プレイレポート
[TGS2022]「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」試遊レポート。新たなやり込み要素「お伽の庭城(メルヒェンガルテン)」とバトルの新システムを確認してきた
今回の試遊(トライアルモード)は,スウィンとナーディアを中心とした「team A」,アニエスとレンがメインとなった「team B」という,用意された2つのパーティのどちらかを選び,ダンジョンでの探索や戦闘を15分間楽しめるというものだ。
「team B」を選択すると,本作のやり込み要素となる「お伽の庭城(メルヒェンガルテン)」を体験できた。お伽の庭城とはそもそもなにか。ゲームの世界におけるお伽の庭城とは,“戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》と導力ネットワークを利用した,ゼムリア大陸初の仮想空間サービス”で,基本どこにいても容易にアクセスできるというものである。
ゲームのシステムとしてのお伽の庭城は,バトルに参加できるメンバーの中から自由にパーティを編成し,エリアを探索しながらキャラクターの強化やアイテム収集ができる,フリーダンジョンのようなやり込みコンテンツだ。複数の区画に分かれており,各区画で指定されるミッション(例えば,〇〇の敵を7体倒せといったような)をクリアすると,次の区画へ進めるようになる。
一定区画を進むと強敵との戦闘が待ち受けており,それに勝利することでレアなアイテムが入手できたり,キャラクター育成に有利となるシステムが強化されたりする。
今回は「水没段丘」というエリアで探索とバトルを体験した。特筆すべきはバトルだろう。前作「英雄伝説 黎の軌跡」に引き続き,フィールド探索の流れでそのまま敵とのアクション性のあるバトルに移行する「フィールドバトル」の展開はスムーズで,そこからシームレスに移行するターン性コマンドバトルもテンポがいい。
フィールドバトル時には,アーツも使えるので,効果的に活用すればフィールド探索も快適に行えそうだ。また,ジャスト回避を成功させると発動可能となる新たなカウンター技「クロスチャージ」もあり,短いプレイ時間ではしっかり確認できなかったが,よりアクション部分の楽しさが増す要素となっていそうだ。
ターン性コマンドバトルの新要素「EXチェイン」も強力だ。特定の条件をそろえて敵をスタン状態にし,それに通常攻撃やクラフトを決めると自動で発動するという技で,仲間の追撃がカットインを入れながらテンポよく発動するところも印象的だ。
プレイ時間的にあまり先の区画へは進めなかったため,強敵とのバトルがあまり発生しなかったが,強敵を相手にするときはいかに「クロスチャージ」と「EXチェイン」を使えるかが,勝敗を分けるものとなりそうだ。やり込み要素もバトルもなかなか満足できるものだったので,気になる人はリリースまで2週間を切った「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」をプレイして確かめてみてほしい。
「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」公式サイト
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