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[CJ2023]「崩壊:スターレイル」ブースに巨大星穹列車。採点銃などのリアル“奇物”展示や写真投稿企画に人が群がる
こちらは会社のブースではなく,タイトル単独のブース出展だ。
CJ2023の会場,上海の国際展示場・上海新国际博览中心のそこかしこでは,中国を拠点とする有名メーカーが社名を看板にし,今夏の新作や,会社の威信を背負った期待作を多数出展していた。
それらも負けず劣らずのツワモノ作品であるのだが,「崩壊:スターレイル」の名だけで,「崩壊:スターレイル」オンリーでブースを披露するような挑戦をしていたのはHoYoverseだけ。それだけに同作の期待のされ方が分かるし,会社としての力の注ぎようもうかがえた。
そして,その意気込みに応えるかのように,同ブースは人だかりが途切ない。ローンチ前後のキャンペーンで全世界を走り回っていた,巨大なリアル星穹列車を見た通行人たちも思わず足を止めていく。
なお,ゲームはプレイアブルで出展されていたが,思わず期待したくなるような新情報の類いはなにもなかった。
周辺のブーススタッフにも「なぜ?」と尋ねてみたところ,今回の出展ではタイトルの魅力をブース全体でアピールしつつ,まだ本作を知らない人たちに向けて届けたかったとのこと。
既存プレイヤーには少々物足りない出展内容であっただろうが,これもまた,一定の人気作としての地位を確立したからといって忘れてはいけない,サービスする側としての大切なやり方なのだろう。
といっても,夏の写真投稿キャンペーンの看板前にはファンらしき人たちが群がっていた。さらにブース裏側には「採点銃」など,世にも珍しい収集物とされる“奇物”のリアル展示も行われていた。
目新しい新要素はなくとも,たくさんの人たちを引きつけるプレイアブルと,その長蛇の列。みなそこに並ぶかたわら,ブース全周でスマートフォンのカメラのレンズを展示物に向けていた。
現代RPGの基準と言われても不思議はない「原神」(PC / PS5 / PS4 / Android / iOS)をはじめ,「崩壊:スターレイル」の日本での人気は,分かりやすく膨れあがっている。しかし,これらを送り出すHoYoverseの地元,中国での人気も計り知れないことが,現地の熱量を目の当たりにしてよく分かった。
ブース前で見かけた3人のコスプレイヤーが,同じ男性主人公の姿で肩を並べて語らっていた様子なども,今思い返すと小気味よい。
CJ2023での出展は,新キャラクターなどの新要素こそ発表されなかったが,今回は星穹列車に新たなメンバーが乗車したということで。
以降のファンサービスは,次の機会に期待するとしよう。
なお,7月19日に実装された“仙舟・羅浮編のクライマックス”をまだ体験していない人は,それまでにぜひ遊んでみてほしい。
世界中の人たちが,このゲームのなににそこまで引きつけられているかが,己の身をもって納得できることだろう。
※以下の特集記事は,新規ストーリーのネタバレも含みます
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HoYoverseのスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」では,7月19日に大型アップデートVer.1.2「仙骸に果て有り」を実施し,メインストーリーの新章が開幕した。本稿では,新たな開拓クエストの見どころをお伝えすると共に,追加されたコンテンツを紹介していこう。
「崩壊:スターレイル」公式サイト
「崩壊:スターレイル」ダウンロードページ
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