プレイレポート
本日配信の「アクトレイザー・ルネサンス」インプレッション。スーパーファミコン初期の名作が30年の時を経て現代に蘇る
本作は,1990年にエニックス(当時)から発売されたスーパーファミコン(SFC)用ソフト「アクトレイザー」を“再生”(ルネサンス)させたもの。グラフィックスが刷新されたほか,SFC版にはないステージやボスが登場する。
新たなシナリオも用意され,楽曲はSFC版とアレンジ版の2種類を収録。原曲にもアレンジ版にも,完全新曲が15曲追加されている。
そんな本作の冒頭部分を実際にプレイできたので,インプレッションを交えてその概要をお伝えしよう。
本作は,神となったプレイヤーが天と地,そして人を創造し,悪と戦いながら人類の繁栄を目指すゲームだ。原作同様,「アクションパート」と「クリエイションパート」をプレイしてマップ上の各地域を解放・発展させていく。
アクションパートは,戦士の石像に宿った神を操作するステージ制の横スクロールアクションとなっている。グラフィックスがSFC版より鮮やかかつ滑らかになっており,また剣を使うアクションにも「バックステップ」(回避モーション)や斬り上げ,斬り落としといったバリエーションが追加され,プレイの幅を広げている。
さらに,SFC版にはない新たな魔法や「魔物の巣封印ステージ」,第7の地域「アルカレオネ」と真のラスボスが追加された。
クリエイションパートは,アクションパートで解放した地域に街を作り,人類の繁栄を目指す天地創造シミュレーションとなっている。プレイヤーは神として,街の発展を阻害する沼地や岩などの障害物を,雷や地震といった「奇跡」を使って取り除いたり,どの方向に街を発展させれば良いか導いたりしていく。
本作では街の発展段階が追加され,より深く,長く天地創造を楽しめるようになった。 また,新要素として,神と住人が協力して迫り来る敵から街を防衛するRTSパート「魔群の侵攻」も発生するようになり,原作を補完する多数の新エピソードや,街作りを存分に楽しめる広大な新マップも実装されている。
音楽は記事冒頭にも記したとおり,SFC版の原曲である「クラシック音源」と,それらの作曲を手がけた古代祐三氏によるアレンジ版「リメイク音源」の2種類を収録しており,任意に切り替えられる。またいずれの音源にも完全新曲が15曲追加された。
加えて,それらの楽曲だけを楽しめる「ミュージックモード」も実装されている。
ゲームを始めてみると,アクションパートとクリエイションパートのいずれも,原作から刷新された現代的なグラフィックスが目を惹く。
その一方で,アクションパートは2D横スクロールアクションのお手本のような仕上がり。「昔,こういうゲーム良くやったなー」と懐かしさを覚えるような手触りで,グラフィックスとのギャップが筆者には新鮮に感じられた。いい意味で,今どきのインディーズゲームっぽい印象だ。
クリエイションパートは,新要素の魔群の侵攻以外の部分もRTS風だが,ゲームの序盤ということもあってか,忙しすぎることはなく,神の視点を楽しめた。当の魔群の侵攻も,足止め用の防衛柵を立てたり,重要ポイントに味方ユニットを派遣したりと一歩引いたところからのサポートが中心で,人間の活躍を見守ることとなる。
また,人間から助けを求められたり感謝されたりする演出が随所にあり,そのたびに「神になるとはこういうことか」と感じられた。
そしてやはり,「アクトレイザー」と言えば音楽も重要な要素である。古代氏がアレンジを手がけたリメイク音源はもちろん素晴らしいのだが,こうして改めて聴き比べると,原曲の完成度に驚かされる。
PC,コンシューマ機,スマートフォンとさまざまなプラットフォームでプレイできる「アクトレイザー・ルネサンス」。原作を知る人も,今回初めて知った人も,ぜひチェックしてみてほしい。
30 年の時を超え、“神”が帰ってきた。
『アクトレイザー・ルネサンス』 発売
株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐)は、2021年9月24日(金)、『アクトレイザー・ルネサンス』を Nintendo Switch/PlayStation 4/Steam/iOS/Android の5プラットフォーム向けに、ダウンロード専売にて発売いたしました。
<アクトレイザー・ルネサンス 公式サイト>
https://www.jp.square-enix.com/actraiser_r
<アクトレイザー・ルネサンス 作品PV>
https://youtu.be/JyHrxsDsofQ
◆各ストアページ
Nintendo Switch
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000041660.html
PlayStation 4
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0082-CUSA25033_00-ACTPS4APPJPN0001/
Steam
https://store.steampowered.com/app/1393370/Actraiser_Renaissance/
App Store
https://apps.apple.com/jp/app/actraiser-renaissance/id1532193171
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.square_enix.android_googleplay.ActraiserR
◆製品価格
Nintendo Switch/PlayStation 4/Steam 3,520 円 [税込]
App Store/Google Play 2,440 円 [税込]
※各プラットフォームでの準備が整い次第、購入可能になります。
※ストアにより、購入可能になるタイミングが異なる場合がございます。
■アクトレイザー・ルネサンスとは
『アクトレイザー・ルネサンス』は、1990 年にスーパーファミコン向けに発売された『アクトレイザー』をベースに”再生(ルネサンス)”したもので、グラフィックを刷新したほか、原作にはないステージや新しい物語・ボスといった追加要素も盛り込んでいます。
また、もともとスーパーファミコン版の楽曲を手掛けた古代祐三氏による原曲の全曲アレンジに加え、完全新規楽曲を15 曲追加しています。
<アクションパート>
横スクロールのアクションパート。グラフィックは現代の技術によってより鮮やかに滑らかに表現。
スーパーファミコン版にはなかった新たな”魔法”やステージ、ボスなどが追加。回避モーションや切り上げ、切り落としといったアクションも増えています。アクションパート攻略後、男女一対の人間が生み出され、そこから都市の発展(クリエイションパート)が始まります。
<クリエイションパート>
街を育成して人類の繁栄を目指すシミュレーションパート。沼地や岩塊といった都市の発展を阻む障害を、雷や地震などの”奇跡”を使って取り除くと人々がより繁栄しやすくなる。敵の侵略から神と人が協力して都市を守るという、スーパーファミコン版にはなかったリアルタイムストラテジー要素が加わっています。
<音楽>
スーパーファミコン版の原曲を手掛けた古代祐三氏が本作にも参画。原曲をフルアレンジしているうえ、新たな15 曲も収録しています。スーパーファミコン版のオリジナル音源も実装していて、オリジナル音源とアレンジ音源を切り替えてゲームをプレイすることが可能です。さらに、楽曲だけを楽しむことができる“ミュージックモード”も搭載しています。
<早期購入特典>
Nintendo Switch / Steam
・オリジナル壁紙
・新曲2 曲を含むBGM5 曲のMP3 音源データ
PlayStation 4
・BGM 付きオリジナルテーマ
・新曲2 曲を含むBGM5 曲のMP3 音源データ(サウンドトラック形式)
BGM5曲の内容は下記のとおりです。
・フィルモア
・捧げもの
・世界樹
・湖畔の街
・アルカレオネ
特典受け取り期間
2021/11/2(火) 00:59AM まで
※特典配布期間、終了日時は予告なく変更される場合がございます
「アクトレイザー・ルネサンス」公式サイト
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