イベント
廃業寸前の幽霊ホテルを捜査せよ! 「バディミッション BOND」のリアルイベントをレポート
出演者は,メインキャラクターであるチーム「BOND」のメンバーを演じる木村良平さん(ルーク役),近藤 隆さん(アーロン役),森川智之さん(モクマ役),浪川大輔さん(チェズレイ役)のほか,トークコーナーでMCも担当した島田愛野さん,本作のテーマソングを歌唱するアーティストのCeleina Ann(セレイナ・アン)さん。
イベントでは,ゲーム本編を手がけるシナリオライターが書き下ろした,完全新作のオリジナルミッションの朗読とライブが楽しめました。さらに,昼の部ではルークとアーロン,夜の部ではモクマとチェズレイのバディにフィーチャーしており,昼夜で異なる展開のストーリーが繰り広げられます! 本稿ではルーク&アーロンに焦点が当たった昼の部の模様をお届けします。
前編はホテルスタッフに扮装して調査を開始!
今回のチーム「BOND」は,現在幽霊騒動のせいで廃業しかけていると噂の五つ星ホテルへ向かいます。道中のドライブでは,運転するルークを助手席のチェズレイが甲斐甲斐しくサポートしたり,渋滞にイラつくアーロンをモクマが力づくでなだめたりと賑やかな4人の会話にワクワクしてきます♪
いったい,ホテルで何が起きているのか……。今後の展開を期待していると,セレイナさんが歌うオープニング曲「I SHI KU RE」が流れ始めます。英語と日本語の歌詞が混じるオシャレな歌声が会場を包み,新たな4人のミッションがスタートです!
ホテルに到着後,支配人と出会った4人は,ホテル内4か所で起きている怪異と,怪異の捜査責任者だった副支配人までもが行方不明になっていることを聞き,さっそく調査へ。ホテルマンの衣装に着替え,ゲームでもお馴染みのルークの「捜査開始だ!」の号令がかけられます!
ゲームの捜査パートはバディを組んで行っていましたが,今回はお客さんの接客もあるため,基本的には個々で行うことに。しかし,行く先々で仲間たちが鉢合わせすることもあります。
例えば,誰も演奏していないのにメロディーを奏でるピアノがあるレストランでは,アーロンとチェズレイがばったり! お互いに相手をいけ好かないと思っているアーロン&チェズレイのペアは,嫌がらせの応酬を繰り広げながらも,きっちり怪異の調査を進め,2人の優秀さが表れていました。
一方,血に染まると噂のトイレではルークとモクマが遭遇し,「ルークだ」「モクマさんだ!」と花が飛んでいそうなほのぼのとした会話が行われます。
ゲームではプレイヤーの任意で好みのバディを選択できるところもポイントだった本作。今回のイベントでも複数のバディの掛け合いが楽しめたのはうれしいところです♪
4人が着々と情報収集するなか,慌てた様子でルークたちを呼び出す支配人のシーンで,前編ストーリーは終了へ。イベントはMCの島田さんによるグッズ紹介を経たのち,トークコーナーへ移ります。
Celeina Annさん |
島田愛野さん |
キャラの答えを推理する「バディマジェ」クイズ!
トークコーナーでは,4つの選択肢からキャスト陣が自身の演じるキャラクターが選びそうな選択肢を推理する「『バディマジェ』クイズ」がスタート。
1問目のお題は「チェックインをして部屋に入った後,最初にすることは?」で,選択肢は(1)ドアスコープをふさぐ,(2)ベッドメイクを崩す,(3)窓からの景色を眺める,(4)プールへ行く準備をする,の4つです。
キャスト陣の答えは木村さんが(1),それ以外のメンバーは全員(3)を選択! 危機管理能力の高いキャラクターばかりのためか,近藤さん,森川さん,浪川さんからは逃走経路や襲撃ポイントなどをチェックしそうという推理が繰り広げられます。
2問目のお題は「ホテルを選ぶ時に欠かせないポイントは何?」で,選択肢は(1)部屋が南向き,(2)コンビニが近い,(3)アメニティがたくさんある,(4)見晴らしがいい,の4つ。先ほどよりも現実的かつ気軽な選択肢にキャラクターたちの行動が読めず,キャスト陣の推理も難しくなってきます。
そんななかキャスト陣の答えは,(1)が森川さん,(2)が木村さん,(3)が浪川さん,(4)が近藤さんとバラバラに! 果たして正解したのは……?
トークでもバランスにいい絆を見せてくれるチーム「BOND」でした。
木村良平さん |
近藤 隆さん |
森川智之さん |
浪川大輔さん |
犯人を追い詰める後編ストーリー!
トークコーナー終了後は,物語の後編へ。支配人室に書かれた「副支配人を呪い殺した。明日は歌姫と客が生贄だ」という幽霊からの警告を見たチーム「BOND」は,明朝までに解決することを宣言します。
各々が手に入れた情報をすり合わせた結果,「起こっている怪奇は人為的なものである」と結論。ここからは誰が犯人かを当てる“シンキングタイム”が始まります。ステージ画面にはゲームと同じように質問と選択肢が表示され,正解だと思う選択肢をルークが撃ち抜いていくのですが,ここでは木村さんが銃を撃つポーズを再現。「ざっとこんなもんだぜ!」と大げさに銃口を吹くルークに,ツッコミやフォローを入れる仲間たちの様子がかわいらしいです♪
事件が無事に解決したエンディングでは,ショーのためにやってきたスイも(イベント会場のスクリーンに)登場! ゲーム本編でスイのバックダンサーを務めたこともある4人が再びステージに上がることになります。
そんなストーリーとリンクするように,ステージにはセレイナさんが上がり,その後ろにはペンライトを持ったキャスト4人が並びます。歌ったのは「Bond Again」。歌のなかには「Let's bond again」と繰り返すコール&レスポンスシーンもあり,会場全体で盛り上げながらクライマックスを迎えました。
エンディングでは,セレイナさんの歌のおかげでイベントの格が上がると喜ぶ浪川さん,世界観に没入できるドラマがメインで演じていて気持ちがいいと話す森川さん,クイズの問題は初見だったのに,横並びの結果で「BOND」の絆を見せられたと満足そうな近藤さん,ゲーム発売後も毎年イベントをやっているので,定期的にやらないと落ち着かないと笑いを誘った木村さんなど,一人ひとりからコメントが送られました。
それが終了すると,昼の部ではルークとアーロンによるエピローグドラマが始まります。
事件が解決し,再び各々の生活へと戻っていくチーム「BOND」。ここではお互いにほのかな想いを抱いているルークが,スイにクリスマスプレゼントを渡していたことが判明します!
ただし,ラインナップは激甘スイーツの盛り合わせ,大統領の写真入りペナント,国内限定ニンジャジャンのフィギュアなど,スイの心には刺さっているものの色気のないプレゼントばかり。「セリフとブツが釣り合ってねえだろ」とつぶやくアーロンでした。
そして,空から雪が降ってくるなか,「死んでもバディミッションだ」と言うルークに,「考えといてやるよ」と返し,しっとりした雰囲気のなかでドラマは幕を閉じ,ルークとアーロンの関係を描いた楽曲「Shared Light」でイベントは終了となりました。
本イベントのStreaming+(イープラス)は,12月3日(〜21:00)まで販売中。チケットは7800円のプレミアム視聴券(イベント記念グッズ付き)と4800円の視聴券から選択可能です。チーム「BOND」のメンバーたちに会いたい人はぜひチェックを!
また,プレミアム視聴券はイベント終了後に行われる座談会トーク特別配信も観覧可能に! キャスト陣のトークも余すところなく楽しみたい人はこちらがおすすめです。
チケットの販売はこちら
さらに,2024年3月に本イベントのライブビデオ発売も決定しています。豪華版には本イベントのシナリオなどを掲載したアフターパンフレットや,今回のストーリーの後日談を収録したアフターボイスカードが付属するので,続報をお楽しみに!
撮影/大山雅夫
「バディミッション BOND」公式サイト
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