プレイレポート
[TGS2023]桐生さんが癌だと聞いて。「龍が如く8」をさっそく試遊してお見舞いに行ってきた
だからそもそも,「龍が如く8」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)が近々発売(2024年1月26日)される事にビックリしたし,TGS 2023で「龍が如く8」の試遊台が出るなんてことにもビックリ。そして,その「龍が如く8」の発表で一番ショッキングだったのは,「桐生一馬が癌である」そのこと。これは……誰よりも早くお見舞いに行かねばなるまいて。
そうしてTGS2023が開幕した瞬間,セガブースにいの一番で試遊してきました。4Gamerのライターとしてね。セガブースは思った以上に「龍が如く」にスペースが割かれていた印象。試遊台も30台くらいは用意されてたんじゃないかな。
開幕時間の少し前に試遊スペースに行くと,やたらエキサイトした外国人の記者とおぼしき方が張り付きで,開幕時間が来るのを待っていた。その後ろに私も並ぶ。まあ,周りから見れば私もエキサイトしたピンク髪のぽっちゃり中年なんだけども。
ともあれエキサイト外国人記者に次いで2番目に入場。まずは「龍が如く7外伝 名を消した男」の試遊から。ちなみに,いきなり「龍が如く8」の試遊からはできず,「名を消した男」→「龍が如く8」の順番での試遊が基本となる模様。(少なくとも開幕した時点では。TGSの4日間でどうなるかは分からないのであしからず)。
今作を初めて試遊する一般人なんだなと思い若干緊張しながら試遊台の前に立つ私。「名を消した男」のプレイはムービーから始まった。そこで登場したファーストサマーウイカさんの声がしっかりと馴染んでいて,「すごいな浮いてないな」なんてことを思ってるうちにムービーは終わり,桐生さんを動かせる状態に。
試遊での舞台はキャッスルと呼ばれる船の上の巨大施設。ぶっちゃけた話,細かいストーリーは試遊では語られず,本作品のプレイフィールを体験する20分(試遊時間)でした。とはいえ,試遊時間20分ではすべてを体験できないほどのボリュームは用意されていました。
その中で私が選んだのは,カジノとキャバクラ。カジノはまあ今まで通り。さらっと20万円ほど負けたけど。ギャンブルで負けた腹いせに行ったキャバクラは今までの作品とは違っていました。実写になったのですね。こればかりはプレイして試さないと分からないけど,龍が如くのキャバクラのイメージが一新されたとだけは言えると思う。
今までよりもリアルな感覚を提供できてるんじゃないかな。現実にはキャバクラに行ったことなく興味もない私が言うのもアレだけど。少なくとも,実際の人間と対峙してるんだなという感覚はやはり実写の方が強いとは思った。ある意味で今までのシリーズからの進化が感じられる一番分かりやすいポイントかもしれない。
そして,肝となるアクション部分はリアルというよりは,より派手になった印象。ここはゲイムに寄せたんだと思う。爽快なアクションゲイムのいいとこ取り,いやそれ以上の爽快さが感じられました。たぶん,ここはもっと掘り下げれば見えない苦労とかある気もする。が,試遊時間はここで終了。ストーリーが見えず,桐生さんがどういう経緯で名を消したのかの謎は試遊では明らかにはされなかった。ただ,しっかりと「龍が如く」を受け継いだ作品であることは,プレイしてよく分かりましたね。
そして,ついにお待ちかね「龍が如く8」の試遊に。私は桐生さんが癌だと知って一晩,気が気じゃなかったんだよ!で,先にケツ論だけ言うと,桐生さんのお見舞いには行けませんでした。というのも,桐生さんの癌について試遊では描かれなかったのです。面会謝絶ってやつですかね。
その部分ではちょっと消化しきれない部分はあったものの,ゲイムとしての「龍が如く8」は非常に発売が楽しみになる内容でした。まず,舞台がいい。今回の舞台はハワイ。ついに日本を飛び出したんですな。よくよく考えたら,シリーズが重なればいつか来ることではあったんですよ。でも,私的には意外でした。ただね,春日一番のファンキーなキャラクターがそうさせるのか,しっかりと馴染んでます。
語彙力を無視して言えば「龍が如く8」は面白いです。かなり。今回の試遊で私がスゲーと思ったのは,戦闘の基本は前作と同じくRPGなんですよ。位置取りを考えながら,コマンド入力を選んで攻撃する感じで。でも,仲間の桐生一馬のターンで絆技を使う(具体的にはR2ボタン長押し)すると,いきなりアクションゲイム……つまり桐生一馬が主人公だった時の龍が如くシリーズの操作に変わるんです。けっこうナチュラルに。これ,たぶん発明だよ。
アクションゲイムのようなRPGだった前作から,アクションゲイムにもなるRPGに進化を遂げてる。触ってみたらみんなたぶんビビるよ。ここからは勝手な推測だけど,春日一番と桐生一馬の戦闘観を表現してるんじゃないかなあ。桐生一馬の時だけしかこのチェンジができないってことを考えると。試遊では分からない,深い部分でこのシステムも作られてる気がする。
というように,TGS2023の初っ端から「名を消した男 龍が如く7外伝」「龍が如く8」を遊んできましたってお話でした。いや,桐生さんの病状をお伝え出来なくて申し訳ない。でも「龍が如く8」は,試遊の限りではハワイでカラッとした明るい雰囲気だったということを伝えておきます。桐生さん,無理はしないでね。スマイルバーガー食べたら全回復するってことは……ないよね。あと,最後にハワイという舞台がそうさせるのか,食べ物がやたらおいしそうに描かれていたってこともお伝えしときます。
「龍が如く8」公式サイト
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