［TGS 2021］「Marvel's Guardians of the Galaxy」ではスター・ロードになりきって冒険を楽しめる！　公式生放送情報まとめ

　スクウェア・エニックスは東京ゲームショウ2021の3日目（2021年10月2日），10月26日に発売を予定している新作アクションアドベンチャー「Marvel’s Guardians of the Galaxy」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One / Switch）のプレゼンテーション番組を配信した。


　同社代表取締役社長の松田洋祐氏とローカライズプロデューサーの山本大輔氏，ローカライズディレクターのローズ 賢氏が出演し，本作の最新情報やプレゼンテーションを行った番組の模様をまとめてお届けする。

松田洋祐氏

山本大輔氏（左），ローズ 賢氏（右）

　番組は本作の概要を紹介する「教えて！『Marvel’s Guardians of the Galaxy』」コーナーからスタートした。本作はマーベルエンターテイメントの協力のもと，Eidos Montrealが開発を手がけたシングル専用・3人称視点のアクションアドベンチャーゲーム。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の完全新規のオリジナルストーリーが楽しめるという。


　本作の主人公は，銀河一のデコボコチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の自称リーダーであるスター・ロード。チームメンバーのガモーラ，ドラックス，ロケット，グルートと共に銀河を冒険することとなる。お気に入りのキャラクターを聞かれると松田氏は武装したアライグマのロケットと回答，また山本氏とローズ氏はドラックスを挙げ，英雄であり殺人鬼でもある二面性に加え，家庭を持つお父さんキャラということで深みが出ていると理由を述べていた。


　また，本作には1980年代を代表する名曲の数々が収録されているとのことで，曲にノリながら冒険を楽しめるという。発表トレイラーで流れていた「Holding Out for a Hero」（日本ではドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌で知られる）ももちろん収録されているとのことだ。


　続いて番組は本作の最新情報コーナーに。ここでは先日公開されたばかりの日本語吹き替えトレイラーを紹介しつつ，映像に登場するキャラクターなどの解説が行われた。

物語で暗躍するレイカーは謎の組織「真実の宇宙教会」を率いる教主。信仰の力をエネルギーに変換する技術を持っているという

レディ・ヘルベンダーは怪物と心を通わせることができる女戦士。裏世界では名の知れた人物で，辺境の惑星でモンスターを手懐け，軍団を組織している

人語を解する宇宙犬のコスモ。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の本拠地であるノーウェアの警備主任を務めている

　同コーナーでは，日本語版のインゲームシーンも公開され，スター・ロードが仲間と会話をするシーンや，仲間に指示を出しつつ戦闘を行うアクションが紹介された。
　戦闘中は常にいろいろなキャラがしゃべっていることもあり，ローカライズが大変だったという。このにぎやかさが本作の見どころの1つでもあり，キャラごとの掛け合いをぜひ楽しんでほしいと話していた。


　続いては，ローカライズ担当が松田氏に本作をプレゼンするコーナーへ。こちらは松田氏がプレゼンに満足し合格判定を出せば，ユーザー1名にPlayStation 5をがプレゼントされるという趣旨で行われた。


　プレゼンのメインはローズ氏が担当し，3つのポイントに分けて本作を紹介した。1つめのポイントは「バトル」について。本作でガーディアンズは立ちふさがるさまざまな敵と戦いながら旅をすることになるが，バトルの中で重要になるのがチームワークだという。


　ガーディアンズは無敵の超人集団ではなく，5人それぞれに強みと弱みがあり，お互いに協力して戦うことでチームの真価が発揮される。プレイヤーはスター・ロードを操作し，仲間に指示を出しながら戦うのだが，それぞれの役割を生かし，うまくチームワークを発揮できたとき，ほかのゲームでは味わえない本作ならではの爽快感を体験できるそうだ。

スター・ロードの武器は4つの属性攻撃が可能なエレメントブラスター。凍らせたり，引き寄せたりできる。ジェットブーツで飛行しつつ，戦うことも可能だ

ガモーラは敵1体に大ダメージを与えられるほか，機動力もあるので離れた敵をすばやく撃破できる。固い敵は苦手なのでドラックスに頼りたい

グルートはガモーラとは逆に多数の敵を一度に相手にすることを得意とする。味方の回復や敵の動きを止められるサポートタイプのキャラクターでもある

ロケットはガジェットを使って戦う。爆弾で吹き飛ばしたり，一か所に集めたり，防御力を下げたりといった多彩な攻撃を仕掛けられる。防御力は低いので，グルートと協力して戦いたい

ドラックスはチームの切り込み隊長。守りが固い敵の防御を崩し，チームに攻撃のチャンスを生み出す

　2つめのポイントは「ソーシャル」要素。プレイヤーはスター・ロードになり，ガーディアンズと冒険をすることになるが，冒険の中で仲間達とする会話は一方通行のものでなく，生きたやりとりを楽しめるという。また，ムービーシーンでもプレイヤーが会話の展開を選択するシーンがあるのだが，選択肢によってその後の展開も変化する場合があるとのこと。こういったソーシャル要素も仲間達との絆に深みを与えてくれているそうだ。

番組では，レディ・ヘルベンダーにグルートを怪物と偽って売りつけようとするシーンが紹介された。スター・ロードとドラックスのいずれかで交渉するかを選択できるが，結果としてはドラックスのに任せたほうがいい結果が得られるようだ

　3つめのポイントは「スター・ロードになる」体験を提供しているということ。本作でプレイヤーはガーディアンズの一員であるスター・ロードになり，銀河一のデコボコチームをまとめあげるのがどれだけ大変かを体験できるという。これまでガーディアンズの活躍を見て楽しめるコンテンツはたくさんあったが，この要素については本作が唯一無二であり，最大の推しポイントでもあると語っていた。


　ローズ氏は以上3つのポイントをまとめ，「アクションあり，笑いあり，思わぬ感動もある本作，今回のプレゼンを聞いて興味を持ってくれた人はぜひ遊んでほしい」とし，プレゼンを終えた。
　なお，この熱の入ったプレゼンに対し，松田氏は合格判定を出し，無事ユーザーへのPlayStation 5プレゼントが決定した。キャンペーンの詳細は後日「SQEX EXTREME EDGES公式Twitterアカウント」から発信されるとのことでなの，期待して待っていよう。

「Marvel’s Guardians of the Galaxy」公式サイト

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