紹介記事
学習型AIと会社員の奇妙なストーリー。スマホ向けパズルゲーム「忘れんぼうAI」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2513回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の連載「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマートフォン向けパズルゲーム「忘れんぼうAI」(iOS / Android)を紹介しよう。
本作は一筆書きタイプの問題を解きつつストーリーを進めていくパズルゲームだ。
主人公は会社勤めの男性。とある日,主人公は上司の命令により,学習型のAIを育て始めるところから物語の幕が上がる。
主人公の仕事は,盤面のブロックを拾うパズル問題だ。1つのブロックをタップしたら,直線上にあるブロックを次々にたどり,すべてのブロックを拾えたらクリアという仕組みになっている。
ある程度問題を解くとストーリーが進行。AIはさらに新たなパターンを学習するため,主人公へ難度の高い問題を出してくるようになる。
主人公は,AIに難しい仕事を提示されることに違和感を覚えつつも,課された問題をこなしていく。
もし正解が分からないという場合にはヒントが使えるほか,動画広告を見れば問題のスキップも可能だ。
パズルによほど苦戦しなければ,物語はだいたい1時間ほどで完結する。主人公とAIはどんな結末を迎えるのか見届けてほしい。
ただ問題を解くだけでなく,シナリオを楽しみながらパズルに挑戦できる一作。短編小説を読みながら頭の体操をしてみたい人にオススメの作品だ。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーとして,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と鎬を削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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(C)2021 Hidehiro Nakamura
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