパッシブスキル「砲撃防御オーダー<状態異常解除バフ>III」は,自身の砲撃防御をあげつつ,バフを付与した対象に発生している状態異常を1つ解除する,というものだ。そして,アクティブスキル「空戦オーダーIII」はもっとも空戦力の高い味方戦隊の空戦力を56%アップする。
つまり,空戦アタッカーに対する,ヤン・ウェンリーによる1ターン目の行動不能効果を無効化するのだ。現在の環境だと,ほとんどのプレイヤーがヤン・ウェンリーを部隊に投入しているので,メタとして有効な指揮官となっている。
おまけ
・[忠誠の人]ジークフリード・キルヒアイスチュートリアルガチャではなく,プレミアムガチャで登場する☆4のディフェンダー。空戦防御能力が高く,通常攻撃をしてきた敵に対して火災効果を与えるパッシブスキルを持つ。
アクティブスキル「星を見ておいでですか」は,自身の空戦防御を大幅に上げつつ,敵の単体攻撃から味方を「かばう」効果も付与する。ジャン・ロベール・ラップの天敵である。
チュートリアルガチャでは,[アスターテの英雄]ヤン・ウェンリーと[自由惑星同盟軍総参謀長]ドワイト・グリーンヒルに加えて,あと1体レアリティ☆4が出ればかなり運がいい。ついでに[国防委員長]ウォルター・アイランズも手に入ればラッキーくらいの感覚で狙ってみよう。
本作には「CP」という通貨が用意されている。ガチャを回したり,開発を短縮したりといったことに使用できる。用途はいろいろあるのだが,筆者はほぼすべてガチャに使っている。
指揮官の入手方法はログインボーナスやキャンペーンなどでもらえるガチャチケットを使うか,CPを使うかであり,手持ちの指揮官が少ない状況だと,十分な主力部隊を編成できないためだ。
これから追加される指揮官のために,CPやガチャチケットを温存しておくという手もある。
ちなみに,特定の指揮官を入手すると指揮官シナリオとして,本編の幕間エピソードが閲覧できる。キャラクターを深掘りするものだったり,アニメ本編を補完するものだったりするので,ファンは必見だ。
CPは課金でも入手できる。課金で入手したものは「有償CP」となり,☆4の指揮官が確定で得られるガチャなどにも使用できる。リリース記念キャンペーンガチャでは,有償の1000CPで☆4指揮官1体が確実に得られるので,手持ちの☆4指揮官を増やしたい場合は,課金するのもありだ。
序盤の進め方。目指せ脱初心者!
本作は戦略シミュレーションゲームである。内政施設の建設,さまざまな技術研究の開発,そして指揮官の育成,戦力の確保などを同時にやっていく必要がある。基本的にはメイン任務を進めていけば問題なく脱初心者できるはずだが,ゲーム内では迷う要素もあるだろう。
脱初心者の定義は,本記事では「星域ランク2に到達する」としたい。
この項目では,施設と研究の優先順位,艦隊(ギルド)の選び方,部隊の編成と指揮官の育成方法について解説していこう。
施設開発のススメ
戦略シミュレーションゲームにおいて,内政は重要な要素だ。資源の生産力が高まれば,それだけ戦力を用意できるし,技術の研究も進められる。
序盤においてはメイン任務どおりに進めれば,あまり悩むことはないはずだが,それでも優先順位というものは存在する。
というわけで,優先順位順に各施設を紹介していこう。
1.司令部
司令部は生産活動に寄与しない施設だが,各施設のレベル上限は司令部のレベルによって決まるため,もっとも重要な施設となる。とりあえず司令部のレベルを上げておかなければ,生産力も上がらないし,戦力を確保することもできないため,最優先で上げていこう。
2.食料製造プラント
資源の中でもっとも消費量が多い食料を生産する施設。食料が足りなくなる場面は多いため,少しでも確保すべく,優先して開発しておきたい。
3.燃料製造プラント
食料と並んで消費量が多いのが燃料だ。こちらも枯渇気味になるので,優先して開発していきたい。
4.鉱物製造プラント
食料,燃料と比べて鉱物は消費量があまり多くなく,あまりがちになる。とはいえ,資源はどれも必要なので,余裕のある時にあげていこう。
5.ハイネセン像(ルドルフ像)
部隊が戦闘することで減る士気の回復速度を高める施設。普通に考えれば優先度は低い施設なのだが,施設レベルを上げることで,資源が手に入る任務があるため,序盤の物資不足を補ってくれる。ある程度ゲームが進んでいくと,レベルアップに必要な資源よりもらえる資源量が少なくなるので,余裕があれば上げるくらいに優先度は下がる。
6.物資貯蔵庫
各種資源を保管する施設。資源は保管量以上に保管できないため,各種施設の生産量と自分のプレイ時間と相談しつつ,上げていこう。資源があふれてしまうと,非常にもったいないので,余裕を持った保管量を維持しておくといい。
7.技術開発所
技術開発に必要な施設。レベルを上げていくことで開発できる技術も増えていく。技術を開発したいのに,施設レベルが足りないといったことがない程度に上げておけば問題ない。
8.艦艇ドック
戦闘に必要な量産艦艇を保管する施設。序盤に限っていえば優先度はそこまで高くないが,ゲームを進めるほどに優先度は高くなる。会戦における戦闘艦艇,賊軍拠点や要塞を占領するために必要な強襲揚陸艇など,予備で必要になる。指揮官のレベルが上がれば必要艦艇数も増えるため,全滅しても3回出撃できるくらいの予備戦力は保有しておきたい。
9.兵器廠
量産艦艇を製造する施設で,3つある。施設レベルを上げることで,一度に生産できる量産艦艇の数が増える。生産時間が短くなるだとか,必要資源が減るといったことはない。ゲームをプレイしていない時間でも艦艇が作れて便利という施設なので,自分のゲームプレイ時間と相談して上げていけば問題ない。ただし,司令部のレベルアップ条件に含まれているので,1つだけでもレベルは上げておこう。
任務などで手に入る「建設短縮チケット」は,いつ使っても問題ない。できるだけ早く成長したいのであれば,序盤から惜しみなく使っていってもいいだろう。プレイ時間が限られている人は,ログインしたときに短縮チケットを使って建設を完了して,次の建設を行い,建設時間を効率的に管理していくのがおススメだ。
技術研究開発のススメ
本作の技術研究開発は多岐にわたっている。大きく分けて,内政を高めるもの,指揮官の能力を高めるもの,量産艦艇の性能を高めるものだが,その中でも細分化されており,どれをあげていけばいいのか迷いがちだ。
この項目では序盤に優先してあげていくべきものを紹介していこう。
1.内政
星域2を目指すために,内政の研究は最優先で行いたい。より高ランクの星域に進出することで演習艦隊(NPC戦)や賊軍拠点のランクが上がり,指揮官や追憶の経験値をより多く得られるからだ。
星域開放は内政の真ん中のツリーで行える。まずはココを上げていき,資源が足りなかったり,研究施設のレベルアップが追い付かなかったりしたら他を研究する,という形で進めていけばいいだろう。
2.標準-攻撃-,標準-防御-
標準-攻撃-は,量産艦艇である標準戦艦および強襲揚陸艇の攻撃力を上げる研究項目だ。ここで大事なのは強襲揚陸艇の占領値強化ができること。詳しくは後述するが,占領値は星域での賊軍拠点の占領,会戦における重要拠点の占領に必要な攻撃力で,高ければ高いほどいい。
なお,標準戦艦の強化は余裕があればしておくくらいの優先度で問題ない。
3.星域-勇-,-智-,-猛-
星域における勇将,智将,猛将のステータスを強化する研究項目。上げておけば演習艦隊や賊軍拠点を倒しやすくなるので,余裕があれば上げておきたい。とはいえ,指揮官の属性で分かれているので,自分の主力となる指揮官,そして研究時間と効果を相談しつつ上げていくという形になるだろう。
4.会戦-勇-,-智-,-猛-
会戦における勇将,智将,猛将のステータスを強化する研究項目。上げておけば会戦で有利に戦えるので,星域の研究と同様に余裕があれば上げておきたい。基本的な注意点は星域と同じだ。
5.上級艦艇開発(砲艦,宇宙母艦,重装甲艦,巡洋艦)
標準戦艦の上位にあたる,砲撃力の高い砲艦,空戦力の高い宇宙母艦,耐久力と砲撃防御が高い重装甲艦,耐久力と空戦防御が高い巡洋艦を開発する項目である。それぞれの上級艦艇は特化している部分があるが,あらゆるスペックが標準戦艦より高い。
優先度が低いのは序盤で開発できないためだ。また,ひとつの艦種を開発するのに4日以上かかるので,星域3〜4に入るあたりで1つ開放できていればいいだろう。ちなみに生産速度も遅く,生産に必要な資源も多いため,数を揃えるのにそれなりの資源と時間が必要になる。
最初に開発する艦艇は,自分の主力としている指揮官と相談することになるが,現環境だと空戦指揮官が活躍しやすいので,宇宙母艦がおススメだ。ひとつひとつの研究に時間がかかるので,ほかの研究項目とにらめっこしながら進めていこう。
6.駆逐艦
マップ上で圧倒的な速度を誇る駆逐艦の研究項目である。標準戦艦より全体的に性能は低い。機動性が高いので,サポーターに配備して行動順をあげる人もいる。駆逐艦があれば会戦などで戦術の幅が広がるのだが,序盤の優先度はそこまで高くない。
速度を生かして,機雷を敷設したり,強襲揚陸艇を狙ったり,相手をかく乱したりといったことも可能だが,忙しく操作する必要がある。うまく戦術に組み込めれば有効ではあるので,必要に応じて開発しておこう。
全体的に言えることだが,最低限,「即時開発」(研究時間5分以内)で開発できるものはしておきたい。また,開発が長時間かかるものは「技術開発短縮チケット」を使うのもありだ。特に星域開放は指揮官の成長に直結するので,短縮チケットを使って,なるべく早く次の星域に行けるようになっておきたい。
メイン任務とは他に,アチーブメント任務があり,達成することで資源が得られるものがある。資源が不足してきたら,クリアできるものがないかチェックしてみるといいだろう。
また,部隊派遣では,指揮官を4時間派遣することで,プラントの1時間当たりの生産量の2倍の資源が得られる。派遣した指揮官を出撃させられなくなるが,指揮官のレベルに応じて得られる量にボーナスが得られるので,ログアウトする時などは主力を派遣すると得られる資源が増える。
緊急で必要な場合は「部隊派遣短縮チケット」を使って,とりあえず資源を得るのも手だ。
おススメの部隊編成と指揮官育成のススメ
序盤における部隊編成と指揮官育成だが,得られる経験値が限られているため,主力となる部隊編成を決めて,集中的に育成していこう。
部隊編成の基礎
部隊編成で重要なのは☆の数ではなく,前衛,中衛,後衛のバランスとスキルの組み合わせだ。例えば,空戦攻撃力があがるバフは,砲撃を主体とする指揮官には無意味なので,部隊にはレアリティ☆4だとしても入れる意味がない。
逆にレアリティが低くても,[国防委員長]ウォルター・アイランズのように,有用なスキルを持っている指揮官もいる。組み合わせ次第ではレアリティ☆4より活躍することもあるだろう。
ここでは筆者がプレイした中でのおすすめ編成例を紹介しよう。
・編成例1:空戦特化編成(敵後衛狙い)
前衛
[忠誠の人]ジークフリード・キルヒアイス
[同盟軍総参謀長]ドワイト・グリーンヒル
のどちらか
中衛
[アスターテの英雄]ヤン・ウェンリー
[国防委員長]ウォルター・アイランズ
後衛
[銀河帝国の宿将]ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
[第六艦隊参謀]ジャン・ロベール・ラップ
相手艦隊にヤン・ウェンリーがいることを前提とした編成だ。現状では,主人公キャラクターであり,なおかつその性能も高いヤンが艦隊に含まれている可能性が高いため,有効に活用できるだろう。
追憶や旗艦などでジャンの空戦力をもっとも高く調整し,ウォルター・アイランズのバフを付与することで,空戦防御の低い後衛を狙い撃ちする。火力となる指揮官を先に撤退させてしまえば,火力面で大幅に優位に立てる。
ただし,相手がキルヒアイスなどの「単体かばう」能力を持っている場合,後衛への攻撃を防がれてしまうので,注意が必要だ。状況に応じて,メルカッツにバフを付与するように調整してもいいだろう。
NPC戦においてもヤンは活躍する。ウォルター・アイランズのデバフ解除能力は無駄にはなるが,空戦攻撃力を上げるバフがあるため,火力的には問題ない。ほかに育てる余裕が出てきたら,NPC戦は編成を変えるといいだろう。
・編成例2:砲撃特化編成
前衛
[忠誠の人]ジークフリード・キルヒアイス※必須
場合によって
[同盟軍総参謀長]ドワイト・グリーンヒル
中衛
[アスターテの英雄]ヤン・ウェンリー※必須
場合によって
砲撃力バフのある指揮官
後衛
[永遠の夜の中で]ラインハルト・フォン・ローエングラム※必須
場合によって
[艦隊運用の名人]エドウィン・フィッシャー
[囚われの寵姫]アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
メインとなるのはラインハルト,キルヒアイス,ヤンの3人。ラインハルトとキルヒアイスは相性が良く,火力を出しやすい。より火力を出すために,火力バフのある指揮官を入れてもいいだろう。ヤンの空戦防御力低下を生かせないが,1ターン目に敵の後衛が行動できるとかなり不利になるので,入れている。
基本的には砲撃バフの中衛と,フィッシャーを入れた火力編成にしたいが,ディフェンダーを2人と,ヒーラーであるアンネローゼを配置して耐久編成にするのもいいかもしれない。
ラインハルトの説明でも書いたが,敵にヤンがいる場合は,1ターン目に火力を発揮できないので,火力負けする可能性はある。その場合,最大火力を出せるのが4ターン目になるので,長期戦を想定した耐久編成も選択肢に入るだろう。
編成例では書いていないが,うまく使うと強力なシナジーを生む指揮官は,ほかにもたくさんいる。
☆3の[国防委員長]ウォルター・アイランズはその例のひとつだが,☆2の[春空の燕]エヴァンゼリン・ミッターマイヤーは,空戦防御がもっとも高い味方戦隊に「範囲かばう」を付与する能力を持っており,☆4の[忠誠の人]ジークフリード・キルヒアイスを空戦タイプに対して強固な壁役と化すことができる。
また,プレミアムガチャに登場した☆4の[ガイエスブルク派遣部隊総司令官]カール・グスタフ・ケンプは,強力な全体攻撃を持っており,[国防委員長]ウォルター・アイランズの攻撃力バフとデバフ解除,☆4の[名校長]シドニー・シトレの攻撃力バフを組み合わせて,超強力な空戦タイプの全体攻撃特化構成なども現環境では強力だ。
しかし,いかに強力な編成といえど,対抗手段がないわけではない。
例えば☆4ケンプの構成は確かに強力だが,相手が[春空の燕]エヴァンゼリン・ミッターマイヤーと[忠誠の人]ジークフリード・キルヒアイスに,空戦防御バフをさらに上乗せする[最高評議会議長]ヨブ・トリューニヒトを加えると,すべてのダメージをキルヒアイスが受け止め,さらにその高い空戦防御でほとんどダメージを与えられない状況になる。
先日プレミアムガチャに追加された,後衛のデバフを解除する☆4[一個艦隊に勝る智謀]ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフなど,新たな指揮官が登場するたびに,環境が変わっていくので,スキルをよくチェックして組み合わせを考えていくようにしよう。
占領部隊
主力部隊とは別に拠点を占領するための占領部隊も編成しておこう。星域,会戦のどちらでも必要になる部隊だ。
占領部隊に必要なのは指揮官の「占領値」というステータスになる。占領値が高いと占領ダメージが上がり,より早く敵拠点を占領できるし,損耗する強襲揚陸艇の数も減る。
占領部隊には前衛,後衛の概念がないので,占領値が高い指揮官を配置するだけでいい。占領値が高い指揮官は以下に挙げておこう。
- ☆4[ガイエスブルク派遣部隊総司令官]カール・グスタフ・ケンプ※ピックアップ
- ☆3[花崗岩の風格]カール・グスタフ・ケンプ
- ☆3[諜報活動の専門家]バグダッシュ
- ☆2[忠実な腹心]ジークフリード・キルヒアイス
- ☆2[ヒューベリオン艦長]アサドーラ・シャルチアン
- ☆1[頑迷な要塞司令官]トーマ・フォン・シュトックハウゼン
- ☆1[薔薇の騎士の若き戦士]ライナー・ブルームハルト
普通の指揮官は☆4でも占領値は10だが,特化した指揮官は☆1でも50あり,占領値の成長率も高い。占領部隊には上記の指揮官だけ配置するのが好ましい。
指揮官育成について
本作での指揮官の育成は演習部隊を倒すことで得られる「戦闘記録」を使って行う。演習部隊はランクによって強さが異なり,数字が高いほど強く,戦闘記録も多く得られる。また,3種の属性と砲撃,空戦編成の6パターンが用意されており,自部隊との相性を考えて戦うと有利になる。
勇将属性の敵からは勇将属性の指揮官のスキルアップアイテムが得られるといったように,属性によって指揮官のスキルレベルを上げるアイテムが得られる。
演習部隊との戦闘では「RP」を消費する。RPは1時間に1回復するので,あふれさせないようにしよう。「RP回復チケット」を使うことでも回復できるが,ある程度,星域が進んでから使用したほうが,経験値効率がいいので,星域3あたりまで温存しておくことをおススメする。
ランクは星域を進むごとに高くなるため,得られる戦闘記録も多くなり,指揮官を育成しやすくなる。研究開発で星域開放を優先させるのはこのためだ。
指揮官の育成では,まず主力部隊をしっかりと鍛えよう。その中でもディフェンダーの指揮官から育てていくのがおススメだが,レベルが上がると必要経験値も増えるため,部隊全体を平均的に育てた方が効率がいい。ひとまずは今いる星域で損害なく,演習部隊を倒せるようになることを目標にするといい。
また,主力部隊ほどではないが,占領部隊も育てておく必要がある。手持ちの占領指揮官にもよるが,目安としては星域にいる賊軍拠点を一撃で占領できるくらいはほしいところだ。
賊軍拠点と追憶
追憶は指揮官に装着してステータスをアップできる。スキルも付属しており,攻撃力を上げたり,防御力を上げたりといった効果がある。追憶はログインボーナスやキャンペーン,シーズンパス報酬のほか,賊軍拠点を討伐することでも得られる。追憶のレベルアップに必要な「追憶の断片」も賊軍拠点の討伐で入手可能だ。
賊軍拠点はまず戦闘部隊を出撃させ,敵の部隊を撃破した後に,強襲揚陸艇の部隊で占領する必要がある。警告が出るので大丈夫だと思うが,間違っても敵の部隊に強襲揚陸艇をぶつけないようにしよう。戦闘力が低いので壊滅する。
強襲揚陸艇は占領に必要な艦艇数の約3割を必ず損耗する。また,1隻あたりの占領ダメージが高いほど,損耗は抑えられる。気づいたらかなりの数を損耗していることもあるので,強襲揚陸艇は余裕をもって生産しておこう。
賊軍拠点は演習部隊より強めの部隊が防衛している。部隊構成を考えなければ被害が出やすいので注意 |
追憶はレベルを上げていくほど強くなる。ランク3の追憶はステータスの上昇量も高く,指揮官をかなり強化できる |
賊軍拠点は艦隊員が討伐すると,少量だが報酬を得られる。自分がダメージを与えたうえで,自分を含めた艦隊員が討伐すると,より多くの報酬が得られるという仕組みだ。
注意するのは「自艦隊員が討伐しないと報酬は得られない」ということ。他艦隊員が削っている要塞を横から倒してしまうと,報酬が得られず,損害だけ被ることになる。かなり嫌がられる行為なので,注意しよう。
指揮官に装着する追憶は,指揮官の特性に合ったものをつけるといい。後衛の空戦指揮官なら空戦力があがるもの,前衛のディフェンダー指揮官なら耐久力や防御力が上がるものなどだ。追憶スキルは,「シールドを付与する」といったもの以外,同じ効果でも重複する。
追憶は指揮官を限界突破(ガチャで重複した場合などに得られるピースを使って行う)させることで,複数装着できるようになる。追憶を複数装着した指揮官は,☆が少なくても,☆4を上回る戦力になることがあるので,覚えておこう。
対戦SIMと旗艦
対戦SIMは他のプレイヤーと戦うPvPコンテンツだ。自分の部隊と相手の部隊を戦わせ,レートを上げて,ランキング入りを競う。週ごとにレートによって報酬が得られるほか,対戦で勝利すると武勲が10,負けても5得られる。自分の部隊がどのくらい戦えるのかを試せる場所であり,部隊編成を考えるのにも役に立つ。
対戦するにはSPが必要で,検索するごとに1SP消費する。SPは1日の初めに5ポイント得られるほか,CPを300消費して回復することも可能だ。
さて,なぜこの項目に旗艦があるのかというと,旗艦の主な入手策が武勲交換(シーズンパスなどでも得られる)によるものだからである。旗艦をレベルアップする「強化パーツ」も武勲交換で入手可能だ。旗艦のラインナップには劇中でラインハルトの座乗艦であるブリュンヒルトや,ヤン・ウェンリーの座乗艦であるヒューベリオンなどが用意されている。旗艦に合わせてマップ上での見た目も変わるのが嬉しいところだ。
旗艦も追憶とほぼ同様で,指揮官に配備することでステータスを向上できる。追憶よりは全体的に向上するが,旗艦ごとに得意とするステータスやスキルが違うので,指揮官に合ったものを配備したい。
また,旗艦スキルは2ターン目に発動し,直接ダメージを与えるものも多く,適切な指揮官に配備することで戦果がかなり変わる。砲撃が得意な指揮官に,空戦に特化したスキルを持つ旗艦を配備しても宝の持ち腐れになるので,気をつけよう。
いざ会戦へ
本作のメインコンテンツのひとつであり,艦隊同士の戦略と戦術がぶつかり合う対人戦が楽しめる会戦。戦いの結果によって,シナリオが変化するため,どちらが勝つか,勢力同士の熱い戦いが繰り広げられる。
会戦はシーズンを通じて行われ,シーズンは5つのスプリットに分かれている。1スプリットごとに勝敗が判定され,シナリオが進んでいくという仕組みだ。
また,1スプリットは3回(最初のスプリットは2回)の遭遇戦と1回の決戦で構成されている。基本的には毎週水曜日と土曜日の7時にマッチングが行われ,20時から順次開戦していく。
会戦に参加するためには,5名以上在籍している艦隊に所属している必要がある。ちなみに帝国軍と同盟軍で艦隊数に差があるため,状況によっては会戦に参加できないこともある。その場合は,次回会戦時にマッチングされやすくなる。
艦隊は任務を通じて入ることになる。艦隊に入ると会戦に参加できるほか,賊軍拠点を討伐することも可能になる(入っていないと討伐できない)。会戦を思いっきり楽しみたいなら,アクティブメンバーが多い艦隊に所属するといいだろう。
一方で,会戦のマッチングは艦隊の強さを基準に,近い艦隊同士で行われるため,トップクラスの艦隊に加入すると,活躍できるようになるまで時間がかかるかもしれない。艦隊を抜けてもペナルティはないので,まずはほどよい艦隊に所属するといい。自分に合っていると感じたなら,ずっと所属してもいいだろう。
会戦のルール
・会戦はリアルタイムで進行する
・遭遇戦は1艦隊同士,最大で15人対15人の戦い
・決戦は複数艦隊合同での戦いとなる大規模戦
・30分経過または敵または自軍どちらかのすべての基地の陥落で終戦
・遭遇戦,決戦共に,終戦時点で獲得ポイントが多い方が勝利
・ポイントは敵のNPC部隊の撃破,もしくは重要拠点の占領で獲得できる
会戦の基本仕様と注意点
・部隊は自軍基地からのみ出撃できる
・移動経路上,または終着点に敵部隊がいると戦闘に突入
・重要拠点を占領すると,3分の保護時間がある。保護時間が終わると,敵が占領可能になる(ので防衛する必要がある)
・敵基地を占領すると終戦となるが,勝利判定は獲得ポイントで行われるため,必ずしも勝利するわけではない
個人戦術と艦隊戦術
・戦術は艦隊に資源を寄付することで購入できる
・艦隊戦術は司令官および副司令官が購入/使用が可能(会戦マップごとに使用可否や使用回数が決まっている)
・個人戦術の機雷は会戦ごとに1人10個まで使用できる
・機雷はマップ上に設置可能。基本的な仕様は部隊と同じだが,移動経路上にあると敵味方問わず被害を与える
・艦隊戦術の要塞主砲は射程範囲内に存在する部隊を敵味方問わず撃破する
・隠密行軍は,味方艦隊の位置や移動経路を隠せる
さて,「自分はまだまだ弱いので活躍できそうにないし,参加は遠慮しておこう……」と考えているアナタ! そんなことはまったくない!
会戦に参加することで,報酬が得られるし,戦力が揃っていない状況でも活躍できる場面はあるので,ぜひ参加してほしい。
戦力が揃っていなくても活躍できることを具体的に紹介しよう。
・敵NPC部隊を討伐してポイントを稼ぐ
・自陣近くの重要拠点の占領
最前線で戦っているプレイヤーは後方を見ている暇がないので,自軍基地近くの敵NPC部隊の撃破や重要拠点を占領する余裕がない。そのため,後方で活動できるプレイヤーの存在は大変ありがたく感じる。数十ポイント差で負けることもあるので,重要な役割だ。また,スプリットの勝利は勢力の総獲得ポイントで判定されるので,ポイント獲得は勢力全体の勝利につながる。
また,意外と重要なのだが,初心者も熟練者もマップ上での見た目は1部隊としか認識できないので,存在するだけで敵部隊を釘付けにできるかもしれない。敵から見れば熟練プレイヤーが拠点を奪いに来た可能性があるので,防衛を疎かにできなくなるという寸法だ。存在していること自体が戦略上で有利に働くのである。
・強襲揚陸部隊を狙う
強襲揚陸艇は戦闘力が低いため,ある程度,主力が育っていれば撃破できる。強襲揚陸艇がいなければ占領できないため,相手の主力部隊がいくら強かろうが,ポイントを得ることができないというわけだ。
敵も主力部隊を強襲揚陸艇の護衛に回してくるため,決して簡単に撃破できるわけではないが,隙あらば狙ってみる価値はある。
・機雷を敷設して,敵部隊の士気を削ぐ
敵部隊の進路上に機雷を敷設して,士気を削ぐのも有効な戦術だ。士気は低下すると戦闘力が下がっていくので,味方が有利に戦える。士気が最低まで低下した部隊は,どれだけレベルが高くても戦闘力をほとんど発揮できないうえ,士気を回復するためには基地に戻る必要がある。損害を嫌って撤退させるだけでも,戦況は有利になる。
以上のように,初心者でもできることはたくさんある。活躍次第では勝利の決め手になることもあるだろう。会戦では量産艦艇を大量に消費するので,余裕をもって生産しておこう。
長くなってしまったが,ひと通り始めたばかりのプレイヤーに必要な情報は紹介できたはずだ。もし分からないことがあれば,ゲーム内チャットや,公認Discordサーバーで質問すれば,先人たちが答えてくれるだろう。
冒頭でも書いたが,マッチングシステムがあるので,ランカーに蹂躙されるようなことも少なく,今から始めても楽しめるはずだ。本記事が提督たちの道しるべとなることを祈っている。
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(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会 (C)Aiming Inc.
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