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「バディミッション BOND 大抗争! ミカグラカップ」夜の部レポート。座談会トークが見られるプレミアム視聴券は10月2日まで販売中
本作初の有観客&ライブ配信形式で行われたこのイベントでは,ゲーム未収録の幻のミッションを完全ドラマ化し,ゲームライターが書き下ろした朗読劇が楽しめた。チーム「BOND」の4人に加えて,速水 奨さんと堀内賢雄さんが演じるオリジナルキャラも登場し,熱いドラマが展開した本イベントの模様をレポートしていく。
■キャスト(敬称略)
木村良平(ルーク役)
近藤 隆(アーロン役)
森川智之(モクマ役)
浪川大輔(チェズレイ役)
速水 奨(望月 満役)
堀内賢雄(プレーヌ・リュンヌ役)
■声の出演
田中敦子(ナデシコ役) ほか
「バディミッション BOND 大抗争! ミカグラカップ」公式サイト
サッカー・ミカグラカップの裏で起きた幻の事件
本編のエンディングから約2年後,巷が4年に1度の世界サッカーカップで盛り上がるなか,ルーク(木村良平さん)は相変わらず仕事に追われていた。
そんなルークのもとに,危険な焼き菓子アップルパイ・ボム(爆弾)が届いたことで,彼がミカグラ島・スポーツ街で起きた大事件を回想する形で物語がスタートする。
ある日,表向きはショーマンとして活動しているルークたちのところに,和菓子チェーンの社長・望月 満(速水 奨さん)が訪ねてくる。彼はスポーツ街を仕切っているマフィアのドンであり,自身がオーナーを務めるチームが出場するサッカー・ミカグラカップ決勝のハーフタイムショーで,チームBONDにパフォーマンスをしてほしいと言う。
突然の依頼にタジタジになるルークに,1分以内に雇用主と話をつけろという望月だが,通常よりも速いペースでカウントが進み……。これは速水さんのアドリブで,生の朗読劇だからこそのキャスト陣の阿吽の呼吸で変化していく芝居の面白さを改めて実感した。
この事件の報復にリュンヌサイドは,スタジアム内にアップルパイ・ボムを仕掛け,さらに「ミカグラカップ決勝で悪夢を起こす」と予告して……。
ルークたちは大会を楽しみにしている観客たちを守るために,事件の解決に挑むことになった。事件を調べるなかでチームBONDのメンバーは,実は兄弟である望月とリュンヌがサッカーにまつわる絆で結ばれていること,そして2人の対立には何か裏があることを掴むのだった。
また夜の部では,ルークとアーロンのコンビにスポットライトが当たって,望月兄弟の絆を結びつけるドラマチックな物語が展開した。昼の部ではモクマ,チェズレイがメインとなり,望月兄弟も異なる運命をたどっているので,2公演両方のエピソードを見るのがオススメだ。
チームBONDが兄弟にしたい仲間は?
朗読劇の合間には,速水さんと堀内さんを司会にバラエティコーナー「BONDクイズ!2022」が行われた。これは木村さんと近藤さんのチームライト,森川さんと浪川さんのチームダークに分かれ,問題に対して自分が演じるキャラクターがなんと答えるか推理するものだ。
クイズの内容は事前に「バディミッション BOND」公式Twitterで行われたアンケートで選ばれ,夜の部では「チームBONDのうち,兄弟にするなら誰を選ぶ?」という問題が出題された。個性豊かなメンバー揃いだが,キャスト陣の回答はルークに集中,ルークを演じる木村さんはつながりの強いアーロンを選んでいて,納得してしまった。
正解はルークがチェズレイ,アーロンがモクマ,モクマがルーク,チェズレイがアーロンというちょっと意外な結果だったのだが,公式Twitterで奥深い理由が公開されているのでチェックしてほしい。
どっぷり朗読劇に浸れた本イベントだが,終了後には来場者と配信のプレミアム視聴券購入者を対象にしたキャスト陣のアフタートーク座談会も行われた。チームBONDメンバーを演じる楽しさや,ゲストである速水さんと堀内さんの絆など,また朗読劇を見直したくなる素晴らしいお話ばかりだった。
本イベントは2022年10月2日23:59までアーカイブ配信されており,座談会が見られるイベント記念グッズつきプレミアム視聴券(7800円)と本編が楽しめる視聴券(4800円)の2種類のチケットが10月2日21:00まで販売中だ。
また,朗読劇あり,楽しいバラエティ企画ありだった本イベントのライブビデオは,2023年2月に発売予定となっている。今年の2月に開催された「バディミッション BOND METEOLIVE」とのセット版も同時発売されるので,チームBONDとの思い出と音楽を自宅で何度も楽しもう。
「バディミッション BOND 大抗争! ミカグラカップ」公式サイト
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